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日本の安全保障は14世紀でも対応できないレベル

14世紀までは国家間の戦争は隣接国を巻き込むだけ。だが帆船技術が向上すると、経済圏が一気に拡大する。15世紀からは、遠方の戦争でも自国の国益に関係するようになる。

何故なら経済圏が拡大したことで、自国の繁栄に関わるからだ。だから遠方の戦争でも自国の安全保障に関係する。この理由から、白人世界では遠方の戦争でも干渉と関与で挑むことになった。

5月9日に北朝鮮はまたミサイルを発射。飛距離は420km。これは38度線付近から発射すれば韓国全土を射程範囲内にできる。この段階で日本は間接的に朝鮮半島の問題に巻き込まれたことを意味している。

直接的なことは理解できても間接的なことには理解できない。これでは対応が遅れることを意味する。国防意識が欠落している証だ。

コラム:国防意識の無い日本の政治家
https://vpoint.jp/politics/136081.html?fbclid=IwAR3KcTldSPhF8m9TVVvRIB3qhfnNobEyFQqvevsLUpkMaQIduds07kfqPzY

つまり日本の安全保障のレベルは14世紀。いや、14世紀は隣国の戦争に備えた。朝鮮半島は隣国だから、日本の安全保障と関係する。これでは国防意識が無いも同然。

戦争学の師である松村劭閣下は、生前に自民党に呼ばれて何度も説明してる。だが理解できた政治家はいない。あれから20年以上経過しても安全保障は無いも同然。

これが日本の現実。

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松村 劭
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