【公務員試験対策】東京都内市役所の筆記試験対策

 筆者は昨年東京都内の市役所を受験し、受験した市役所すべての筆記試験を合格することができました。受験した中で得た情報や、勉強方法などをここに記したいと思います。
 また筆者は別のnoteにて実際に自治体を受験して面接で質問されたことをまとめたものを掲載しております。市役所において面接対策は筆記試験対策以上に非常に重要です。下記のURLから参照できますのでぜひご覧ください。


1,東京都内の市役所の筆記試験の概要

 東京都内の市役所の筆記試験は、一部の自治体を除き従来の公務員特有の筆記試験は廃止され、SPIやSCOA、玉手箱等といったwebテスト型やテストセンター型が主流になっています。したがって、都内の市役所のみを受験予定の方は予備校に通わずとも筆記試験の対策を独学でできます。また、SPIは多くの民間企業が採用しているため、民間企業と併願しやすいです。現行の筆記試験は従来の筆記試験と比較して対策にかける時間が非常に短くすむために、社会人の方も受験しやすいといえるでしょう。
 都内市役所を受験予定の方は、一部の自治体を除いて多くの自治体がSPI(webテスト型、テストセンター型)かSCOA(テストセンター型)を採用しています。したがって、この二つのテスト形式をまず重点的に対策する必要があるでしょう。
 ちなみに同じSPIでも、webテスト型とテストセンター型では傾向が異なります。したがってそれぞれ対策する必要があります。

2,各自治体のテスト形式

 私が受験した年の時点(2022年)での各自治体のテスト方式をまとめました。自治体によっては今後テスト方式が変更になる可能性もあるため、参考程度にご覧ください。

昭島市  SCOA(テストセンター型)
青梅市  SCOA(テストセンター型)
国立市  玉手箱(テストセンター型)
国分寺市 SPI(webテスト型)
狛江市  SPI(テストセンター型)
立川市  SCOA(テストセンター型)
多摩市  SCOA(テストセンター型)
調布市  SPI(webテスト型)
西東京市 SPI(テストセンター型)
東大和市 SCOA(テストセンター型)
府中市  SPI(テストセンター型)

 ちなみにwebテスト型は自宅で自分自身のパソコンを使ってテストを受験する方式、テストセンター型は決められた会場に設置されたパソコンを使ってテストを受験する方式です。

3,勉強方法について

(1)SPI(webテスト型)

①これが本当のSPI3だ!(赤色)を解く

②上記の問題集が理解できたら下記の緑の問題集を繰り返し解く


(2)SPI(テストセンター型)

①これが本当のSPI3だ!(赤色)を解く

②上記の問題集が理解できたら下記の青の本を繰り返し解く

 また、下記の青い本もおすすめですが掲載されている問題の難易度が高いため、上記の問題集が十分理解できてから手をつけることをおすすめします。筆者的には上記の問題集で十分対応できると思いますが、さらに安定して点数を取りたい方は取り組んでください。


(3)SCOA(テストセンター型)

下記のピンク色の問題集を繰り返し解く


(4)玉手箱(テストセンター型)

下記のオレンジ色の問題集を繰り返し解く


 以上が筆者が使用したテキストの紹介になります。上記の問題集を毎日、何回も解くことが合格することの鍵になります。また、できるだけはやくから着手することが大切です。
 上記以外にもYouTubeを活用して勉強していました。「おいなりさん〔SPI対策〕」や「桐生SPIチャンネル」は大変おすすめです。おいなりさん〔SPI対策〕」ではSPIのほかにSCOAの解説動画もあります。ぜひご活用ください。

4,さいごに

 webテストやテストセンターは初見だと大変戸惑いパニックになって、まともに解くことができないと思われますので、これらのテスト形式を採用している企業をお試しで受験することを強く推奨します。1回経験するだけで心持ちがだいぶ変わると思います。
 公務員の筆記試験は、公務員試験全体の中のはじまりにすぎません。筆記試験対策にあわせて、面接対策をすることが非常に大切です。筆者が受験して実際に質問されたことを掲載したnoteを再度ここに紹介しますのでぜひご活用ください。

最後までご覧いただきありがとうございました。


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