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産業保健提言シリーズ Ⅴ   本当に従業員にとって幸せですか~  (変な人事権への拘りは捨てましょう)

最近、昇進・昇格後休職問題を見聞きする😢

昇進・昇格も「人それぞれ」、昇進・昇格を必ずしも望んでいない方々の存在があります。
厚生労働省の示す「心理的負荷による精神障害の認定基準」(略称:労災基準)でも「弱」評価とは言え示されている。
特に気がかりなのはメーカー現業で”真面目にコツコツ”タイプの方で、人の上に立ち部下管理することに不得手 (多くはコミュニケーションが不得手) の方です。

面談してきた多くの方々は、
元々、部下を持つ昇進や昇格を望んで無い方々でした。

その多くは方々は、昇進・昇格し不調となり長期休職、
そして復職時面接で元への復帰を降格と引き換えに果たす。
そんなことなら、会社が事前に「昇格内示」を当事者に示す方が明らかに合理的であり犠牲者を生まないと確信する。
何と不幸なことでしょうか。

このことは又、「人事異動後」の不調、休職問題にも通じるものと考えます。(労災基準ではストレス度「中」程度と評価している)

人事権に拘り、不毛な不幸を生じさせているのは人災と思えてならない😢

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