松元美穂(おでかけ運動教室わんせるじんぐ)

「たまたま隣に座った方とおしゃべりしたくなる」雰囲気の運動教室運営中。富田林・河内長野…

松元美穂(おでかけ運動教室わんせるじんぐ)

「たまたま隣に座った方とおしゃべりしたくなる」雰囲気の運動教室運営中。富田林・河内長野・泉北が拠点。屋号の”わんせるじんぐ”は、one self aging(ワンセルフ エイジング)”自分らしく歳を重ねる”という意味の造語です。

最近の記事

よい雰囲気だと実感したこと

長くサークル運営をしていても、よい雰囲気を保つことは難しいものです。また、雰囲気が良くなる法則があるわけでもなく、地道に試行錯誤といったことでしょうか。 これはコミュニティ運営としてどうなんだろう?と頭を抱えることもありますが、今回は反対に「これはよい雰囲気だ」と実感できたことをピックアップしてみたいと思います。 お隣の方との会話が止まらないこと サークルの開始、休憩の終わりの時に「はーい、体操始めますよ~。」なんて声をかけます。そうすると通常は、みんなゾロゾロと席につ

    • つくることの幸福感

      先日とある映画をみてきました。コメディー映画なのですが、その中のセリフにググっときたので、そのことについて書いてみたいと思います。 お父さんが家族(妻と成人した姉妹)に向けてのセリフ。 (この映画の名言集を探したのですが、このセリフは載っておらず、私の記憶だけで書いてみます。) 「豪華なものを食べる、素敵な洋服を着るのような消費が幸せなのなら、お金持ちの人が1番幸せってことになる。だから僕たちは、生産をしよう。作る人になろう。」 このセリフが深いな~と思ったのですが…。

      • 通信3号が完成

        今年から作り始めたわんせるじんぐ通信。6月で3号を発行でき、なかなかハイペースで飛ばしております。 印刷物の配布可能な一部サークル(70名ほど)に自由に持ち帰ってもらえるように置いています。ついに1部の持ち帰りが、100部を超えました。 お友達に渡してくださってもいるようで、そこからの問い合わせをいただいたり、コミュニティの空気感に変化が生まれたりと、通信を作ることでの嬉しいやその効果が続いています。 好きなことに共感してもらえる嬉しさ 今回の3号の写真は上記に使った

        • コミュニティ円滑のためにやってみていること

          春の募集活動がひと段落し、新しい方がたくさん入会してくださいました。 そこで、心地よいサークルでのコミュニティをと思い、さまざまなことに取り組んでいます。とりあえずいろんなことをやってみて、良さそうなことを継続していきたいと思います。 今日はとりあえず3つについて書いてみます。 ①運動中もその合間にも参加者のお名前を呼ぶこと 「⚪︎⚪︎さん姿勢がきれい。」「⚪︎⚪︎さんどうでしたか?」「⚪︎⚪︎さーーん。笑」など。 ちょっとした感想やなども話してもらい、みなさんで共有

          第6回ウォーキング遠足~活動報告~

          歩くのが好きな方、普段はあまり歩かないからこそみんなで歩きたい方、みんなで楽しくおでかけをしたい方…。さまざな参加動機のみなさんと、今回は美加の台地域(河内長野市)お花見ウォーキングを行いました。 最近の美加の台地域は桜スポットとなっているようで、河内長野市以外の方からも「美加の台って桜すごいんでしょ。」と聞かれることが多くなりました。 私も桜の時期になると毎年、ドライブがてら車で美加の台地域の桜見物をしています。こんなにきれいな桜をあっという間に通り過ぎるのはもったいな

          第6回ウォーキング遠足~活動報告~

          私が通いたくなる運動教室

          私がどのような教室(サークル)づくりをしたいか考えた時に、「私自身が通いたくなるもの」と思いに至りました。”私が通いたくなる運動教室”とは、以下のような思いです。 ハード過ぎず続けやすい運動 優劣(上手い下手)がなく、誰でも楽しめるもの 教室の雰囲気がいいこと 来週もまた会いたくなる仲間がいること などです。 そうしたことから、私が運営する運動教室は「たまたま隣に座った方とおしゃべりしたくなる」雰囲気が大切だと考えました。 また、身体に不調があると気分も優れないも

          通信を発行することに

          わんせるじんぐの活動の様子やその思いを何かの形にしお伝えできないか?と思い、通信を作ることにしました。 こちらのnoteがその役割だと考えていましたが、webを使用しない方に読んでもらえないことが少し気になっていました。また紙媒体は文字数に限りもあるので、より読みやすく簡潔に、noteとはまた少し違った内容で書き進めたいと思っています。 通信は今のところ私のサークル(一部業務委託含む)参加者の方に”ご自由にお取りください”で、興味のある方にもらっていただくことにしています

          春募集のはじまり

          例年は3月中旬の”ちょっと春を感じられるようになった頃”から春の広報活動を始めていました。しかし、今年は思いのほか早くに暖かくなったことから、例年通りでは遅いように感じ、今週末(2月末)から広報活動を開始しました。 三日市健康体操は夏に会場の移転を余儀なくされました。これまでよりも大きな会場へ移転することとなったこともあり大募集をしたところ、たくさんの方に入会していただけました。 三日市健康体操も若干名の募集をしています。しかし、今回の春募集では大きな広報活動を行わず、金

          募集活動

          あっという間に年末になっていますが、わんせるじんぐではようやく12月中頃、秋の募集活動が終了しました。体験参加を希望してくださった方が、無事に全員体験参加してくださいました。 楽しんでくださると思われる方の像 年始に前年度の振り返りとして管理会計ということをしています。管理会計をやろうとしていたというよりも、自分なりのデータ整理をしていたら「それは管理会計ですよ。」と教えてもらえました。笑 昨年の振り返りとして「わんせるじんぐの運動教室を楽しんでくださる方の像と募集内容

          富田林コスモス健康体操10周年

          富田林けあぱるを拠点に活動する自主運営(参加者運営)サークル”コスモス健康体操”は、2023年10月で10周年を迎えました。 10年前の秋、富田林保健センターで開催されていた”体力アップ講座”。 半年間の講座を終え「せっかく仲良くなれたからみんなで集まりたい。」「運動も続けたい。」ということで、サークル活動が始まりました。 何曜日に活動する?というところから始まり、お仲間募集からお金の計算まで、すべてが手探りの状態でした。「10年後も続いているサークルにしよう。」なんて、

          これからやりたいこと

          今やっていることと、これからやりたいことの本質的なことは変わらず、「日々の暮らしを楽しみたい方に、心と身体が心地よくなることで、明日への活力を分かち合う運動教室」をやっていきたいです。 今回はその手段のお話となります。 運動教室を開催する手段として、”地域の方と繋がりを持ちたい事業者(団体)の方”と繋がりを持ち、運動教室を開催していきたいと考えています。 地域とのつながりやコミュニケーション コロナ禍前は、そういった事業者の方々と一緒に運動教室を開催していたことがありま

          サークル移転時のあれこれ

          2023年9月。1つのサークルの活動場所を移転することになった。今回はそのことについて書いてみようと思う。 移転理由は安全管理の不安から これまでお借りしていたレンタルスペース(サークル会場)は、交通の便が良く、同じ建物内にスーパーもあり、とにかく利便性の良い場所だった。そのことから、地域でも人気のレンタルスペースで、ようやくゲットした私たちの枠が貴重なものにも思えていた。屋外が見えない閉鎖的な空間なことは気になっていたが、この場から移転することは考えもしていなかった。

          第5回ウォーキング遠足~活動報告~

          1回~4回の活動報告はありませんが、突然の5回目の活動報告です。笑 今年も無事に秋のウォーキング遠足が終了しました。今回は富田林にある錦織公園に行ってきました。 見どころの多い錦織公園へ 錦織公園といえば、遊具がたくさんあって小さなお子さんの遊び場所というイメージでした。コロナ自粛の時に、友人とピクニックに訪れた場所が錦織公園。思っていた”公園”のイメージとは違い、歩きごたえがある山道と、四季折々の自然を感じられ、舗装された道ではウォーキングをされている方も多く、体操参加

          第5回ウォーキング遠足~活動報告~

          テンポがいい運動教室~出張運動指導報告~

          マンションコミュニティでの出張運動指導 今年度わんせるじんぐでは、出張運動指導の企画をしています。運動指導者を招き、仲間と一緒に運動をすることで、コミュニティ活性を検討する団体さんへの体験会です。 先日、マンション集会所で毎月集まっておられるという団体さんにお招きいただきました。800世帯ほどの大きなマンションですが、雨にぬれず(屋根続き)集会所へ集まれるそうです。築30年ほど?、住民は幅広い世代が居住しているものの、高齢化が進み敷地内で気軽に楽しく集まれること、顔の見え

          テンポがいい運動教室~出張運動指導報告~

          参加者と平等に接しているか?

          先日、事業者の知人と「参加者と平等に接しているか?」という話題になった。考えたこともなかったのでハッとしたので、自分の行動を振り返ることにした。 平等と公平の違い 以前テレビを見ていると、平等と公平の違いという話題があった。その番組では分かりやすく飲み会を例に出していた。 広辞苑によると、以下のように書かれている。 平等…かたよりや差別がなく、すべてのものが一様で等しいこと 公平…かたよらずに、えこひいきがないこと これによると、私は参加者に平等には接していないが

          とある本のこと

          日々に生活の中で「”ジブンスイッチ”を読んでほしいな。」と思う場面があります。それは対話の方向性がかみ合わず、求めていないサービスをおススメされる(している会話を聞く)時に感じることが多いです。 ジブンスイッチとは”未来に期待したくなるジブンスイッチ”という河合義徳さんが書かれた本です。 河合さんと初めてお会いした10年前。「あなたのやっていることはコミュニティなんですよ。シニアの方の楽しく外出する機会を作っているんです。そのツールが運動なんですよね。」と言ってくださり、