湘南に住んでいた引用者は、23年前にある施設で2週間水だけで過ごす断食を2回行った。その流れで、というか、広瀬隆氏の自然農法の話や福岡正信氏の自然農法に憧れていた私は、そこで推薦されていた西式健康法や甲田光雄先生の「断食療法の科学」を知った(怪しいと思い調べを最後まで避けていた健康関連の流派)。とことん調べる癖があった私は、甲田光雄先生に直接アドバイスを仰ぎ、休学して丸2年間、背骨、股関節を治療する流派(礒谷療法)の主要な方々(全国のその流派の接骨院)や西式健康法関連の医師、診療所、病院、温浴施設を伺った結果、現代人に欠けているのは、上述の「足の指でカーペットをつかむ訓練」であることがわかった(答えを教えて下さった)。つま先でカーペットや雑巾をつまむ筋肉が、現代人に足りないという結論でした。つま先でカーペットや雑巾をつかむ訓練は実際難しいと思うし、私自身はそれを知った当時からスキーに行った方がいいと思っている。現代人は足裏、足指の力が不足しているので、前時代の治療法が効かない(重要)。ですから、まず踵の推進力、つま先、足裏を鍛える必要があるということ。私自身、「健康のためにやらなければ」と思いながら、沖縄で過ごすことになるきっかけであった東日本大震災の日までスキーに打ち込むことはなかった(優生保護法の対処に忙しかった)。実際、雪国育ちでない私たちにとってスキーはものすごく難しい。