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街歩き録

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街歩きの記事をテーマごとに並べ替えてみました。
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2023年10月の記事一覧

神谷町&麻布台周辺散歩その5:麻布台ヒルズ

明けた2023年、1月3日がこの辺の散歩始め。 2022年12月14日に「虎ノ門・麻布台プロジェクト」の街の名前が「麻布台ヒルズ」に決定したと発表がありました。たぶんみんな最初からそういう名前だと思ってましたよね。これで「あべのハルカスを抜いて日本一になったビル」とか「A街区のビル」とか言わなくて済むようになりました。 こちらは、現在日本一の高さの「麻布台ヒルズ森JPタワー」です。 ただしまだこの時点では竣工前。 上の写真の右端の建築計画には、建築敷地の地名地番に「東京都港

神谷町&麻布台周辺散歩その4:歩道橋の撤去

今回は桜田通り沿いの歩道橋「八幡町歩道橋」が主役です。 下の写真は2022年7月5日に撮影したのですが… その数日前にこんな看板が立てられました。 やっぱり再開発とともに撤去されちゃうのか。 ボロボロだったもんね。 撤去されるのは、工事現場の写真に写っていたこの歩道橋です。桜田通りは神谷町交差点から麻布台一丁目交差点まで信号がありませんでした。つまり横断歩道がなく、そのために作られた歩道橋だったのです。 7月7日午後8時より通行が不可となることが告知されていました。

神谷町&麻布台周辺散歩その3:桜田通りから見た再開発

撮りためた写真を見ていたら、神谷町駅前付近の写真でもっと前の日付のものがみつかりました。とはいえ既に解体のために仮囲いされた後です。 今回の記事は神谷町(桜田通り)側が中心です。 写真を撮った場所は、道路上にバス停と書いてあるのがわかるとおり神谷町の1番出口を出た「神谷町駅前」バス停あたりです。 次はその後の同じ場所の写真です。 前の写真から4ヶ月経過しています。建物が解体され、解体するビルの仮囲いが取れたら、後ろの建物が見えるようになりました。その解体された辺りを反対

神谷町&麻布台周辺散歩その2:伸びていくA街区のビル

2021年11月11日からの、天に向かって伸びていく過程をどうぞ。 (見出し画像は2021年5月17日夕方に撮った虹です。) ここから2022年に突入します。 番外編で東京タワーの近くからビルを撮影。東京タワーのライトアップが反射しています。 上の写真の日なんですが、森ビルさんの公式サイトによれば、この日上棟が行われたようです。上棟とは「建物の造営が成就した際に執り行われる建築儀礼。竣工後も建物が無事であるよう願って行われるもので、通常、柱・棟・梁などの基本構造が完成し

神谷町&麻布台周辺散歩その1:麻布台の再開発とA街区のビル

今回の街歩きの現場は「麻布台」の周辺。ちなみに麻布台ってどこら辺かわかります?西麻布とか麻布十番という地名なら聞いたことあるけど、麻布台は見当がつかない人のほうがたぶん多いと思います。 Googleマップで大体の場所を確認しましょう。 駅でいうと、日比谷線の神谷町、南北線の六本木一丁目、都営大江戸線の赤羽橋辺りからの徒歩圏内です。外苑東通り沿いにロシア大使館があるので、飯倉と飯倉片町の2か所の交差点は機動隊の人たちを多く見かけることでも特徴があります。東京タワーも近いですね

三愛ドリームセンターの解体その3:囲い看板のイラストと写真

前回のその2で触れた看板(なのかな?)に書かれたイラストを27日の帰りに間近から撮影しました。それを拡大したものが下の写真です。 あれ?なんかイメージと違った・・・ 東京一番タワーとか、竹をもっとピアノとか、目力とか、OH FRANCEとか、チョコレェトとかって、明らかに本物とは異なる名前で書いてある。もしや、昔の姿に似せた架空の街を描いたのでしょうか。不二家の痕跡はどこにもないし… 私がネットで見た過去の町の写真はいくつかありますが参考になるサイトを一つご紹介します。

三愛ドリームセンターの解体その2:囲い看板の変化

銀座四丁目交差点の三愛ドリームセンターの続きです。 前回からそんなに日にちが経ってないので、解体自体はそこまで進んでいないと思うのですが、ちょっとした変化がありました。 これは2023年10月16日(月)に撮った写真です。 これは2023年10月23日(月)に撮った写真です。 気が付きましたか? 防音パネルの囲みの手前に白い鉄板みたいなのが設置されたのは、前の記事を追っていくとわかるとおり9月になってからのようです。今週の月曜日に通った時、無地だったものにイラストが描

三愛ドリームセンターの解体その1:解体直後からの変化

銀座四丁目交差点。私の中でここの四つ角はずっと、三越、和光、日産、三愛ドリームセンターのイメージでした。日産ギャラリーが入っていたサッポロ銀座ビルが銀座プレイスに建て変わったり、和光ビルがセイコーハウス銀座になったりの変化はこれまでにもありましたが、ランドマークも有名な、人通りの多い交差点です。 昨年9月に勤務先のオフィスが移転したのを機に、銀座をよく通るようになっていました。それでなんとなくこの写真を撮ったのが今年の1月12日でした。 2023年1月12日 その後、再

虎ノ門散歩事情(その4)

2023年になり、次にこの地を訪れたのが3月21日(祝日)。 その時の虎ノ門ヒルズ駅前の様子です。 駅上のビルはもうだいぶできあがっている印象でした。 日比谷線の北千住方面側がA-1街区(ステーションタワー)で、逆側の中目黒方面の建物がA-2街区(グラスロック)らしいです。桜田通りの上にビル同士をつなぐ歩道橋(T-DECK)が架けられるようです。 そして、「虎ノ門ヒルズステーションタワーが10月6日開業」というニュースが聞こえてくる中で再び訪れたのが9月17日でした。この日

虎ノ門散歩事情(その3)

虎ノ門ヒルズ駅は2020年6月6日に開業しました。変な話、駅ビルの新築と同時開業でも良かったんじゃない?と思ったくらい。周辺が解体工事真っ最中で、その中に無理矢理作った仮設駅みたいな感じでしたから。少しでもこの辺の利便性を良くするためだとは思いますが、駅の出入口は仮囲いされた工事現場の中にある感じでちょっと使いにくいし、工事現場なんだから人の出入りは少なくしたほうが本当は良かったのでは・・・? だから華々しくデビューした新駅という感じが全くしませんでした。きっと乗り鉄さんもガ

虎ノ門散歩事情(その2)

自分のかつての「虎ノ門と言えばこのイメージ」を撮ってきました。 中央合同庁舎第7号館です。 この辺りは「霞が関コモンゲート」と呼ばれています。 虎ノ門駅はちょっと前まで乗り換えができない駅でした。しかし虎ノ門ヒルズができた後に、日比谷線に駅が一つ追加される事になりました、そう、虎ノ門ヒルズ駅です。当時、神谷町に勤務していた私は複雑でした。1駅増えるのは結局到着時間のロスになるからです。そんな自分の都合とは無関係に工事が進んでいきます。 どんな風に進んでいったのかはよくわか

虎ノ門散歩事情(その1)

今回の街歩き現場は虎ノ門。散歩というよりも職場だったので必然だったのですが、それが縁で職場ではなくなった後もこの周辺はよく歩いています。 虎ノ門という場所、自分の中では長い間、霞ヶ関から続く省庁の合同庁舎が多い町のイメージでした。用がない人は全く行かない場所だと思います。日本初の超高層ビル「霞が関ビルディング」も虎ノ門駅が最寄り駅でしたね。 最近の大規模な再開発でこの周辺のイメージは変わりつつあります。 そんな場所に、2011年当時勤務していた会社のオフィスが移転しました

新宿散歩:新宿駅西口地区開発計画(その1)

今年の元旦の夕方に、ほんのちょっと新宿駅南口の地上に出た時に撮影した写真。 この時まだ開業前の東急歌舞伎町タワーが中央に写っていました。この辺では自分が一番高い超高層ビルだといわんばかりの存在感。都庁の方が高いですけどね。 このビルっていったいつ開業だっけ?と新宿のことを調べていたら、新宿駅周辺の再開発「新宿グランドターミナル計画」が始まっていることに気が付きます。常に再開発に目を向けているわけではないからめったに通らない場所の変化には気づけませんでした。 この計画で新宿