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虎ノ門散歩事情(その3)

虎ノ門ヒルズ駅は2020年6月6日に開業しました。変な話、駅ビルの新築と同時開業でも良かったんじゃない?と思ったくらい。周辺が解体工事真っ最中で、その中に無理矢理作った仮設駅みたいな感じでしたから。少しでもこの辺の利便性を良くするためだとは思いますが、駅の出入口は仮囲いされた工事現場の中にある感じでちょっと使いにくいし、工事現場なんだから人の出入りは少なくしたほうが本当は良かったのでは・・・?
だから華々しくデビューした新駅という感じが全くしませんでした。きっと乗り鉄さんもガッカリしたのではないですかね。あくまで乗降利用が可能になったというだけで特筆すべき点のない駅。残念ながら、その中途半端な頃の写真は残っていません。(なのでGoogleマップのストリートビューで見てください。)

そして私の勤務していた職場オフィスも、2022年9月に港区から中央区に移転することが決まってしまいました。帰り道に隣駅までふらっと歩くなんてことがほぼできなくなったのです。(本当なら虎ノ門散歩事情はここで終わるはずだったかもしれません。)

会社が引っ越して数ヶ月後の12月18日にこんなニュースがありました。

環状第2号線の全線開通です。運転免許のない私がなぜこのニュースに反応したのか。キーワードは「環状第2号線」「新橋四丁目」「築地」です。
虎ノ門散歩事情(その1)に貼った虎ノ門ヒルズの都市計画の写真に「環状第二号線」という文字がありました。そしてのちの新虎通りの写真を撮影した場所が「新橋四丁目」でした。では「築地」は何かといえば、移転したオフィスがその近くだったのです。それが全部繋がった。不思議な縁を感じました。

ちょっと閑話を挟みます。散歩で隅田川にかかる橋を渡ることも自分の趣味の1つになっていて、帰宅途中に環状第2号線の区間である「築地大橋」を渡ったのが2022年9月26日でした。
実はその数日前には晴海通りの「勝鬨(かちどき)橋」を渡っていて、隣に架かっている橋が気になりました。あれ、あんな橋前にあったっけ?と。

勝鬨橋からみた築地大橋

2014年にも勝鬨橋を渡って銀座方面に行ったことがありました。その時は勝鬨橋が隅田川で一番海寄りの橋でした。
築地大橋がどんな橋かを調べたら、2018年に豊洲大橋と同時に開通した新しい橋で、環状第2号線で虎ノ門ヒルズと繋がっていることを知りました。

近くにあるなら渡ってみようと会社帰りの夕方に決行。
橋は開通はしているけれど、手前の道路はまだまだ工事中でした。

右側の道路が車道で、歩道はこの左手にありました
築地大橋手前で見えた旧築地市場
お隣の勝鬨橋です
築地大橋。ライトアップの色は季節で違います。
この位置から見えた東京タワー

写真を見てわかるとおり、橋の中央らへんには中央分離帯?とおぼしきコーンと安全第一のガードスタンドが置かれていました。これで済んでるってこと自体がこの時はまだ交通量が少なめだったということなのでしょう。

本題に戻ります。
12月18日の環状第2号線の開通はたまたま自宅で昼のニュースを見て知りました(この日は日曜でした)。築地大橋渡りを体験していたからこそ、あの道路だ!って感じでした。近くだし実際に見てみるかと翌日のランチ後に見に行きました。

12月19日の昼間。
ここが築地虎ノ門トンネルの築地側の出入口(の少し手前)です。

築地大橋の中央分離帯も整備されてます

どうせなら虎ノ門側のトンネルの出入口も見に行ってみる?てことで、3日後の12月22日の会社帰りに、今度は虎ノ門まで散歩しました。

築地虎ノ門トンネルの虎ノ門側出入口です

この日はトンネル目当てだったはずなのですが(笑)ついでに周辺の写真を撮っていました。
工事中の超高層ビルと次の写真の桜田通りにかかる橋と工事中の建物です。

なんか橋みたいのが架かってるけど、これって工事の間だけ?それともずっと?完成したらどんな感じになるんだろう?
そんなことを思いながらこの地を後にしました。

これが2022年12月までの虎ノ門ヒルズでした。

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