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イイトシをして初留学。と言っても、ほんの半年。デンマークのフォルケホイスコーレで学びま…

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イイトシをして初留学。と言っても、ほんの半年。デンマークのフォルケホイスコーレで学びます。帽子が私に自信と勇気をくれました。有澤和歌子のデンマーク日記。

マガジン

  • 「日本のアタリマエを変える学校たち」出版の経緯・その後

    2024年7月12日は二冊目の書籍書籍出版となる。プロデューサーもコンサルもいないし、自費出版でもない。普通の人が書籍出版することになった経緯やその後をここに書いてみる。出版は「本を手に取った人が小さな行動をして社会がほんの少し変わること」につながる。そうなるかどうか、もみていきたい。

  • 私も日本の教育・学びに関わらせてください

    日本の教育や思い、気がついたことを綴ります

  • インターナショナルスクールを全ての都道府県に創りたい

  • 久々のカンボジアとキリロム

    2022年、久々のカンボジア出張へ。コロナ対策は国によって異なるからどうなってるかな、と。気づいたことをメモしていきます。

  • 子育てを振り返ってみようっか?

    現在豪州の大学生の息子。彼の子育て経験を共有することで、我々の経験が誰かの役にたったらよいな、と^_^

最近の記事

出版応援インスタライブ、はじめます!

「日本のアタリマエを変える学校たち」(新評論)の発売を後押しするために、表紙のイラストを書いてくれているジャックが応援インスタライブをやってくれます。本当に嬉しい。 ということで、本日2024年6月7日(金)、インスタライブやります。 実は私はインスタライブで話すのは初めてで、きちんと接続できるかがちょっと不安です。しかもカンボジアから。実は、「初めてで不安だから、一回練習したい!」ということで、Vol.0ができました。この後Vol.5まで続くのですが、自分で話す内容を整

    • Vol.5 何のために学校に行くのか

      こちら最終章の予定です。「日本のアタリマエを変える学校たち」(新評論)をあと1ヶ月後に控え、自分にできることをしようとアタフタしている。出版社のページには「言葉も社会も文化も異なる土地に生まれ育った者どうしがつどうインターナショナルスクールは学びの宝庫! 学校観を変える1冊」と書かれている。本当にそうだ。さすが編集者の方は言葉の選び方が違う。 (写真は息子の高校卒業の謝恩会である。最初は誰かわからなかった。楽しそうだから良い!) 何のために学校に行くのか 「学校は行くのが

      • Vol.4 インターナショナルスクールってなんだ?

        まさか我が子がインターナショナルスクールに行くことになるとは思っても見なかった。そして「日本のアタリマエを変える学校たち」(新評論)を書くことになるとも思わなかった。書店に並ぶ書籍は有名な人が書くものだと思っていた。しかし、よく考えたら、有名じゃない人の方が著者には多いかもしれない。そもそも有名の定義はなんだろう? 英語で教えたらインターナショナルスクールなの? 「日本の全都道府県に公立のインターナショナルスクールを作りたい」とさまざまなところで言っていると、ちょくちょく

        • Vol.3 学校とは

          今、カンボジアのレストランでPCに向かっている。私が「日本のアタリマエを変える学校たち」(新評論)を書くきっかけにもなった場所でもある。 このキリロム国立公園の中に ココナッツスクール というNPOが運営する小学校がある。「学校に行けない近隣の子どもたち」の学習サポートをする団体で、ゴミをはじめとした不要なものを学校に持っていくことが授業料となる。しかし、公立学校よりココナッツスクールの方が教育内容が良いという理由でここに子どもを連れていく家庭も増えていると聞いた。昨日の朝

        出版応援インスタライブ、はじめます!

        マガジン

        • 「日本のアタリマエを変える学校たち」出版の経緯・その後
          10本
        • インターナショナルスクールを全ての都道府県に創りたい
          35本
        • 私も日本の教育・学びに関わらせてください
          110本
        • 久々のカンボジアとキリロム
          13本
        • 子育てを振り返ってみようっか?
          7本
        • THINKING CLASSROOMSー考える教室ー始動
          11本

        記事

          Vol.2 日本と諸外国間に教育格差はあるのか?

          「日本のアタリマエを変える学校たち」(新評論)が発売となる。2024年7月12日だ。あとひと月ほどとなる。私が本を書いた理由は、前章で書いたが、とにかく多くの方に知ってもらわないといけないため、前哨戦の意味でnoteを書いている。(特に戦うつもりではないのだが) さて、日本と諸外国間に教育格差はあるのか、というのが今回のタイトルだ。諸外国、という表現はよろしくない。G7やG20といった先進諸国間での比較が良いかもしれない。が、詳細な教育格差比較をここでするつもりはない。「O

          Vol.2 日本と諸外国間に教育格差はあるのか?

          Vol.1 教育格差は情報格差からも(日本)

          「日本のアタリマエを変える学校たち」(新評論) 出版は2024年7月12日。それに先立って、書籍の内容を書くことにした背景などをこのマガジンでは書いていきたい。 最初に断っておくことがある。日本の教育格差についてはいろんなところで言われているが、私は、国際化やグローバルな視野の育成について言及したい。 Vol.1 国際的視野に関する教育格差(日本) 教育格差はこれまで保護者の経済状況に寄与すると言われてきた。私もそう思う。これまでは「日本にいながらの学びの格差」について

          Vol.1 教育格差は情報格差からも(日本)

          Vol.0 日本の教育は「自分の幸せ」のため、、、か?

          「日本のアタリマエを変える学校たち」(新評論)が2024/7/12に出版される。インスタライブをするにあたり、発信内容を整理しようと思い、noteに書き留めることにした。なぜなら情報のROI最大化を図りたいからだ。が、書籍の内容についてはあまり触れない。でないと、出版社に申し訳ないからだ。 日本の教育は「自分の幸せ」のため?ー自分の子どもだけが幸せになれる世界はない 私は39歳で出産した。なので、息子とはほぼ40歳違いとなる。にもかかわらず、公立の小学校も中学校も40年前

          Vol.0 日本の教育は「自分の幸せ」のため、、、か?

          今の学校の何が課題か、を考えてみた。

          なぜ出版が必要だったか?、それに「気づいている人」があまりにも少なかったから 「日本のアタリマエを変える学校たち」(新評論)が2024年7月12日に発売となる。 それに先立って、あるいは合わせて、インスタライブや出版記念パーティをやってくださる友人・知人もあり、サポートしてくださる方や当日来てくださる方のためにも、自分の持っているものを整理して、「私のROI最大化」を目指したい。 日本人1000人に「富士山を知っていますか?」と聞けば「知っています」と答えが返ってくる

          今の学校の何が課題か、を考えてみた。

          知ったことを、自分に留めるのは勿体無い。行動の費用対効果とは?

          日本人はアウトプットの癖がない、のは勿体無い、と知らないから 「答えのない教室」(新評論)を執筆するにあたって、自分の人件費を除けば、バンクーバー出張40万円と日本国内を授業して回っての2万円ほどだろう。日本国内の授業は交通費を出していただけたところが多かったので、本当に助かった。では、今回の書籍についてはどのくらいの費用がかかったかを考えてみると、20万円程度だろうか。横須賀を除けば取材は全て車移動だった。一人で運転してのガソリン・高速道路・フェリー・宿泊・食事程度だ。時

          知ったことを、自分に留めるのは勿体無い。行動の費用対効果とは?

          「自分にはコレしかできない」が始まり、54歳のトランスフォーマー誕生!?

          54歳のトランスフォーマー 私の歴史を語っても仕方がない。が、誰かの参考になることがあるとするなら一つある。それは54歳のトランスフォームだ。それまでは自分(と家族)がそこそこ幸せに生きていければ良いと思っていた。だから、全ての行動の基準は「自分(たち)のそこそこの幸せ」であった。 長らくIT(通信?)系大企業で働き、そのあとは上場前後のITベンチャーで働くという機会に恵まれた。その頃は自分はとても運の良い人だと思っていた。だって、「そこそこの幸せ」の中にいつもいられた

          「自分にはコレしかできない」が始まり、54歳のトランスフォーマー誕生!?

          なぜ公立のインターナショナルスクールが日本にはないの?

          今はカンボジア・キリロム国立公園のリゾートにいる。今朝のレストランではみんなフランス語を話していた。しかし、一見したところはいろんな国の顔をした人たちで、不思議だった。ヨーロピアン風、日本人風、東南アジア風、インド風、アフリカ風、、、 本日は「公立のインターナショナルスクールがなぜないのか」について書いてみたい。しかし、まだない。 インターナショナルスクールという名称はもう古い、時代にそぐわない そんな話を聞いたことがある人は少ないかもしれない。私にはたくさんの日本国外に

          なぜ公立のインターナショナルスクールが日本にはないの?

          シンガポールの公教育、国民には無料だが外国人は高くても行きたい。

          日本だけに長くいると、公教育は0円だから、何だかタダみたいに見てきた部分があるのではないかと思います。理屈としては土地・建物・スポーツファシリティ等の取得・建設・維持費用はもちろん、職員の給料や諸経費などさまざまなお金がかかっているので0円ではないことはもちろんわかっています。 こちら、シンガポールの現地校(公立学校)の月額料金表である。シンガポール国民、PR保有者、ASEANの外国人、非ASEANの外国人と分かれている。 シンガポール人:0円/月 PR保有の外国人:28

          シンガポールの公教育、国民には無料だが外国人は高くても行きたい。

          廃タイヤのオブジェがいっぱいできていてびっくり。10ヶ月ぶりのキリロムの変化。

          不要なものを再利用して芸術作品にする話はよくあると思う。しかし、キリロムのココナッツスクールは、もう一歩上を行っている。 ココナッツスクールとは? 「学校に行くお金がない、家のお手伝いをしなければならない、孤島に住んでいるが故に遠くて学校に通えない…カンボジアには様々な理由で教育の機会を得ることができない子供たちがたくさんいます。・・(中略)・・そして2017年、キリロム国立公園内に無料の教育、無料の食事、基本的な衛生設備、幼児向けの避難所を提供する非公式教育センターとして

          廃タイヤのオブジェがいっぱいできていてびっくり。10ヶ月ぶりのキリロムの変化。

          出身地北日本新聞で取り上げていただきました!(2024年5月10日)

          先日のお話になります。実は取材は4月の最初の頃だったのですが、富山県出身者の活躍を取り上げる欄に登場しました。それほど活躍しているわけではないので、もっと頑張らねば。 母が亡くなり、父が亡くなり、富山には弟夫婦(彼らの子どもたちは富山を離れての大学生)がいるのだが、御多分に洩れず、親がいなくなると帰省する理由がなくなったような気がして、長らく実家を訪れてはいません。そんなこともあり、富山に縁を作りたいとも思って、地元にインターナショナルスクールがあればと少し動いていたら、ト

          出身地北日本新聞で取り上げていただきました!(2024年5月10日)

          2冊目は「日本のアタリマエを変える学校たち」です。2024年7月12日発売予定

          ー地方発、世界へ。地域の子どもたちの国際化を育む大人たちの物語ー amazonはこちら 以下は出版社とのやりとりの一部。 こうやって、本ができていくんだな、と不思議な感じがする。2回目でも、やっぱり感慨深い。 こうやって画像を見ていると「世界に飛び出せ、地方の子どもたち!」にした方がよかったかな、とか、色々考えてしまう。実はサブタイトルも、色々変わって、書籍上に書かれたものになったのだ。デジタルのようにABテストするわけにはいかないのだ。 ーーーーーーーー (大)あな

          2冊目は「日本のアタリマエを変える学校たち」です。2024年7月12日発売予定

          21回目の五月人形、、、いつまで飾ったらいいの?(息子が何歳まで、という意味ですね)

          「雛人形は3月3日に仕舞う慣わしがあるけど、五月人形はどうなんだろう?」と友人が言ったが、本当にどうなんだろう。地方によって違うかもしれないし、世界に事例はないだろう。こどもの日の飾り付けがある国があるなら、ぜひ見てみたい。しかし、男女で日を変えているのも不思議である。そう言えば、なぜ、女の子の節句は祝日ではないのか、と私は子どもの頃不思議に思っていた。そして解決していない。あとで調べてみよう。 そして、この五月人形セットも、とうとう夫が出してくれなくなった。なので、今年は

          21回目の五月人形、、、いつまで飾ったらいいの?(息子が何歳まで、という意味ですね)