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何の役にも立たなくてもあなたの存在が私を笑顔にする。

子ども達が小さかった頃
言い続けてきた言葉があります。

『何の役にも立たなくても
あなたの存在がママを笑顔にするよ』と。

あえてこんなことを言うのは
大きな意味がありました。

こんなこと言わなくても
フツーの人にとったら
当たり前のことです。

言わなくてもそんなの当たり前!
そりぁ当然よね~!
って思う人もいるはずです。

私はいわゆる…

フツーじゃなかったから
あえてこの言葉を
何度も何度も伝え続けました。

子どもに言いながら
実際は
私が私に言っていたような言葉。

そして実は母親に
言ってもらいたかった言葉だった
と今は思います。

何もできない自分…
時に色々迷惑や心配を掛ける自分…
そんな自分は
存在価値がないと思っていたから。

何かができないと…
役に立たないと…
いけないような気がしてしまってたから。

だけど本来…

人は何もできなくても
存在してるだけで誰かの生きる原動力に
なっていると思います。

母親は
何か子どもにしてほしくて
命を生み出すわけではないし。

だけど私は…

母親に笑ってほしくて
何かができる自分じゃないと
いけない気がして

どんどんその想いが加速し

役に立つ自分…
いい子ちゃんの自分…
を無意識で演じて大きくなりました。

そんな私
年齢だけ重ね大人になって
子どもを産んでしまったので

満たされなかった想いを
ずっとわが子に
言い続けてきたんだと思います。

数年前
母親とたくさん話をして
心に溜まってたものが消化され

ようやく
この言葉を子ども達に言わなくても
大丈夫な自分になれました。

人には人の
他人には分からない
色んな人生があると思いますが

本来はみんな
存在してるだけで
素晴らしいことなんだと思います。

自分のことを
大切にすることができたからこそ
自分以外の人も大切にできるように。

今では
何の役に立たなくても
めっちゃ心配掛けてきても

子ども達がいてくれるだけで
なんだかんだ言いながら
すっごい幸せなんだと思います。笑

そして…

子どもを通して
子どもの時の自分を
もう一回体験させてもらい感謝。


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