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新入社員を歓迎するとき、なんて言う?

英語力ゼロではじめたカナダ生活も10年目のWakeiです。私のNoteでは、カナダ暮らしの中で、私が実際に聞いた、話した、見たことから、オモシロイと感じた生の英語をカナダ事情を交えながら、ご紹介しています。こんな場面でこの英語を使うのかぁ、そんなことがあるのかぁ、とカナダで暮らす気分を感じてもらえたら、嬉しいです。

さて、私は現在、家庭向けお掃除会社でアルバイトをしているんですが、私が入社した夏頃から、オーナーの意識が変わり、会社として成長しています。

以前はオーナー自らクリナー(掃除)の一人として、車を運転し、メンバーを連れていっしょに掃除をしていましたが、今はオフィスでスケジュール管理、顧客とのやり取り、会計、事業計画に専念しています。

さらに全員アルバイトだったのが正社員にもなれて、医療保険に入れるようになりました。近い将来、プロフィット・シェア(利益分配)をするから、その恩恵を受けられるように私も正社員(週4~5日出勤)になることを誘われましたが、断りました。週3日ぐらいで働くのが丁度いいのでアルバイトのままにしています。

このバイトのおかげで体を動かすようになり、私は去年よりもずっと体調がいいし、英語の勉強にもなるし、収入面も助かってます。

従業員10人にも満たない会社ですが、この5カ月間の間で、さまざまな変化がありました。お掃除に行く業務用の車に中古のベンツを購入してきたのには、本当にびっくりしました。結局ガソリン代がすごいので、もっぱら従来の車を使ってますが。

従業員の間にも、オーナーに対する反発は時々あります。それでも、オーナーの描く理想が、従業員の心を明るくしているし、個々人の収入も上がりました。

そして最近、また新たな出来事がオーナーから発表されました。マネージャーを雇ったのです。従業員用のFacebookページに投稿されていたのが、これ。↓

⭐️ Welcome onboard Shelly!

Board は、船や飛行機に乗る、意味があり、乗客に対して「Welcome on board」「Welcome a board」、(ご乗船、ご搭乗、ありがとうございます)としてよく使われます。同様に新しく、会社には入ってくる人達への歓迎の言葉にも使われます。

ですから、この場合は、

    私たちのチームにようこそ、シェリー!

なんか会社の一体感を感じるいい表現ですよね。

また、これが、onboarding になると新人研修の意味になります。

最近では日本の企業でもOnboarding という単語がよく使われる、と聞いてびっくりしました。日本の場合、新人の「受入れ→定着→戦力」までの一連のプロセスという意味がより強くなるようですね。

さて、来週よりShellyのマネージャーとして試用期間が始まります。なんでもシェリーはカナダ全国でフランチャイズチェーンを展開していた会社のマネージャーをしていたという話です。

オーナーが続けてFBに次のように書いていました。

Hopefully she can help take us to the next level.

”彼女が私たちを次のレベルへ引き上げることを信じてます。”

って感じの意味合いでしょうか?

確かにこの数カ月で仕事が拡大し、レベルアップした感覚があり、さらに上を目指すには、マネージメントに集中できる人材が必要なのをスタッフも痛感しています。

オーナーが書いているように、シェリーが私たちに次のステージを見せてくれることを私も心から期待しています。




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カナダで時々お抹茶(西島わけい)
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