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最近観た映画の覚書き

表題通り、ズバリ最近ネットフリックスで観た映画の覚書きです。

ネットフリックスで観る映画に迷ったときの参考になれば嬉しいです。

最初の2作品はオスカー受賞作品、3作目はダイアン・キートンがゴールデングローブ主演女優賞を取った作品です。どれもおススメ!

クラッシュ(Crash 2004年) アメリカ

ロサンゼルスで起こった交通事故がら映画が始まっていきますが、一つの事件をずっと追っていく映画ではなく、ロサンゼルスで発生するいろいろな事件、犯罪とそれらを日常に感じながら暮らす人々の現状と感情を描いた映画です。

事件、犯罪が人種間の偏見や苦悩、諦め、不安がベースになっていることを見せてくれますが、その中でも救われた気分になるところもあり、 善悪が単純ではないことを感じる映画です。


リバー・ランズ・スルー・イット(A River Runs Through It 1992年)アメリカ

監督がロバート・レッドフォードで新人のブラッド・ピットが主演した映画として話題の作品です。

1910年代のアメリカのモンタナ州のミズーラで牧師をし、釣りと信仰にあふれた家族、牧師の父マクレーンとその息子、真面目なノーマン(長男・グレイぐ・シェイファー)と自由奔放なポール(次男・ブラッド・ビット)の話です。

男兄弟の人、男兄弟のいる家族にはより印象的な映画ではないでしょうか。

美しい自然の中のフライフィッシングと20代のブラッド・ビットのやんちゃさを見るだけでも女性は元気になれる映画です。

家族、人生、自然をしみじみと味わってください。

原作の「River runs through it」(川は流れ続ける)には詩的で力強いすばらしい表現が溢れているそうです。

  ↑ペーパーバック

恋愛適齢期(Something's Gotta Give 2003年) アメリカ

美しく若い20代の娘と63歳の富豪で独身のオジサンとのカップル、30代イケメンのドクターと中高年ライターの母親との恋。
果たしてこの2組の年の差カップルの恋愛は成就するのでしょうか?

富豪の独身男63歳のハリー、ジャック・ニコルソン。
オジサン臭もしそうだし、あの独特のいやらしそうな表情だけど、なんかかわいい。カッコ悪さも含めリアルオジサンを堂々と演じています。
まぁ、演じるもなにもそのものですが。

娘の母親エリカ、ダイアン・キートン。実年齢も60歳超えると思いますが、綺麗でチャーミングで本当に魅力的。30代独身の医師ジュリアンに真面目に言い寄られます。

20歳以上年上のエリカに恋する、ジュリアン医師、キアヌ・リーヴス。
キアヌ・リーヴスがイケメンすぎて若い強引さもあって見とれます。

60歳以上の人と年の差カップルって愛情的にはアリだけど、結婚後の年上のパートナーとの性的な課題や健康面の不安を抱える覚悟が必要ですよね。

カナダでは60歳以上のカナダ人男性と30代、40代、50代の移民系女性のカップルは珍しくないですが、さすがに20代で60代と結婚したというのは私のまわりで聞いたことがありません。

また、パートナーのいない中高年が真面目にオンライン等でパートナーを探しをしているのも事実で、恋愛に年齢制限はないのは確かですね。

ちなみに「Something's gotta give」は、そのままで続けるのは不可能で変化が必要なとき、問題を解決するために決断するときに使われる表現です。
日本のタイトル「恋愛適齢期」とは全く違いますね。

お手軽なエンターテイメント・映画

私は日頃クランチロールというオンラインアニメ配給サイトで日本のアニメを観ることが多いので、リアル人間が出てくる映画もいいなぁと実感しました。

今後、バーチャルリアリティが進み、映画のスクリーンに入ってその場にいるような感覚で映画を楽しめるようになっていくんでしょうか?
それも楽しみのような怖いようなですね。

さてあなたのおススメ映画は何ですか?
是非教えてくださいね。





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