〔翻訳〕昭和20年7月24日橋本空襲編
▼このページでは、1945(昭和20)年7月24日朝、省線和歌山線橋本駅構内を機銃掃射した「米海軍艦載機」の特定を試みます。例によって無用な軍事知識の披歴はせず(今回は少し専門用語の説明が必要なので最小限に…)、また戦争にまつわる思想的な価値判断は避け、これを調べることによって管理人の見識が深まりましたという立場から記述します。
▼当日の被災者側の口述が一様に「グラマン」「艦載機」で一致していることや、記念碑に「米軍艦載機」との表記があるので米軍艦載機を主軸に、念のため英海軍艦載機と米陸軍航空軍戦闘機にも調査の幅を広げました。
1.日本側の史料
(1)旧日本軍史実調査部『第二次世界大戦略暦(乙)』
▼敗戦後に編纂された日誌のようなものです。7月24日前後1週間の状況を引用します。
■十七日
敵Kd.B関東来襲、日立、多賀艦砲射撃を受く
B29平塚、沼津、桑名夜間来襲
■十八日
Kd.B前日に引続き関東来襲 布良砲撃を受く
大鳥島Kd.Bの来襲あり
■十九日
B29関東、東海、近畿に、小型東海、近畿に大挙来襲
■二十日
小型豊橋、岡崎に来襲、幌延艦砲射撃を受く
■二十一日
■二十二日
布良沖にて我船団敵水上部隊の攻撃を受く
幌延砲撃を受く、上海方面大型×一〇〇の空襲を受く
■二十三日
敵父島に対し艦砲射撃を実施す
■二十四日
敵Kd.B西日本来襲、B29大挙阪神、名古屋来襲
上海地区二五〇来襲
呉における艦船の被害甚大
■二十五日
Kd.B西日本来襲、串本艦砲射撃を受く
■二十六日
米英支対日「ポツダム」宣言
■二十七日
■二十八日
敵Kd.B再び西日本来襲、P51二五〇関東、B29×四〇〇青森、宇和島、名古屋来襲
■二十九日
野島崎方面及新宮方面敵艦砲射撃を受く
■三十日
敵Kd.Bは関東、東海、近畿来襲、浜松付近艦砲射撃実施
■三十一日
敵清水方面砲撃実施
(2)内務省警防室『空襲被害状況報告』
▼7月24日当日に作成されたものです。
昭和二十年七月二十四日
防空情報 正午現在
内務省警防室
其の一
二十四日午前五時頃より午前九時頃迄の間、敵小型機を主とする延約七百機は東海、近畿、中国、四国、九州の各地区に●●(判読不能)来襲せるが、現在迄に判明せる被害状況左の如し。
一.東海地区 (省略)
二.近畿地区
(1)大阪府
イ 午前七時五五分頃、枚方工場、中央工場付近に爆弾数個投下。死傷者数名ある模様。
ロ 七時三〇分頃、大●●●●(判読不能)工場付近に小型爆弾投下。死傷数名、家屋倒壊一戸。
(2)京都府
イ 七時五〇分頃、P51約十数機は久世郡宇治町方面に来襲、小型爆弾を投下したる外、銃撃を加へ、神武護国製作所(従業員約七十名)に対し五十キロ級瞬発爆弾四個投下。死者五名、重軽傷約十名、建物二〇%及機械類軽微なる損傷を受く。復旧見込約十日間。
●(判読不能)栗村鉱業所(従業員約八十名)に小型爆弾数個落下。死者六名、重軽傷四名、倉庫一棟全壊、工場屋根一部破損。復旧見込約半ヶ月。
ロ 久世郡宇治町民家に小型爆弾数個及機銃掃射あり。死傷約一〇、民家半壊五戸、小破三戸。
(3)滋賀縣
七時五〇分頃、B29一機大津市石山北大路町所在松一三〇一工場(東洋レーヨン石山工場)に対し大型爆弾(推定一トン)一個投下。死一〇、重軽傷七二、行方不明二〇、全半壊九棟。又、同時刻頃小型機P51十三機神崎郡八日市町八日市飛行場施設及付近民家に小型爆弾投下及機銃掃射をなし、死者一、重軽傷五、建物被害若干ありたり。
三.九州地区 (省略)
其の二
本日午前十時頃より午后一時頃迄の間、敵B29約三〇〇機小型約五〇〇機は志摩半島及潮岬より二隊に分散侵入し、大阪、名古屋、半田、四日市、桑名各市の残存堅牢建築物を爆弾により攻撃したる後、御前崎付近より夫に南方に脱去せり。
(1)名古屋市 (省略)
(2)半田市 (省略)
(3)四日市、桑名両市に投弾ありたる模様なるも被害目下調査中。
(4)大阪市
イ 東警察署管内
森ノ宮東ノ町及南ノ町に爆弾数十発落下、火災発生するも大火に至らず鎮火。死傷者数名の見込。尚森下仁丹全壊、省線森ノ宮駅半壊。
ロ 天満警察署管内
中崎町付近に爆弾投下。
ハ 曽根崎警察署管内
大阪駅構内に爆弾落下、線路全壊。
ニ 天王寺警察署管内
真田山に爆弾落下。
ホ 東成警察署管内
北中堀に爆弾落下。
ヘ 城東警察署管内
今福中一丁目(日本電機兵器工場)、鴨野町、中浜町、蒲生町四丁目、鶴見町(橋本チェーン工場付近)に爆弾落下。
ト 桜島付近被弾の模様。
(5)京都府
九時●●(判読不能)分、空襲警報発令中B29約二百数十機の来襲ありたるも、南桑田郡保津村山中に爆弾六個投下したるも被害なし。
(3)復員局『本土地上防空作戦記録』
▼戦後作成されたもので、7月24日の記述を引用します。
七月二十四日朝
敵艦上機紀伊半島より侵入し伊丹、大正飛行場及大阪港在泊の船舶を反復攻撃す我沿岸陣地並に飛行場直接配置の部隊戦斗せるも敵の行動不規にして大なる戦果なし
同日一〇三〇頃よりB29四〇〇機数梯団となり大阪湾に沿ひ北上し大阪造兵廠を爆撃す造兵廠壊滅的被害を受く
(4)『大阪鉄道局管内路線図』
▼空襲を受けて破壊された箇所と月日、修復された月日が記入されています。
▼戦中に作成された資料か、戦後占領軍が関係者に作成させたものかは不明です。
▼図中の「M」は凡例によると「maked cable」となりますが意味は分かりません。
(5)復員局『本土防空作戦記録(中部地区)』
▼戦後作成された記録で、「本本土沿岸に対する敵の艦砲射撃及8月に於ける敵の空襲状況」の節には以下の記述があります。
(7月)24日
07.00 艦載機紀伊半島より侵入し各飛行場及び船舶を攻撃す。
10.30 B29400機波状攻撃を以て大阪重要施設を攻撃す。
2.7月24日に展開していた米海軍・英海軍空母、米陸軍航空軍
(1)米海軍空母、英海軍空母
▼7月24日朝、本州南岸に位置していた米海軍タスクフォース38(T.F.38)所属の空母(15隻)、英海軍タスクフォース37(T.F.37)所属の空母(4隻)は以下の通りです。各空母の24日08:00の座標は下図を参照して下さい。
▼列挙はアルファベット順です。
米海軍
バターン(USS BATAAN)
ベローウッド(USS BELLEAU WOOD)
ベニントン(USS BENNINGTON)
ボノムリシャール(USS BON HOMME RICHARD)
カウペンス(USS COWPENS)
エセックス(USS ESSEX)
ハンコック(USS HANCOCK)
インディペンデンス(USS INDEPENDENCE)
レキシントン(USS LEXINGTON)
モンテレー(USS MONTEREY)
ランドルフ(USS RANDOLPH)
サンジャシント(USS SAN JACINTO)
シャングリラ(USS SHANGRI-LA)
タイコンデロガ(USS TICONDEROGA)
ヨークタウン(USS YORKTOWN)
英海軍
フォーミダブル(HMS FORMIDABLE)
インプラカブル(HMS IMPLACABLE)
インディファティガブル(HMS INDEFATIGABLE)
ヴィクトリアス(HMS VICTORIOUS)
(2)米陸軍航空軍
▼7月24日当時、本州周辺にいた爆撃機以外の米陸軍航空軍の編制は以下の通りです。
■第7空軍第7戦闘機集団(7AF 7FC)
●第15戦闘航空群(15FG)硫黄島、P-51D
・第45戦闘飛行隊(45FS)
・第47戦闘飛行隊(47FS)
・第78戦闘飛行隊(78FS)
●第21戦闘航空群(21FG)硫黄島、P-51D
・第46戦闘飛行隊(46FS)
・第72戦闘飛行隊(72FS)
・第531戦闘飛行隊(531FS)
●第318戦闘航空群(318FG)沖縄、P-47N
・第19戦闘飛行隊(19FS)
・第73戦闘飛行隊(73FS)
・第333戦闘飛行隊(333FS)
●第414戦闘航空群(414FG)硫黄島、P-47N
・第413戦闘飛行隊(413FS)
・第437戦闘飛行隊(437FS)
・第456戦闘飛行隊(456FS)
●第506戦闘航空群(506FG)硫黄島、P-51D
・第457戦闘飛行隊(457FS)
・第458戦闘飛行隊(458FS)
・第462戦闘飛行隊(462FS)
●夜間戦闘航空群(Night Fighter Group)沖縄(伊江島)、P-61
・第6夜間戦闘飛行隊(6NFS)
・第548夜間戦闘飛行隊(548NFS)
・第549夜間戦闘飛行隊(549NFS)
3.7月24日の米海軍・英海軍艦載機、米陸軍航空軍の作戦任務
(1)全体
▼下図は、タスクフォース38の報告書にみられた7月24日の艦船攻撃の成果を示したものです。
▼黒く塗り潰された部分が、7月24日当日に艦船攻撃が行われたエリアです。
▼warshipは軍艦、merchantは商船です。
(2)7月24日の米海軍艦載機の作戦任務一覧
▼7月24日の作戦任務報告書一覧を列挙する前に、各作戦任務の情報は次の様式にしたがって整理しています。
●作戦任務名(カッコ内は報告書に記載された作戦任務名)
・報告書番号 飛行隊名 機種×機数 発艦時刻/着艦時刻 攻撃した地名及び摘要
<凡例>
●CAP:Combat Air Patrol(戦闘空中哨戒)
・DCAP:Day CAPとDusk CAP(黎明/薄暮時のCAP)がある
・NCAP:Night CAP
・SUBCAP:Submarine CAP:救難潜水艦と連携したCAP
・Dumbo CAP:救難機ダンボと連携したCAP
・Lifeguard CAP:救難支援のためのCAP
・Rap CAP:Radar Picket Line CAP(味方艦のレーダー索敵によるCAP)
・TG CAP:不明(内容から察するにTask Group CAPと思われる)
・Cruiser NCAP:味方艦船と連携したNCAP
●Strike:攻撃、爆撃の全般的名称。同様の表現例として以下のものがある。
・Strike、Attack:攻撃機、雷撃機による攻撃(主に攻撃機部隊が使用する名称)
・Night Anti Ship Strike:夜間対艦攻撃
・Sweep, Fighter Sweep, Fighter Strike, Zipper, Blanket:戦闘機による攻撃(主に戦闘機部隊が使用する名称)
・Neutralize AA/Hit AA Defense:対空砲陣地への攻撃(実際はそれ以外のところも攻撃している)
●その他:
・Photo Recon/Graphic:写真偵察
・Weather Research:天候偵察
・Rescue:救難
・Autocat:不明
●作戦任務名にA、B,…や1、2、3…のように符号が振られているのは通し番号です。但し、Aや1から始まるとは限りません。また、A/CはAircraft、A/FはAir Field(飛行場)、SSはSeaplane Stationの略です。
▼以下、空母名のアルファベット順に整理します。
■空母バターン(USS BATAAN)
●DCAP 1(―)
・― VF-47 F6F-5×8 0453/0856 daycap, result negative.
●SUBCAP 2(―)
・― VF-47 F6F-5×2 0544/1025 result negative.
●STRIKE C3(To Neutralize AA Defenses in KURE Area While Other Units Attacked BB-XCV HYUGA)
・VF-47-101 VF-47 F6F-5×7 F6F-5P×1 0745 or 0849/1215 豊後水道、伊予灘、情島、倉橋島、安居島。写真撮影機は攻撃前/後の写真を撮影
・VT-47-51 VT-47 TBM-3×9 0745 or 0849/1215 豊後水道、伊予灘、情島、倉橋島、安居島。写真撮影機は攻撃前/後の写真を撮影
●DCAP 3(―)
・― VF-47 F6F-5×8 1211/1629 daycap, result negative.
●SUBCAP 5(―)
・― VF-47 F6F-5×2 1212/1648 result negative.
●STRIKE C6(To Hit AA Defenses near KURE, HONSHU(Including BB-XCV HYUGA))
・VF-47-102 VF-47 F6F-5×7 F6F-5P×1 1430/1830 豊後水道、伊予灘、情島、倉橋島。写真撮影機は攻撃前の写真を撮影するため東側から直線進入
・VT-47-53 VT-47 TBM-3×9 1430/1830 豊後水道、伊予灘、情島、倉橋島。写真撮影機は攻撃前の写真を撮影するため東側から直線進入
■空母ベローウッド(USS BELLEAU WOOD)
●RAPCAP 1(―)
・― VF-31 F6F-5×4 0447-0456/0801-0804,0923-0937 routine patrol, no interceptions.
●STRIKE A1(Photographic reconnaissance, Destruction of A/C at KAGAMIGAHARA, KOMAKI, KIYOSU A/Fs)
・VF-31-10 VF-31 F6F-5×11 0445/0915 大島湾、潮岬、潮岬南西端、半島南端及び東側。名古屋が天候不良のため目標を変更、海岸線を南下
●STRIKE C3(Strike on Naval Shipping, KURE, HONSHU(Morining Strike))
・VF-31-12 VF-31 F6F-5×12 0745/1228 呉湾、伊予灘
・VT-31-7 VT-31 TBM-3×16 0745/1228 呉湾、伊予灘
●STRIKE A4(Photographic Reconnaisance, Destruction of A/C at KAGAMIGAHARA, KOMAKI, KIYOSU A/Fs)
・VF-31-13 VF-31 F6F-5×11 1015/1445 浜島の入江、伊勢湾の入江、長島。名古屋が天候不良のため目標を変更、海岸線を南下
●RAPCAP 4(―)
・― VF-31 F6F-5×4 1410-1419/1830-1841 routine patrol, no interceptions.
●STRIKE C6(Strike on Naval Shipping, KURE, HONSHU(Afternoon Strike))
・VF-31-12 VF-31 F6F-5×12 1415/1900 伊予灘、呉港
・VT-31-7 VT-31 TBM-3×16 1415/1900 伊予灘、呉港
■空母ベニントン(USS BENNINGTON)
●STRIKE A1(Sweep against A/Fs NAGOYA Area)
・VF-1-24-45 VF-1 F6F-5×15 F6F-5P×1 0445/0920 三河湾、浜名湖、豊橋A/F、老津A/F、河和SS
●DCAP 1(―)
・― VF-1 F6F-5×4 VBF-1 FG-1D×4 0446/0929 patrol is uneventful.
●PHOTO(Photo Mission over NAGOYA Area A/Fs)
・VF-1-25-45 VF-1 F6F-5×3 F6F-5P×1 0545/1030 友ヶ島近傍、和歌山から3マイル、和歌山の北5マイルとその東1マイル。名古屋が天候不良のため目標を変更
●STRIKE B2(Fighter Sweep A/Fs, SE of NAGOYA)
・VBF-1-19 VBF-1 FG-1D×8 0545/1030 八幡市、京田辺、私部、神戸塩屋付近。名古屋が天候不良のため目標を変更
●SUBCAP 3(Subcap #3, 210°-40 miles from IRAGO SAKI)
・VF-1-26-45 VF-1 F6F-5×4 0745/1225 伊良湖岬から210度40マイルに位置する救難潜水艦上空から270度方向の沿岸を哨戒
●STRIKE C3(Attack on Warship at KURE Naval Base)
・VBF-1-20 VBF-1 FG-1D×12 0745/1230 呉港南方、三ツ子島北方、倉橋島北方、黒島北東4マイル、水ノ子島
●STRIKE C3(Naval Shipping, KURE(C#3))
・VT-1-7-45 VT-1 TBM-3×2 TBM-3E×13 0745/1240 呉港南西3マイル、倉橋島北西、倉橋島北方の島
●STRIKE C3(Strike against Naval Shipping, KURE Naval Base, HONSHU, JAPAN)
・VF-1-27-45 VF-1 F6F-5×4 0745/1245 呉港南、呉港南30マイル
●STRIKE C3(Attack on Warships at KURE Naval Base)
・VB-1-71 VB-1 SB2C-4E×13 0745/1245 江田島沖、三ツ子島、三ツ子島南端
●DCAP 2(―)
・― VF-1 F6F-5×4 VBF-1 FG-1D×4 0835/1311 patrol is uneventful.
●STRIKE A4(Sweep against Kowa SS, HONSHU, JAPAN)
・VF-1-28-45 VF-1 F6F-5×13 1015/1455 河和SS、豊浜、佐久島南3マイル、鳥羽北方の入江
●DCAP 3(―)
・― VF-1 F6F-5×4 VBF-1 FG-1D×4 1118/1559 patrol is uneventful.
●RAPCAP 3(―)
・― VF-1 F6F-5×1 VBF-1 FG-1D×3 1118/1559 patrol is uneventful.
●STRIKE B5(―)
・― VF-1 F6F-5×2 F6F-5P×2 1215/1712 稼働機不足により神戸の写真偵察に変更
●STRIKE C6(Attack on Warships at KURE Naval Base)
・VB-1-72 VB-1 SB2C-4E×11 1415/1845 三ツ子島、情島沖、西能美島北端
●STRIKE C6(Strike against Naval Shipping, KURE Naval Base, HONSHU, JAPAN)
・VF-1-29-45 VF-1 F6F-5×6 1430/1830 屋代島
●STRIKE C6(to Attack Jap Naval Capital Ships at KURE)
・VT-1-8-45 VT-1 TBM-3×2 TBM-3E×9 1430/1830 呉南方、柱島
●STRIKE C6(Bomb Warships at KURE Naval Base)
・VBF-1-21 VBF-1 FG-1D×9 1430/1850 倉橋島北方、三ツ子島南方
●DCAP 4(―)
・― VF-1 F6F-5×4 VBF-1 FG-1D×4 1418/1916 patrol is uneventful.
■空母ボノムリシャール(USS BON HOMME RICHARD)
●DADCAP(―)
・― VF(N)-91 F6F-5N×4 0257-0300/0546-0549 ―
●AUTOCAT(―)
・― VT(N)-91 TBM-3E×1 0524/0855 ―
●STRIKE 1(Zipper on OITA A/F, NE KYUSHU)
・VF(N)-91-4 VF(N)-91 F6F-5N×8 1730/2109 別府湾、大分A/F
●NIGHT STRIKE 1(Night Anti- Shipping Strike over Inland Sea)
・VT-91-4 VT-91 TBM-3E×3 1800/2300 備後灘、播磨灘、紀伊水道。室戸岬から上陸後四国上空で日没まで約30分ホールディング
●CRUISER NCAP 1(―)
・― VF(N)-91 F6F-5N×2 1801-1805/2242-2248 ―
●DADCAP(―)
・― VF(N)-91 F6F-5N×4 1829-1832/2242-2248 ―
●CRUISER NCAP 2(―)
・― VF(N)-91 F6F-5N×2 1954-1956/2320 ―
●CRUISER NCAP 3(―)
・― VF(N)-91 F6F-5N×2 2235-2239/0233 ―
●FORCE NCAP(―)
・― VF(N)-91 F6F-5N×4 2235-2239/0233 ―
■空母カウペンス(USS COWPENS)
●DCAP 1(―)
・― VF-50 F6F-5×8 0440-0445/0755,0849-0852 ―
●SUBCAP 2(―)
・― VF-50 F6F-5×4 0539-0541/1003-1007 ―
●DCAP 2(―)
・― VF-50 F6F-5×7 0737-0740/1217-1224 ―
●STRIKE C3(Strike Shipping, KURE Harbor, HONSHU)
・CAG-50-21 VF-50 F6F-5×4 VT-50 TBM-3E×8 0745/1230 呉、呉港、呉南10マイル、呉南15マイル、呉南20マイル、広島湾、国東半島
●DCAP 3(―)
・― VF-50 F6F-5×8 1137-1141/1521-1525 ―
●SUBCAP 5(Subcap)
・VF-50-20 VF-50 F6F-5×4 1145/1545 田辺湾沿岸を哨戒
●PHOTO C6(―)
・― VF-50 F6F-5P×2 1359-1402/1835-1838 photographic mission to KURE.
●STRIKE C6(Strike Shipping, KURE, HONSHU)
・VT-50-22 VT-50 TBM-3E×7 1400/1825 呉湾
●DCAP 4(―)
・― VF-50 F6F-5×8 1517-1521/1847-1852 ―
■空母エセックス(USS ESSEX)
●TG CAP 1(―)
・― VF-83 F6F-5×4 VBF-83 F4U-1D×4 0443-0456/0847-0852 ―
●STRIKE A1(Sweep of SAEKI and OITA A/Fs)
・VF-83-117 VF-83 F6F-5×14 F6F-5P×2 0445/0915 大分A/F、佐伯A/F。目標上空は天候不良
●STRIKE B2(―)
・― VBF-83 F4U-1D×16 0545-0552/1048-1055 A/F of northern KYUSHU.
●TG CAP 2(Combat Air Patrol)
・VBF-83-129 VF-83 F6F-5×4 0741/1214 T.G.38.1の西5マイル
●LIFEGUARD SUBCAP 3(―)
・― VF-83 F6F-5×2 0741-0800/1332-1333 ―
●STRIKE C3(Attack KUMA - NATORI Class CL, KURE, HONSHU)
・VF-83-118 VF-83 F6F-5×4 0741/1215 四国中央部、呉港、倉橋島西沖、端島、屋代島
・VBF-83-128 VBF-83 F4U-1D×8 0741/1215 四国中央部、呉港、倉橋島西沖、端島、屋代島
・VB-83-59 VB-83 SB2C-4E×14 0741/1215 四国中央部、呉港、倉橋島西沖、端島、屋代島
・VT-83-93 VT-83 TBM-3×15 0741/1215 四国中央部、呉港、倉橋島西沖、端島、屋代島
●STRIKE A4(Sweep over N. KYUSHU A/Fs)
・VF-83-119 VF-83 F6F-5×14 F6F-5P×2 1015/1500 別府湾、菊池A/F
●TG CAP 3(―)
・― VF-83 F6F-5×4 VBF-83 F4U-1D×4 1207-1213/1620-1632 ―
●STRIKE B5(Strike on OITA A/F, KYUSHU)
・VBF-83-130 VBF-83 F4U-1D×8 1207/1620 大分A/F。目標上空は天候不良
●STRIKE C6(Attack KUMA - NATORI Class CL, KURE, HONSHU)
・VF-83-120 VF-83 F6F-5×8 1428/1845 広島湾、大黒神島、倉橋島、Han-Ura
・VBF-83-131 VBF-83 F4U-1D×4 1428/1845 広島湾、大黒神島、倉橋島、Han-Ura
・VB-83-60 VB-83 SB2C-4E×10 1428/1845 広島湾、大黒神島、倉橋島、Han-Ura
・VT-83-64 VT-83 TBM-3×13 1428/1845 広島湾、大黒神島、倉橋島、Han-Ura
●LIFEGUARD SUBCAP 6(―)
・― VBF-83 F4U-1D×2 1428-1447/1827-1930 ―
●TG CAP 4(―)
・― VF-83 F6F-5×4 VBF-83 F4U-1D×4 1547-1550/1827-1930 ―
■空母ハンコック(USS HANCOCK)
●SUBCAP 1(Subcap #1)
・VF-6-61 VF-6 F6F-5×3 F6F-5N×1 0445/0925 大島湾、串本SS、串本、潮岬、樫野崎。救難潜水艦SS397上空で哨戒
●DCAP 1(―)
・― VF-6 F6F-5×4 VBF-6 F4U-4×4 0445-0501/0916-0937 ―
●STRIKE A1(Sweep A#1)
・VBF-6-72 VBF-6 F4U-4×16 0450/0913 徳島A/F、浦神、新宮、木本。名古屋~神戸のA/F攻撃が当初の目的
●STRIKE B2(Sweep B2)
・VF-6-62 VF-6 F6F-5×12 0545/1035 八日市A/F、上野A/F、榛原
●STRIKE C3(Strike C#3; Attack on Japanese Fleet at KURE)
・VT-6-39 VT-6 TBM-3E×13 0745/1225 早瀬海峡、呉港、豊島、大黒神島北方、足摺岬沖
・VB-6-34 VB-6 SB2C-4E×12 0745/1225 早瀬海峡、呉港、豊島、大黒神島北方、足摺岬沖
・VF-6-63 VF-6 F6F-5×8 0745/1225 早瀬海峡、呉港、豊島、大黒神島北方、足摺岬沖
・VBF-6-73 VBF-6 F4U-4×4 0745/1225 早瀬海峡、呉港、豊島、大黒神島北方、足摺岬沖
●RAPCAP 2(―)
・― VBF-6 F4U-4×4 0829-0834/1223-1302 ―
●DCAP 2(―)
・― VF-6 F6F-5×2 F6F-5N×2 VBF-6 F4U-4×4 0829-0834/1223-1302 ―
●STRIKE A4(Sweep A#4)
・VBF-6-74 VBF-6 F4U-4×15 1015/1438 徳島湾、徳島A/F、小松島A/F、沼島、伊島。沿岸に達するが天候不良のため徳島に向かう
●SUBCAP 4(Subcap #4)
・VF-6-64 VF-6 F6F-5×4 1015/1500 尾鷲、木本。伊勢湾H-13救難ポイントで救難潜水艦SS397の支援
●DCAP 3(―)
・― VF-6 F6F-5×8 1124-1132/1515-1555 ―
●RAPCAP 3(―)
・― VF-6 F6F-5×4 1124‐1132/1515-1555 ―
●STRIKE B5(Sweep B#5)
・VBF-6-75 VBF-6 F4U-4×4 1214/1709 田辺湾、番匠(所)鼻。目標空域が天候不良のため変更
・VF-6-65 VF-6 F6F-5×4 1214/1709 田辺湾、番匠(所)鼻。目標空域が天候不良のため変更
●STRIKE C6(Strike C#6; Attack on Japanese Fleet at KURE Harbor)
・CVG-6-39 VT-6 TBM-3E×11 VB-6 SB2C-4E×11 VF-6 F6F-5×3 VBF-6 F4U-4×7 1410/1820 呉港、情島西方、西能美島南方、東能美島、倉橋島、倉橋島北方、三ツ子島、森、豊島、屋代島東端、日振島、柱島南方、端島沖、黒島、平群島
●DCAP 4(―)
・― VF-6 F6F-5×4 VBF-6 F4U-4×4 1414-1430/1818-1914 ―
■空母インディペンデンス(USS INDEPENDENCE)
●SUBCAP(CAP over Rescue Submarine off SHIKOKU)
・CVLG-27-11 VF-27 F6F-5×4 0445/0845 田辺湾、室戸岬。本州沿岸数マイルの位置を哨戒
●SPECIAL WEATHER RESEARCH(―)
・― VF-27 F6F-5×1 VT-27 TBM-3×1 0445/0820 ―
●STRIKE C3(Attack Naval Shipping - KURE Naval Base)
・CVLG-27-9 VT-27 TBM-3×7 VF-27 F6F-5×2 F6F-5P×2 0745/1215 江田島沖
●CAP 2(―)
・― VF-27 F6F-5×8 0751/1239 ―
●SUBCAP(CAP over Rescue Submarine off SHIKOKU)
・CVLG-27-11 VF-27 F6F-5×4 0945/1545 田辺湾、室戸岬。本州沿岸数マイルの位置を哨戒
●CAP 3(―)
・― VF-27 F6F-5×8 1145/1602 ―
●STRIKE C6(Attack Naval Shipping - KURE Naval Base)
・CVLG-27-10 VT-27 TBM-3×8 VF-27 F6F-5×4 1400/1910 江田島と西能美島の間、江田島北西、倉橋島南西端
●CAP 4(―)
・― VF-27 F6F-5×8 1522/1911 ―
●SUBCAP(―)
・― VF-27 F6F-5×3 1522/1911 ―
■空母レキシントン(USS LEXINGTON)
●DCAP 1(―)
・― VF-94 F6F-5×8 0444-0457/0910-0930 ―
●STRIKE A1(A/C HAMAMATSU and MIKATAGAHARA)
・VBF-94-24 VBF-94 F4U-4×12 VF-94 F6F-5×3 F6F-5P×1 0445/0915 浜松A/F、天竜A/F
●SUBCAP 1(Subcaps - at IRAGO SAKI Light)
・VF-94-9 VF-94 F6F-5×4 0445/1025 熊野灘、三木崎、三木崎南10マイル。伊勢湾H-13ポイントでCap
●SUBCAP 2(―)
・― VF-94 F6F-5×4 0545-0550/1029-1037 ―
●STRIKE B2(Destroy A/C OI, TENRYU, YAIZU)
・VBF-94-23 VBF-94 F4U-4×8 VF-94 F6F-5×3 F6F-5P×1 0545/1115 天竜A/F、焼津A/F、大井A/F
●DUMBO CAP 1(―)
・― VF-94 F6F-5×4 0745-0805/1226-1309 ―
●STRIKE C3(Attack Naval Shipping KURE Harbor)
・CAG-94-13 VF-94 F6F-5×10 VB-94 SB2C-4×14 VT-94 TBM-3E×15 0800/1310 広島湾、呉
●RAPCAP 2(―)
・― VBF-94 F4U-4×4 0830-0838/1226-1309 ―
●RAPCAP 2(―)
・― VBF-94 F4U-4×8 0830-0838/1226-1309 ―
●STRIKE A4(Strike on HAMAMATSU A/C)
・VBF-94-25 VBF-94 F4U-4×11 VF-94 F6F-5×4 1015/1500 浜名湖口、浜名湖口の東、浜名湖口の南東、浜名湖口の線路の北、浜名湖東2~3マイル、浜松、浜松西2マイル、舞阪、舞阪東1マイル。天候不良のため浜松A/FのA/Cを攻撃できず舞阪と浜名湖沿岸部を攻撃
●DCAP 3(―)
・― VF-94 F6F-5×8 1119-1124/1543-1548 ―
●STRIKE B5(HAMAMATSU A/C)
・VBF-94-26 VBF-94 F4U-4×7 VF-94 F6F-5×1 1215/1700 宇布見北2マイル、宇布見北東、天竜川西2マイル、浜松西2マイル
●SUBCAP 5(Subcaps - at IRAGO SAKI Light)
・VF-94-9 VF-94 F6F-5×3 F6F-5N×1 1215/1815 浜松を攻撃したのち墜落したF4Uの救難支援、伊勢湾H-13ポイントでCap
●DCAP 4(―)
・― VBF-94 F4U-4×7 VF-94 F6F-5×1 1414-1428/1820-1909 ―
●SUBCAP 6(Subcap - IRAGO SAKI)
・VBF-94-27 VBF-94 F4U-4×3 VF-94 F6F-5×1 1415/1926 五ヶ所湾、三輪崎湾、大王崎、宇久井
●DUMBO CAP 2(―)
・― VF-94 F6F-5×4 1414-1428/1805-1811 ―
●STRIKE C6(Attack Naval Shipping KURE Harbor)
・CAG-94-14 VF-94 F6F-5×8 VB-94 SB2C-4×7 VT-94 TBM-3E×9 1415/1850 鹿島、津和井島、倉橋島
■空母モンテレー(USS MONTEREY)
●STRIKE C3(Glide Bombing Attack on Jap Naval Combatant Ships, KURE Naval Base Area)
・CAG-34-8-45 VF-34 F6F-5×7 F6F-5P×1 VT-34 TBM-3×9 0745/1230 倉橋島沖
●STRIKE C6(Glide Bombing Attack on Ships in KURE Naval Base Area - HONSHU)
・CAG-34-9-45 VF-34 F6F-5×7 F6F-5P×1 VT-34 TBM-3×7 1428/1900-2005 呉湾
■空母ランドルフ(USS RANDOLPH)
●STRIKE A1(Strike A/Fs NE. KYUSHU, W. HONSHU)
・CVG-16-25-45 VF-16 F6F-5×16 VBF-16 F6F-5P×4 0445/0855 四国南方、祝島南西2マイル、防府A/F、防府市街、防府港、姫島
●STRIKE B2(Sweep A/Fs, N. KYUSHU, Attack USA A/F)
・CVG-16-26-45 VBF-16 F6F-5×15 0545/1030 姫島、築城A/F、宇佐A/F、佐田岬
●RAPCAP 2(Radar Picket Combat Air Patrol)
・CVG-16-27-45 VF-16 F6F-5×8 0745/1225 空母から50マイル付近を哨戒
●STRIKE C3(Attack XCV HYUGA - KURE)
・CVG-16-28-45 VF-16 F6F-5×11 VB-16 SB2C-4×16 VT-16 TBM-3×14 0746/1225 豊後水道、情島沖
●STRIKE A4(Strike TSUIKI(2547) and USA(1307) A/Fs, KYUSHU)
・CVG-16-29-45 VF-16 F6F-5×16 VBF-16 F6F-5P×4 1015/1445 姫島、築城A/F、宇佐A/F、佐田岬
●STRIKE B5(Blanket A/Fs Western Inland Sea)
・CVG-16-30-45 VBF-16 F6F-5×11 1200/1645 佐田岬、佐田岬から7マイル、牛島、八幡浜市街、松山西A/Fの南。天候不良のため伊予灘と豊後水道の水上敵攻撃に変更
●STRIKE C6(Attack XCV HYUGA - KURE Naval Base)
・CVG-16-31-45 CAG-16 F6F-5×1 VF-16 F6F-5×3 VBF-16 F6F-5×6 VB-16 SB2C-4×11 VT-16 TBM-3×10 1430/1851 松山西A/F、広島SS、情島北西、木橋島、中島、長浜
●RAPCAP 4(Radar Picket Combat Air Patrol)
・CVG-16-32-45 VF-16 F6F-5×8 1545/1900 洋上
■空母サンジャシント(USS SAN JACINTO)
●RAPCAP 1(―)
・― VF-49 F6F-5×4 0447/0933 ―
●STRIKE B2(Sweep - NAGOYA East, NAGOYA, SETO and AICHI A/Fs)
・ACA-1-41 VF-49 F6F-5×12 0550/1028 渥美湾、伊良湖岬。目標上空が天候不良のため変更
●STRIKE C3(Neutralize AA - KURE Naval Base, HONSHU)
・VT-49-21 VT-49 TBM-3×9 0752/1240 西能美島沖、広島湾、伊予灘
●STRIKE C3(Strike - KURE Naval Base)
・ACA-1-42 VF-49 F6F-5×8 0758/1236 三ツ子島南、倉橋島、松山沖、津和地島沖、佐田岬東方
●STRIKE B5(Sweep and Photo Recco. NAGOYA, NAGOYA East and SETO A/Fs)
・ACA-1-43 VF-49 F6F-5×12 1218/1715 名古屋東A/F、三菱A/F、愛知A/F
●STRIKE C6(Neutralize AA - KURE Naval Base, HONSHU)
・VT-49-22 VT-49 TBM-3×8 1422/1846 呉、佐伯湾、豊後水道
●STRIKE C6(Strike - KURE Naval Base)
・ACA-1-44 VF-49 F6F-5×8 1427/1841 呉、佐伯湾、豊後水道
●RAPCAP 4(―)
・― VF-49 F6F-5×4 1415/1831 ―
■空母シャングリラ(USS SHANGRI-LA)
●STRIKE A1(Fighter Sweep over A/Fs)
・VF-85-43 VF-85 F4U-1C×12 0445/0930 岡山、常山、家の浦。目標の美保が天候不良のため岡山エリアをSweep
●STRIKE B2(Blanket A/Fs, OSAKA Area)
・VBF-85-45 VBF-85 FG-1D×7 F4U-1D×1 0545/1000 阪神A/F、伊丹A/F、和歌浦湾
●STRIKE C3(Attack Combat Shipping KURE)
・VBF-85-46 VBF-85 FG-1D×6 F4U-1C×6 0745/1215 呉
●STRIKE C3(Attack Naval Vessels in KURE Harbor)
・VB-85-38 VB-85 SB2C-4×13 0745/1245 呉
●STRIKE C3(Attack Shipping at KURE, JAPAN)
・VT-85-33 VT-85 TBM-3×14 0745/1230 呉
●STRIKE A4(―)
・― VF-85 F4U-1C×12 0945/― 姫路A/F、三木A/F
●STRIKE B5(Blanket A/Fs, MIHO Area)
・VBF-85-47 VBF-85 FG-1D×8 1145/1545 米子、美保A/F、一部が艦船攻撃
・VF-85-44 VF-85 F6F-5P×2 F4U-1C×2 1145/1545 米子、美保A/F、一部が艦船攻撃
●STRIKE C6(Strike Enemy Fleet Units, KURE)
・VBF-85-48 VBF-85 FG-1D×12 1400/1900 呉湾
●STRIKE C6(Attack Naval Vessels in KURE Harbor)
・VB-85-39 VB-85 SB2C-4E×11 1400/1900-1950 呉湾
●STRIKE C6(Attack Shipping at KURE, JAPAN)
・VT-85-34 VT-85 TBM-3×13 1400/1900 呉湾
●RESCUE CAP(Rescue Mission)
・VF-85-45 VF-85 F4U-1C×6 FG-1D×2 1520/2115 神戸沖に墜落したヨークタウン機のパイロットの救出支援
■空母タイコンデロガ(USS TICONDEROGA)
●STRIKE A1(Sweep HIROSHIMA Bay and SHIKOKU A/Fs KURE Area)
・CVG-87-22 VBF-87 F6F-5×16 0446/0930 広島湾、呉湾
●PHOTO(―)
・― VF-87 F6F-5P×4 0445/0946 新居浜A/F、Shipping Inland Sea.
●STRIKE B2(Fighter Strike on KOCHI A/F, SHIKOKU)
・CVG-87-23 VBF-87 F6F-5×16 0545/1015 高知A/F、四国沿岸
●STRIKE C3(Strike BB-XCV HYUGA, Kure Area)
・CVG-87-24 VF-87 F6F-5×12 VB-87 SB2C-4E×14 VT-87 TBM-3E×15 0745/1230 情島沖、倉橋島沖
●STRIKE A4(Fighter Strike, IWAKUNI A/F, HONSHU)
・CVG-87-25 VBF-87 F6F-5×16 1015/1445 岩国A/F、岩国沖、宇佐A/F、宇佐沖
●STRIKE B5(Fighter Strike, KURE Area A/Fs)
・CVG-87-26 VBF-87 F6F-5×11 1200/1630 岩国A/F、松山A/F、松山西A/F
●PHOTO(―)
・― VF-87 F6F-5P×4 1217/1634 松山西A/F、新居浜A/F
●STRIKE C6(Strike BB-XCV HYUGA, KURE, JAPAN)
・CVG-87-27 VF-87 F6F-5×12 VB-87 SB2C-4E×5 VT-87 TBM-3E×11 1430/1929 呉
■空母ヨークタウン(USS YORKTOWN)
●RAPCAP 1(―)
・― VF-88 F6F-5×8 ―/― ―
●SUBCAP(―)
・― VF-88 F6F-5×4 ―/― ―
●STRIKE A1(Sweep to MIHO(2621), YONAGO(2626))
・VBF-88-15 VBF-88 FG-1D×10 0445/0911 岡山南方。主目標が天候不良のため副目標を攻撃
●WEATHER(―)
・― VT-88 TBM-3×1 ―/― ―
●STRIKE B2(B2 Fighter Sweep OSAKA Area, HANSHIN, ITAMI)
・VF-88-14 VF-88 F6F-5×12 F6F-5P×4 0545/1000 阪神A/F、伊丹A/F
●SUBCAP(―)
・― VF-88 F6F-5×4 ―/― ―
●STRIKE C3(Attack Jap Naval Units, KURE, JAPAN)
・VT-88-7 VT-88 TBM-3×14 0740/1301 呉湾
●STRIKE C3(Strike KURE C3)
・VF-88-15 VF-88 F6F-5×8 VBF-88 F4U-4×4 0800/1215 呉湾
●STRIKE C3(Attack Shipping KURE Harbor)
・VB-88-7 VB-88 SB2C-4E×14 0810/1230 呉湾
●RAPCAP 2(―)
・― VF-88 F6F-5×8 ―/― ―
●SUBCAP 2(Ships off TOMOOKU(33.35N 134.25E))
・VBF-88-18 VBF-88 FG-1D×4 0945/1415 艦船攻撃、四国東岸
●SUBCAP 3(―)
・― VF-88 F6F-5×4 0955/― 紀伊水道
●STRIKE B5(Fighter Sweep - MIHO Area, MIHO & YONAGO A/Fs)
・VF-88-13 VF-88 F6F-5×9 1115/1600 米子A/F、美保A/F。一部が艦船攻撃
●RAPCAP 3(―)
・― VF-88 F6F-5×8 ―/― ―
●RESUCUE CAP(―)
・― ― ―×― ―/― 播磨灘
●STRIKE C6("HARUNA" - "SETTSU" - "OYODO")
・VBF-88-17 VBF-88 FG-1D×11 1400/1900 呉、松山A/F
●STRIKE C6(Strike Naval Combat Units, KURE, JAPAN)
・VT-88-8 VT-88 TBM-3×12 1400/1930 呉、松山A/F
●STRIKE C6(Attack Shipping KURE Harbor)
・VB-88-8 VB-88 SB2C-4E×12 1420/1830 呉、松山A/F
●SUBCAP 4(―)
・― VF-88 F6F-5×4 ―/― ―
●RESCUE(Rescue in OSAKA Area of Ensign Heck)
・VBF-88-19 VBF-88 FG-1D×8 1520/1930 淡路島西方に墜落した搭乗員の救出支援
●RAPCAP 4(―)
・― VF-88 F6F-5×8 ―/― ―
●DUMBO CAP(―)
・― VF-88 F6F-5×8 ―/― ―
●SUBCAP 5(―)
・― VF-88 F6F-5×4 ―/― ―
(3)7月24日の英海軍艦載機の作戦任務一覧
▼次に、7月24日の英海軍艦載機の作戦任務(の一部)を以下に列挙します。
▼英海軍艦載機については個々の作戦任務の報告書を入手できず、某先達から入手したT.F.37の報告書を参考にしました。この報告書はストライクミッションを網羅しており、一方、ストライクミッション以外で海岸から30マイルも内陸の橋本まで侵入することはないので、英海軍艦載機の可能性はないとみてよいでしょう。
▼情報は、以下の様式にしたがって記述します。
●作戦任務名
・任務番号 空母名 飛行隊名 機種×機数 発艦時刻/着艦時刻 攻撃地点および摘要
※「Combined」は複数の空母からの混成の意味。
●CAP
・― Implacable ― ―×― 0445/― ―
●First Strike to Attack A/Fs in the NE of SHIKOKU
・1A Formidable F4U×12 0445/― 倉敷A/F、岡山A/F、高松A/F
●―
・1B Implacable ― Seafire×12 ―/― 小松島A/F、徳島A/F
●―
・1C Victorious ― F4U×12 ―/― 高松A/F、須田A/F
●Strike No.2 against the A/Fs of TOKUSHIMA
・2 Combined ― TBM-3×20 Seafire×12 Firefly×8 F4U×4 0545/― 高松A/F、徳島A/F、小松島SS、詫間、須田A/F。各空母からの混成、最初の協同攻撃
●STRIKE 2C
・2C Victorious 1834SQ F4U×8 ―/― 倉敷A/F、岡山A/F、福山A/F、須田A/F、高知北方
●―
・2D Indefatigable ― Seafire×12 ―/― 高松A/F、観音寺
●Strike No.3 Aimed at The Shipping Including a CVE in SHIDO WAN(North SHIKOKU)
・3 Combined ― TBM-3×20 Seafire×8 Firefly×8 F4U×4 0845/― 四国北東沿岸、宇野、志度湾。各空母からの混成
●―
・3A Formidable ― F4U×8 ―/― 福山A/F、倉敷A/F、須田A/F、詫間
●―
・3B Implacable Seafire×12 ―/― 瀬戸内海で艦船攻撃
●Strike on No.4 Struck at TAKAMATSU A/Fs
・4 Combined ― TBM-3×20 Seafire×12 Firefly×8 F4U×4 1145/― 高松A/F。各空母からの混成
●―
・4C Victorious ― F4U×12 ―/― 瀬戸内海で艦船攻撃
●The Fifth and Last Strike to Attack the CVE
・5 Combined ― TBM-3×8 F4U×4 Firefly×8 1445/1745 宇野エリアで艦船攻撃
●―
・5A Formidable F4U×12 ―/― 瀬戸内海で艦船攻撃
●―
・5B Implacable Seafire×8 ―/― 須田A/F
●―
・5D Indefatigable TBM-3×12 Seafire×8 ―/― 艦船攻撃(場所不明)
※7月24日で計402ソーティー(CAP131ソーティー、Strike271ソーティー、36機が天候不良によりアボート)
(4)7月24日の米陸軍航空軍(爆撃機を除く)の作戦任務一覧
▼硫黄島と沖縄の米陸軍戦闘機によるミッションの報告書は、ごくわずかしか入手できていません(どうやら、陸軍戦闘機関係のマイクロフィルムが1970年代の米公文書館の火災で焼失したらしい)。
▼別の米軍統計資料ではこの日、陸軍戦闘機が神戸と名古屋、大垣、四日市、新居浜を攻撃したことになっています。
▼得られた7月24日の報告書を以下に列挙します。各作戦任務の情報は、以下の様式にしたがって記述します。
●作戦任務名
・作戦任務番号 飛行隊名 機種×機数 離陸時刻/着陸時刻 攻撃地点及び摘要
●Fighter Strike on KAGAMIGAHARA A/F
・7-19 15FG47FS P-51D×14 0837/1039 各務原A/F
●Strafe and Launch Rockets TINGHAI A/F CHINA
・7-19 318FG19FS P-47N×18 0500/1430 定海。73FSと協同、A-26パスファインダー機が随伴
●Rocket and Strafe THING-HAI A/F, CHUSAN ISLAND with Shipping in CHUSAN Archipelago as Alternate Target
・7-18 318FG73FS P-47N×18 0810/1430 定海、上海。19FSと協同、A-26パスファインダー機が随伴
●Fighter Strike against Targets in the NAGOYA Area
・7-14 506FG457FS P-51D×18 0803/1510 成果なし。主目標の浜松が天候不良
●Fighter Strike at YAIZU A/F, HONSHU, JAPAN
・7-16 506FG458FS P-51D×18 0801/1520 焼津A/F。清水と駿河湾で艦船攻撃
●Strike against YAIZU, OI, HAMAMATSU A/Fs
・― 506FG462FS P-51D×21 ―/― 天候不良により周辺を機銃掃射
4.該当する作戦任務
▼以上の結果、これを書いている現時点で橋本を攻撃したとみられるミッションは以下の4件のうちのいずれかです。
(1)報告書番号VBF-1-19(空母ベニントン)
AIRCRAFT ACTION REPORT
Ⅰ.全般:
(a)報告部隊:VBF-1
(b)所属艦:USSベニントン
(c)報告書番号:VBF-1-19
(d)日時:1945年7月24日 発艦時刻(LZT):0545(Item) 緯経度:31.40N 135.03E
(e)任務:名古屋北東の飛行場の掃討
(f)着艦時刻(LZT):1030(Item)
Ⅱ.本報告でカバーする航空機:
・FG-1D(VBF-1)×8
・500lb汎用爆弾AN-M64A1×1(頭部信管AN-M103A1(瞬間作動)、尾部信管AN-M101A2(0.01秒))
・5インチHVAR×4(Body:Mk.6-1;Motor:Mk.2-3;頭部信管Mk.149、弾底信管Mk.159)
・離陸した機:8
・敵機と遭遇した機:なし
・目標を攻撃した機:8
Ⅲ.本任務における他の味方機:
・F6F-5(VF-1)×4、USSベニントン
Ⅳ.敵航空機の視認または接敵:
・なし
Ⅴ.飛行中の敵航空機に対する攻撃・損害:
・なし
Ⅵ.作戦中の味方機の損失・損傷:
・なし
Ⅶ.味方の人的被害:
・なし
Ⅷ.帰艦時の航続距離・燃料・弾薬:
(a)機種:FG-1D
(b)往路の飛行距離:220マイル
(c)復路の飛行距離:280マイル
(d)平均飛行時間:4.7時間
(e)平均燃料搭載量:387(単位不明)
(f)平均燃料消費量:320(単位不明)
(g)50.キャリバーの合計弾薬消費量:500発
(h)帰投した機数:8
Ⅸ.敵対空砲火との遭遇:
・大口径:軽微
・中口径:軽微
・小口径:軽微
Ⅹ.味方機と敵機との比較:
・なし
Ⅺ.敵艦・敵地上物に対する攻撃:
(a)目標・場所:大阪北東の工場
(b)目標上空到達時刻:0745-0915(Item)
(c)目標上空の雲量:1,000ftで1/10
(d)目標の視程:快晴
(e)目標上空の視程:25マイル
(f)攻撃の方法・一航過当たりの投下数・投下間隔・投下高度:
・60~70度ダイブ、Mk.8ガンサイト使用
・一航過当たり1発
・投下間隔なし
・投下高度3,000~5,000ft
(g)損害を与えた敵地上機・目標:
1.八幡の工場(3~4エーカー):
・VBF-1×4による。500lb爆弾×4
・命中弾数:2
・成果:中規模の建物1棟に命中、出火
2.田辺の工場(訳注:京田辺のこと)(3~4エーカー):
・VBF-1×4による。500lb爆弾×4
・命中弾数:全弾が敷地内に命中
・成果:建物2棟に損害
3.私部の工場(3~4エーカー):
・VBF-1×4による。HVAR×15
・命中弾数:全弾が敷地内に命中
・成果:建物2棟が出火
4.塩屋付近の鉄道ヤード:
・VBF-1×4による。HVAR×12
・命中弾数:全弾が敷地内に命中
・成果:小さな建物が出火
八幡では爆弾2発が建物1棟以上に命中し、出火して煙が5,000ftまで上がった。田辺では全弾が工場区域内に命中し、建物2棟が重大な損害を受け、2つの炎が上がった。私部ではロケット弾15発全弾が建物に命中し、建物2棟から出火して煙が2,000ftまで上がった。
Ⅻ.作戦上・戦術上の情報(口述):
VBF-1副長のR.L.Wright中尉がコルセア8機とF6F4機の編隊を率い、名古屋南東の飛行場を攻撃し、神戸港を写真偵察する予定であった。名古屋エリアが低い雲で覆われているのが視認され、天候に全く問題のない神戸・大阪エリアに向かうことになった。F6Fが神戸港の写真撮影を行い、コルセア2編隊が大阪北東部の目標に爆弾とロケット弾を投下した。
Wright中尉は、八幡の工場を爆弾投下目標に選んだ。彼の編隊が4発のうち2発を投下して中規模の建物に命中し、大きな炎とともに煙が5,000ftまで上がった。塩屋付近では貨車で満杯の鉄道ヤードを視認し、ロケット弾12発を発射した。小さな倉庫状の建物から炎が上がった。
Dye中尉の編隊は、田辺の工場に爆弾4発を投下した。少なくとも建物2棟が直撃を受け、2つの炎が上がった。数マイル南の私部では別の工場を発見し、ロケット弾攻撃を行った。HVAR15発が工場区域に命中し、2棟が爆発して煙が2,000ftまで上がった。
Ⅷ.機材データ:
・なし
(2)報告書番号VF-6-62(空母ハンコック)
AIRCRAFT ACTION REPORT
Ⅰ.全般:
(a)報告部隊:VF-6
(b)所属艦:USSハンコック
(c)報告書番号:VF-6-62
(d)日時:1945年7月24日 発艦時刻(LZT):0545(Item) 緯経度:31.39N 135.11E
(e)任務:掃討
(f)着艦時刻(LZT):1035(Item)
Ⅱ.本報告でカバーする航空機:
・F6F-5(VF-6)×12
・うち9機は500lb汎用爆弾(頭部信管瞬間作動)×1
・うち11機はHVAR(頭部信管・弾底信管Mk.149)×4
・うち1機はHVAR(同)×3
・離陸した機:12
・敵機と遭遇した機:なし
・目標を攻撃した機:12
Ⅲ.本任務における他の味方機:
・なし
Ⅳ.敵航空機の視認または接敵:
・なし
Ⅴ.飛行中の敵航空機に対する攻撃・損害:
・なし
Ⅵ.作戦中の味方機の損失・損害:
・なし
Ⅶ.味方の人的被害:
・なし
Ⅷ.帰艦時の航続距離・燃料・弾薬:
(a)機種:F6F-5
(b)往路の飛行距離:180マイル
(c)復路の飛行距離:180マイル
(d)平均飛行時間:5時間
(e)平均燃料搭載量:400(単位不明)
(f)平均燃料消費量:350(単位不明)
(g)50.キャリバーの合計弾薬消費量:11,550発
(h)帰投した機数:12
Ⅸ.敵対空砲火との遭遇:
・大口径:なし
・中口径:なし
・小口径:なし
Ⅹ.味方機と敵機との比較:
・なし
Ⅺ.敵艦・敵地上物に対する攻撃:
(a)目標・場所:八日市飛行場
(b)目標上空到達時刻:0845(Item)
(c)目標上空の雲量:6,000ftで3/10のスキャター
(d)目標の視程:制限なし
(e)目標上空の視程:快晴
(f)攻撃の方法・一航過当たりの投下数・投下間隔・投下高度:
・急降下、Mk.8ガンサイトにより照準
・一航過当たり1発ずつ投下
・投下間隔―
・投下高度2,500ft
(g)損害を与えた敵地上機・目標:
1.八日市飛行場格納庫(100×150(単位不明))×2:
・VF-6×8による。500lb汎用爆弾×7、HVAR×16
・命中弾数:少なくとも2
・成果:損害
・7発全弾が格納庫ないし格納庫区画に着弾した。最初の数発を投下後、デブリと煙のせいでその後の成果を確認できなくなった。格納庫が出火し、煙を上げた。デブリが広く飛び散った。
2.八日市飛行場掩体:
・VF-6×8による。HVAR×6、50.キャリバー
・命中弾数:未確認
・成果:爆発2、損害3
・飛行場南東の掩体区画で単発機2機が爆発した。その他2機は命中したが爆発しなかった。
3.八日市飛行場建物:
・VF-6×2による。HVAR×6
・命中弾数:未確認
・成果:軽微
・ロケット弾6発を雑多な建物群に撃ち込んだが、被害は確認されなかった。
4.八日市飛行場敷地の航空機:
・VF-6×2による。HVAR×3、50.キャリバー
・命中弾数:HVAR×1
・成果:双発機1機損害
・ロケット弾3発のうち1発が双発機1機に命中したが出火しなかった。しかし、機体は分解した。
5.八日市飛行場周辺の航空機3機:
・VF-6×1による。HVAR×4、50.キャリバー
・命中弾数:HVAR×1
・成果:単発機1機爆発
・写真撮影機のパイロットが、八日市市街近くにあった単発機3機をロケット弾3発と50.キャリバーで攻撃した。大きな炎が1つ現れ、他は小さな炎が上がった。
6.榛原の電気機関車1両:
・VF-6×11による。50.キャリバー
・命中弾数:未確認
・成果:重大
・この列車は走行中だったが、攻撃後は線路上に停止した。
7.名張の機関車2両:
・VF-6×8による。50.キャリバー
・命中弾数:未確認
・成果:1両が出火
・2両のうち1両は攻撃後爆発した。その他の被害は確認されなかった。
8.上野飛行場の航空機:
・VF-6×8による。50.キャリバー
・命中弾数:未確認
・果:未確認
Ⅻ.作戦上・戦術上の情報(口述):
R.W.Schumann,Jr.中佐率いるVF-6の12機のF6F-5は、本州のLovoエリア(訳注:意味不明)の飛行場掃討を行うため、伊勢湾西方に向け1945年7月24日0545時(Item)にUSSハンコックを発艦した。うち9機は500lb汎用爆弾を搭載し、11機はHVARを4発、1機はHVARを3発搭載していた。
エリア内の飛行場のほとんどはオーバーキャストだったが、八日市付近上空は6,000ftで雲量3/10ブロークンとなっており、視程はスキャターの中で制限なしに改善されていた。
上空に敵機は見られず、爆弾、ロケット弾、50.キャリバーで攻撃する目標を選択するために旋回している間も対空砲火はなかった。9機が北西側の7,000~8,000ftからダイブした際には、スキャターが格納庫の上にあった。40~60度ダイブを行い、1,500~2,000ftで爆弾を投下し、飛行場上空800~1,500ftで機を引き起こした。はじめの2、3発が格納庫を直撃して濃い煙と破片が上がったため、以後の爆弾投下とロケット攻撃の成果をはっきりと視認できなくなった。500lb汎用爆弾7発を投下し、ロケット弾16発を格納庫群に撃ち込んだ。1棟は煙と火災によって破壊されたが、もう1棟の損害は視認困難であった。
飛行場にはダミー機約20機があると思われた。本物の作戦機は南東にかけての掩体区域に、木や灌木に覆われ、うまく隠蔽されていた。この区域には攻撃を3回行った。George.F.Rodgers中尉はこの区域で1機を攻撃し、R.L.Newhafer中尉は別の1機を攻撃した。J.O.Hovland中尉は双発輸送機1機をロケット攻撃し、うち1発が機に被弾して損傷したが、出火はしなかった。掩体区域の航空機には再度攻撃を行い、多くの航空機を破壊したが、出火はしなかった。
八日市市街付近で、Dave C. Kipp少尉が駐機中の単発機3機を視認した。彼はロケット弾3発を発射し、左側の機が激しく出火するとともに付近にいくつかの小さな炎が上がった。
編隊は、八日市からの帰投経路の南にある上野の飛行場を掃討した。飛行場にいた航空機2、3機に対して一航過したが、50.キャリバーのため成果は未確認である。谷間に沿って本州南部を横断中、3両編成の機関車を視認した。うち1両は電気車両で、榛原市近郊で視認した。 この列車は我々の攻撃後に停止した。他の2両は蒸気機関車で、名張近郊で視認した。このうち1両は蒸気を激しく吹いて爆発したが、もう1両は被害なしと確認された。
編隊は1035時(Item)に艦に戻った。
Ⅷ.機材データ:
・なし
(3)報告書番号VBF-85-45(空母シャングリラ)たぶんこれです
AIRCRAFT ACTION REPORT
Ⅰ.全般:
(a)報告部隊:VBF-85
(b)所属艦:USSシャングリラ(CV38)
(c)報告書番号:VBF-85-45
(d)日時:1945年7月24日 発艦時刻(LZT):0545(Item) 緯経度:31.27N 135.11E
(e)任務:大阪エリアの掃討
(f)着艦時刻(LZT):1000(Item)
Ⅱ.本報告でカバーする航空機:
・FG-1D(VBF-85)×7(260lb破片爆弾(VT信管)×1、HVAR(頭部/弾底信管)×4)
・F4U-1D(VBF-85)×1(武装は同上)
・離陸した機:8
・敵機と遭遇した機:なし
・目標を攻撃した機:それぞれ7、1
Ⅲ.本任務における他の味方機:
・F4U-1C(VF-85)×2、F6F-5(P)(VF-85)×2 USSヨークタウン
Ⅳ.敵航空機の視認または接敵:
・なし
Ⅴ.飛行中の敵航空機に対する攻撃・損害:
・なし
Ⅵ.作戦中の味方機の損失・損害:
・FG-1D(VBF-85):機首の30°方向から小口径の対空砲火に被弾し、穴が開いた。修理可能。
Ⅶ.味方の人的損害:
・なし
Ⅷ.帰艦時の航続距離・燃料・弾薬:
(a)機種:FG-1D、F4U-1D、F4U-1C、F6F-5(P)
(b)往路の飛行距離:190マイル
(c)復路の飛行距離:190マイル
(d)平均飛行時間:4.25時間
(e)平均燃料搭載量:387(単位不明)
(f)平均燃料消費量:335(単位不明)
(g)50.キャリバーの合計弾薬消費量:FG-1D=10,000発、その他=900発
(h)帰投した機数:FG-1D×7、F4U-1D×1、F4U-1C×2、F6F-5(P)×2
Ⅸ.敵対空砲火との遭遇:
・大口径:中程度
・中口径:中程度
・小口径:中程度
Ⅹ.味方機と敵機との比較:
・なし
Ⅺ.敵艦・敵地上物に対する攻撃:
(a)目標・場所:2653阪神飛行場(訳注:現八尾飛行場)、1656伊丹飛行場
(b)目標上空到達時刻:0700~0745(Item)
(c)目標上空の雲量:8,000ftで3/10の積雲
(d)目標の視程:もや
(e)目標上空の視程:15マイル
(f)攻撃方法・一航過当たりの投下数・投下間隔・投下高度:
・急降下、Mk.8ガンサイトにより照準
・一航過当たり1発ずつ投下
・投下間隔―
・投下高度4,500ft
(g)損害を与えた敵地上機・目標:
1.阪神飛行場の南東端(直径200(単位不明)):
・VBF-85×2による。260lb破片爆弾×2
・命中弾数:0
・成果:未確認(爆弾が駐機中の航空機4~5機を飛び越えた)
2.阪神飛行場の南東周辺(100×300(単位不明)):
・VBF-85×6による。260lb破片爆弾×6
・命中弾数:6
・成果:未確認
3.伊丹飛行場の格納庫(500平方(単位不明)):
・VBF-85×8による。HVAR×28
・命中弾数:25発が区域内に着弾
・成果:漏れ出した燃料が爆発
4.油槽船・小型油槽船×7:
・VBF-85×5による。HVAR×4
・命中弾数:4
・成果:油槽船が破壊、小型帆船が爆発
5.大阪東方及び南東方で列車×6:
・VBF-85×5による。機銃掃射
・命中弾数:不明
・成果:機関車3両が炎上、燃料貨車ないし線路近くの倉庫が炎上
1~5の全目標に対して機銃掃射を行ったが、その評価は困難。
Ⅻ.作戦上・戦術上の情報(口述):
B.Webster中尉がこの戦闘掃討任務を行うVBF-85の編隊を率い、10,000ft付近に広がる薄い雲を越えて目標に接近した。編隊長が母艦から直線上昇するよりもむしろ雲を迂回したことで、何時間かが失われたのではないかと感じられた。
阪神飛行場では、信管が作動する4,500ftからの投下を除けば、教本通りの急降下爆撃を行った。伊丹飛行場では、飛行場施設に対してロケット攻撃を行ったが、損害はⅪに示した通りである。
飛行場区域からの帰投途中、列車と船を視認し、正確な機銃掃射を行った。
Ⅷ.機材データ:
・なし
(4)報告書番号VF-88-14(空母ヨークタウン)
AIRCRAFT ACTION REPORT
Ⅰ.全般:
(a)報告部隊:VF-88
(b)所属艦:USSヨークタウン
(c)報告書番号:VF-88-14
(d)日時:1945年7月24日 発艦時刻(LZT):0545(Item) 緯経度:31.30N 135.00E
(e)任務:大阪エリア阪神、伊丹の地上航空機掃討
(f)着艦時刻(LZT):1000(Item)
Ⅱ.本報告でカバーする航空機:
・F6F-5(VF-88)×12(260lb破片爆弾(頭部信管・瞬間作動)×2)
・うち8機はHVAR(頭部信管・瞬間作動)×2
・離陸した機:12
・敵機と遭遇した機:なし
・目標を攻撃した機:11
・F6F-5(P)×4(260lb破片爆弾(頭部信管・瞬間作動)×2)
・離陸した機:4
・敵機と遭遇した機:なし
・目標を攻撃した機:4
Ⅲ.本任務における他の味方機:
・F4U-1D(VBF-85)×10、F6F-5(P)(VF-85)×2 USSシャングリラ
Ⅳ.敵航空機の視認または接敵:
・なし
Ⅴ.飛行中の敵航空機に対する攻撃・損害:
・なし
Ⅵ.作戦中の味方機の損失・損害:
・F6F-5(VF-88):強い対空砲火が炸裂して翼端が切断された。軽微な損傷。
Ⅶ.味方の人的損害:
・なし
Ⅷ.帰艦時の航続距離・燃料・弾薬:
(a)機種:F6F-5
(b)往路の飛行距離:220マイル
(c)復路の飛行距離:200マイル
(d)平均飛行時間:4.25時間
(e)平均燃料搭載量:400(単位不明)
(f)平均燃料消費量:340(単位不明)
(g)50.キャリバーの合計弾薬消費量:8,000発
(h)帰投した機数:15
Ⅸ.敵対空砲火との遭遇:
・大口径:中程度
・中口径:軽微
・小口径:軽微
Ⅹ.味方機と敵機との比較:
・なし
Ⅺ.敵艦・敵地上物に対する攻撃:
(a)目標・場所:阪神、伊丹
(b)目標上空到達時刻:0715(Item)
(c)目標上空の雲量:なし
(d)目標の視程:快晴だがわずかなもや
(e)目標上空の視程:20マイル
(f)攻撃の方法・一航過当たりの投下数・投下間隔・投下高度:
・急降下
・一航過当たり1発
・投下間隔―
・投下高度4,500ft
(g)損害を与えた敵地上機・目標:
1.阪神飛行場の航空機・掩体:
・VF-88×10による。260lb破片爆弾(VT信管)×11、機銃掃射
・命中弾数:不明
・成果:損害
2.阪神飛行場の格納庫:
・VF-88×3による。260lb破片爆弾×2、HVAR×2、機銃掃射
・命中弾数:不明
・成果:損害
3.阪神飛行場の対空砲陣地:
・VF-88×3による。260lb破片爆弾(VT信管)×2、HVAR×2、機銃掃射
・命中弾数:不明
・成果:損害
4.伊丹飛行場の格納庫:
・VF-88×7による。260lb破片爆弾(VT信管)×6、HVAR×8、機銃掃射
・命中弾数:不明
・成果:損害
5.伊丹飛行場の航空機・掩体:
・VF-88×7による。260lb破片爆弾(VT信管)×4、機銃掃射
・命中弾数:不明
・成果:損害
6.輸送船(4,000t)・小型帆船(大きさ不明)・油槽船(100t):
・VF-88×2による。機銃掃射
・命中弾数:不明
・成果:輸送船が損害、小型帆船と油槽船が沈没
Ⅻ.作戦上・戦術上の情報(口述):
発艦は0545時から開始された。0605時までにAdams中尉率いるヨークタウン機16機とシャングリラ機12機が空中集合を完了し、高度700ftで進出した。
20分後、VF(N)(訳注:夜間型のF6F-5N)がスコールの前線部に向かった。スコールエリア上空で周回飛行や上昇を行い、結局、上昇を8回も繰り返して目標に向かった。Magnolia機から目標上空が快晴との報告を受信したのち、上昇を決断した。潮岬の西20マイル地点で本州に入り、阪神飛行場に向けて方位005度で飛行した。大阪エリアは雲はなかったがもやがあり、視程は15~20マイルであった。20マイル手前から阪神飛行場を真正面に捉え、破片爆弾によって掩体区域を攻撃した。Adams中尉は、シャングリラ機を東半分に、ヨークタウン機を西半分に割り振った。攻撃は北に向かって行い、離脱は右側すなわち阪神飛行場の北から南東に連なる山の尾根に向かった。大口径の対空砲火は中程度で、中口径と小口径の対空砲火もまた中程度であった。大阪エリアには、我々を遠ざけるべく小さな弾幕が張られた。
空中集合ポイントでは、我々は16,000ftまで上昇し、北東から伊丹飛行場に進入した。編隊が高速度で大阪北東部を横切る際に大口径の対空砲火の炸裂が2、3確認された。伊丹飛行場には、方位240~280度に向かってダイブしたシャングリラ機は敷地の北西側を、ヨークタウン機は南東側を割り振られた。右側に向けて離脱し、飛行場北西7マイルの荒地上空でうまく空中集合した。全口径の対空砲火は中程度であった。我々が飛行場を攻撃した後も火災が続いていた。この航過では、破片爆弾投下、ロケット弾発射、機銃掃射を行った。
各機は12,000ftの空中集合地点に向けて上昇した。シャングリラ機の編隊長は、航空機を視認したと報告された地区を攻撃するため、大阪南方エリアに南下する許可を得た。Adams中尉は、ヨークタウン機を淡路島東岸に向け、神戸から明石飛行場にかけての対空砲火ベルト地帯を高速度で航過した。編隊が対空砲火ベルト地帯を航過中、機の航過を妨害すべく対空砲火12発が炸裂したが、その後対空砲火は収まった。
もともとの飛行計画では、淡路島の港(湊)飛行場を掃討する予定であったが、飛行場上空が8/10の雲で覆われていたため攻撃できなかった。
帰投中、Joyce中尉とMartin少尉が機銃掃射によって輸送船を出火させ、小型帆船と油槽船を沈没させた。
0830時に8,000ftで帰投し始め、すぐにトムキャット機群(訳注:意味不明)をしたがえた。途中、小さなスコール前線に遭遇した。
要約:阪神飛行場では、掩体区画に駐機していた航空機に破片爆弾を投下し、3,000ftで機を引き起こした。当該区域での命中精度は公平にみて良好であり、成果があったと思われる。航空機約15機が地上に駐機しているのが視認された。伊丹飛行場では、掩体区画と格納庫区画を破片爆弾とロケット弾でうまく攻撃した。成果は阪神飛行場よりも良好と思われる。ここでもまた、航空機15機が視認された。大きな格納庫1棟にロケット弾2発と破片爆弾2発が明らかに命中し、煙を上げた。伊丹飛行場と阪神飛行場はこれら二航過で決着したが、このエリアでは重火器が多数あったので高速度、高高度のアプローチを強いられ、結果として正規の方法で攻撃を行うには燃料が十分でなかった。
Ⅷ.機材データ:
・なし
文献
▼さらなる深みをお求めの方は参考にどうぞ。
(1)日本側の史料
■国立国会図書館
・Osaka(Consist of 12 envelopes): Maps(part Japanese). Report No.58b(13)(hh), USSBS Index Section 2. Records of the U.S. Strategic Bombing Survey; Entry 41, Pacific Survey Reports and Supporting Records 1928-1947.
■国立公文書館アジア歴史資料センター
・JACAR(アジア歴史資料センター)Ref.C16120714600「第二次世界大戦略暦(乙)第3号 昭和19.4~20.8」防衛省防衛研究所。
・JACAR(アジア歴史資料センター)Ref.C16120716200「昭和20年7月経過概要」防衛省防衛研究所。
・JACAR(アジア歴史資料センター)Ref.A06030086800「昭和二十年・空襲被害状況報告・各地方検事正ヨリ司法大臣宛ノモノ」内務省警防室。
■防衛省防衛研究所図書館
・復員局(1951)「本土地上防空作戦記録(中部地区)昭26.8 7月、8月に於ける戦況」復員局。
・復員局(1951)「日本本土沿岸に対する敵の艦砲射撃及8月に於ける敵の空襲状況」『本土防空作戦記録(中部地区)』復員局。
(2)米海軍の史料
■国立国会図書館
●T.G.38.1:
・Report of Operation of Task Group 38.1 against Japanese Enpire 1 July 1945 to 15 August 1945.
●T.G.38.4:
・Action Report, Commander Task Group 38.4, 2 July to 15 August 1945, Strike against Japanese Home Islands.
●USS Bataan:
・Aircraft Action Report No. VF-47-101, 1945/07/24.
・Aircraft Action Report No. VF-47-102, 1945/07/24.
・Aircraft Action Report No. VT-47-52, 1945/07/24.
・Aircraft Action Report No. VT-47-53, 1945/07/24.
●USS Belleau Wood:
・USS Belleau Wood Action Report - Final Strikes Against the Japanese Home Islands, 1 July - 15 August 1945.
・Aircraft Action Report No. VF-31-12, 1945/07/24.
・Aircraft Action Report No. VT-31-7, 1945/07/24.
●USS Bennington:
・Aircraft Action Report No. VF-1-24-45, 1945/07/24.
・Aircraft Action Report No. VF-1-25-45, 1945/07/24.
・Aircraft Action Report No. VF-1-26-45, 1945/07/24.
・Aircraft Action Report No. VF-1-27-45, 1945/07/24.
・Aircraft Action Report No. VF-1-28-45, 1945/07/24.
・Aircraft Action Report No. VF-1-29-45, 1945/07/24.
・Aircraft Action Report No. VBF-1-19, 1945/07/24.
・Aircraft Action Report No. VBF-1-20, 1945/07/24.
・Aircraft Action Report No. VBF-1-21, 1945/07/24.
・Aircraft Action Report No. VT-1-7-45, 1945/07/24.
・Aircraft Action Report No. VT-1-8-45, 1945/07/24.
・Aircraft Action Report No. VB-1-71, 1945/07/24.
・Aircraft Action Report No. VB-1-72, 1945/07/24.
●USS Bon Homme Richard:
・USS Bon Homme Richard CV-31 Action Report; 2 July - 15 August 1945.
・Aircraft Action Report No. VF-91-4, 1945/07/24.
・Aircraft Action Report No. VT-91-4, 1945/07/24.
●USS Cowpens:
・Report of Actions during the Period 1 July to 15 August 1945: USS Cowpens.
・Aircraft Action Report No. CAG-50-21, 1945/07/24.
・Aircraft Action Report No. VF-50-20, 1945/07/24.
・Aircraft Action Report No. VT-50-22, 1945/07/24.
●USS Essex:
・Action Report; Operations Against the Japanese Home Islands, 2 July - 15 August, 1945: USS Essex.
・Aircraft Action Report No. CVG-83-99, 1945/07/24.
・Aircraft Action Report No. CVG-83-100, 1945/07/24.
・Aircraft Action Report No. VF-83-117, 1945/07/24.
・Aircraft Action Report No. VF-83-119, 1945/07/24.
・Aircraft Action Report No. VBF-83-129, 1945/07/24.
・Aircraft Action Report No. VBF-83-130, 1945/07/24.
●USS Hancock:
・Aircraft Action Report No. CAG-6#38 VT-6-39 VB-6-34, etc., 1945/07/24: USS Hancock.
・Aircraft Action Report No. CVG-6-59, etc., 1945/07/24.
・Aircraft Action Report No. VF-6-61, 1945/07/24.
・Aircraft Action Report No. VF-6-62, 1945/07/24.
・Aircraft Action Report No. VF-6-64, 1945/07/24.
・Aircraft Action Report No. VF-6-65, 1945/07/24.
・Aircraft Action Report No. VBF-6-72, 1945/07/24.
・Aircraft Action Report No. VBF-6-74, 1945/07/24.
・Aircraft Action Report No. VBF-6-75, 1945/07/24.
●USS Lexington:
・Aircraft Action Report No. CAG-94-13, 1945/07/24.
・Aircraft Action Report No. CAG-94-14, 1945/07/24.
・Aircraft Action Report No. VF-94-9, 1945/07/24.
・Aircraft Action Report No. VBF-94-23, 1945/07/24.
・Aircraft Action Report No. VBF-94-24, 1945/07/24.
・Aircraft Action Report No. VBF-94-25, 1945/07/24.
・Aircraft Action Report No. VBF-94-26, 1945/07/24.
・Aircraft Action Report No. VBF-94-27, 1945/07/24.
●USS Randolph:
・Action Report 1 July through 15 August 1945; Victory Operations against Japanese Home Islands: USS Randolph.
・Aircraft Action Report No. CVG-16-25-45, 1945/07/24.
・Aircraft Action Report No. CVG-16-26-45, 1945/07/24.
・Aircraft Action Report No. CVG-16-27-45, 1945/07/24.
・Aircraft Action Report No. CVG-16-28-45, 1945/07/24.
・Aircraft Action Report No. CVG-16-29-45, 1945/07/24.
・Aircraft Action Report No. CVG-16-30-45, 1945/07/24.
・Aircraft Action Report No. CVG-16-31-45, 1945/07/24.
・Aircraft Action Report No. CVG-16-32-45, 1945/07/24.
●USS SAN JACINTO:
・Action Report of U.S.S. San Jacinto July 1 - August 15, 1945; Action Against Japanese Air and Naval Forces and Coastal Objectives in the Home Islands.
・Aircraft Action Report No. ACA-1-41, 1945/07/24.
・Aircraft Action Report No. ACA-1-42, 1945/07/24.
・Aircraft Action Report No. ACA-1-43, 1945/07/24.
・Aircraft Action Report No. ACA-1-44, 1945/07/24.
・Aircraft Action Report No. VT-49-21, 1945/07/24.
・Aircraft Action Report No. VT-49-22, 1945/07/24.
●USS Shangri-La:
・Action Report USS Shangri-la(CV-38); 2 July 1945 to 15 August 1945.
●USS Ticonderoga:
・Action Report for Period 1 July through 15 August 1945, Covering Strikes Against Central Shikoku and the Kure Area of Honshu, The Tokyo Area, and Northern Honshu: USS Ticonderoga.
・Aircraft Action Report No. CVG-87-22, 1945/07/24.
・Aircraft Action Report No. CVG-87-23, 1945/07/24.
・Aircraft Action Report No. CVG-87-25, 1945/07/24.
・Aircraft Action Report No. CVG-87-26, 1945/07/24.
・Aircraft Action Report No. CVG-87-27, 1945/07/24.
●USS Yorktown:
・USS Yorktown CV-10 Unit of Task Group Thirty Eight Point Four Action Report, 2 July 1945 to 15 August 1945.
■米国立公文書館
●USS Bataan:
・Action Report USS Bataan CVL-29: Strike Against Japan, 1 July to 15 August 1945.
・USS Bataan - War Diary, 7/1/45 to 9/6/45.
●USS Belleau Wood:
・USS Belleau Wood - War Diary, 7/1-31/45.
●USS Bennington:
・USS Bennington(CV-20) Action Report: Operation Against The Japanese Homeland from Kure to Kushiro, 2 July - 15 Aug. 1945.
・USS Bennington - War Diary, 7/1-31/45.
●USS Bon Homme Richard:
・USS Bon Homme Richard - War Diary, 7/1-31/45.
●USS Cowpens:
・USS Cowpens - War Diary, 7/1-31/45.
●USS Essex:
・USS Essex - War Diary, 7/1-31/45.
・COMAIRGR 83 - Forwarding with Comment ACA Reports of Air Operations Against Japan, 7/10/45 - 8/15/45.
●USS Hancock:
・USS Hancock CV-19 Action Report July 1, 1945 to Aug. 15, 1945.
・USS Hancock - War Diary, 7/1-31/45.
●USS Lexington:
・USS Lexington - War Diary, 7/1-31/45.
●USS Monterey:
・USS Monterey, CVL-26 Action Report: 1 July through 15 August, 1945.
・USS Monterey - War Diary, 7/1-31/45.
●USS Randolph:
・USS Randolph - War Diary, 7/1-31/45.
●USS San Jacinto:
・USS San Jacinto - War Diary, 7/1-31/45.
●USS Shangri-la:
・USS Shangri-la - War Diary, 7/1-31/45.
・COMAIRGR 85 - Forwarding of Squadron ACA Reports with Comment on Air Operations Against Japan, 7/10/45 - 8/15/45.
・Aircraft Action Report No. VF-85-43, 1945/07/24.
・Aircraft Action Report No. VF-85-45, 1945/07/24.
●USS Ticonderoga:
・USS Ticonderoga - War Diary, 7/1-31/45.
・COMAIRGR 87 - ACA Reports Nos. 24 & 27 - Attack on and sinking of BB/XCV "Hyuga" and Other Vessels in Kure Harbor, Honshu, Japan on 7/24/45.
・Aircraft Action Report No. CVG-87-24, 1945/07/24.
●USS Yorktown:
・USS Yorktown - War Diary, 7/1-31/45.
■某先達から入手
●T.F.38:
・Commander Second Carrier Task Force, Pacific (Commander Task Force 38) Action Report - Operation Against Japan - 2 July - 15 August 1945 (The Main Report for Invasion Air Strikes on Jap Home Islands).
●T.G.38.3:
・Commander Task Group Thirty Eight Point Three Action Report 1 July through 15 August, 1945.
●USS Belleau Wood:
・Aircraft Action Report No. VF-31-10, 1945/07/24.
・Aircraft Action Report No. VF-31-13, 1945/07/24.
●USS Independence:
・USS Independence CVL-22 Action Report: Operation Against Honshu and Hokkaido, Japan, 1 July - 15 August.
・Aircraft Action Report No. CVLG-27-9, 1945/07/24.
・Aircraft Action Report No. CVLG-27-10, 1945/07/24.
・Aircraft Action Report No. CVLG-27-11, 1945/07/24.
●USS Lexington:
・USS Lexington Action Report 2 July through 15 August 1945: Strike Against Honshu and Hokkaido.
●USS Monterey:
・Aircraft Action Report No. CAG-34-8-45, 1945/07/24.
・Aircraft Action Report No. CAG-34-9-45, 1945/07/24.
●USS Shangri-La:
・Aircraft Action Report No. VF-85-44, 1945/07/24.
・Aircraft Action Report No. VBF-85-45, 1945/07/24.
・Aircraft Action Report No. VBF-85-46, 1945/07/24.
・Aircraft Action Report No. VBF-85-47, 1945/07/24.
・Aircraft Action Report No. VBF-85-48, 1945/07/24.
・Aircraft Action Report No. VT-85-33, 1945/07/24.
・Aircraft Action Report No. VT-85-34, 1945/07/24.
・Aircraft Action Report No. VB-85-38, 1945/07/24.
・Aircraft Action Report No. VB-85-39, 1945/07/24.
●USS Yorktown:
・Action Report of Commander Carrier Air Group Eighty Eight Air Operations Against Shikoku, Honshu, and Hokkaido Aboard USS Yorktown - Period 1 July to 15 August.
・Aircraft Action Report No. VF-88-13, 1945/07/24.
・Aircraft Action Report No. VF-88-14, 1945/07/24.
・Aircraft Action Report No. VF-88-15, 1945/07/24.
・Aircraft Action Report No. VBF-88-15, 1945/07/24.
・Aircraft Action Report No. VBF-88-16, 1945/07/24.
・Aircraft Action Report No. VBF-88-17, 1945/07/24.
・Aircraft Action Report No. VBF-88-18, 1945/07/24.
・Aircraft Action Report No. VBF-88-19, 1945/07/24.
・Aircraft Action Report No. VT-88-7, 1945/07/24.
・Aircraft Action Report No. VT-88-8, 1945/07/24.
・Aircraft Action Report No. VB-88-7, 1945/07/24.
・Aircraft Action Report No. VB-88-8, 1945/07/24.
(3)英海軍の史料
■某先達から入手
・Action Report: Covers Operations from 17 July - 2 September 1945 Against Northern Honshu and Shikoku As a Task Group in Task Force 38.
(4)米陸軍航空軍の史料
■米国立公文書館
・The Air Attack in the Pacific: 7th Air Force Report No.1. U.S. Strategic Bombing Survey Tabulating Service Section.
・The Air Attacks in the Pacific: Report of Bombing Attacks No.1A. U.S. Strategic Bombing Survey Tabulating Service Section.
・The Last 4 Months of War, An Operational Summary of the Seventh Air Force.
■The American Naval Records Society
・Admiral Nimitz Command Summary: Running Estimate and Survey, 1941 - 1945.
■Official Website of the 7th Fighter Command Association WWⅡ
・19th Fighter Squadron Unit Histories 1945-07.
・47th Fighter Squadron Unit Histories 1945-07.
・73rd Fighter Squadron Unit Histories 1945-07.
・413rd Fighter Squadron Unit Histories 1945-07.
・457th Fighter Squadron Unit Histories 1945-07.
・458th Fighter Squadron Unit Histories 1945-07.
・462nd Fighter Squadron Unit Histories 1945-07.
・VLR Fighter Squadron Mission Report No. 15FG 7-28, 1945/07/24.
・73rd Fighter Squadron Mission Report No. 73FS 7-18, 1945/07/24.
・VLR Fighter Squadron Mission Report No. 458FS 16, 1945/07/24.
・Organizational History, HQ. 318th Fighter Group, Ⅶ Fighter Command, Seventh Air Force.
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