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cyber kinokawa
2024年3月29日 17:38
▼かつての日本には、人が死ぬ前からその家族や関係者が何らかの呪術的な振る舞いをする習俗があったことが知られています。管理人自身は、時代的、世代的にそのような習俗を受け継いでいません。しかし、愛する人が命を終えようとしているときにその生還を希求する気持ちや行為、習俗は別段奇怪でも不思議でもなく、ごく普通の人間としての正常な反応なのではないでしょうか。1.死亡前の習俗のディテール▼死亡前に行わ
2024年3月22日 18:38
▼今でこそ、死者を葬る儀式のことは全国ほぼ共通して「葬儀」や「葬式」などと呼ばれていますが、管理人が小さい頃(昭和後期)には祖父母はそのような呼び方をしていませんでした。▼かつての人びとは、葬儀や葬式のことを何と呼んでいたのでしょうか。これには、「そもそも葬儀、葬式とは何か」あるいは「どこからどこまでが葬儀、葬式なのか」という定義の大問題が関係しており、当然この範囲には地域差があるので、現在も定
2024年3月16日 09:58
▼まず、このページには死体に関する描写があります。読み手に心的外傷を与える可能性があるので注意して下さい。学問的な文脈から述べるにすぎないものですが、一切の責任は問いかねます。▼葬送は忌むべき習俗でありながらも、児童期、少年期の貴重な生活体験の一つとして管理人の記憶に残っているので、局地的な事例を交えながらそのディテールに迫ってみたいと思います。1.死体をめぐる観念▼人はいったい、何歳く
2024年3月9日 10:05
⛅⛅⛅ 夏の自由研究 ⛅⛅⛅(この記事は去年、別のブログに掲載していた内容をリライトしたものです)▼普段、非合理的な観念、行為を口汚い言葉で罵り倒している「メディアの寵児」などと称される人たちにも、日本で育った以上逃れられない非合理的な観念と行為があります。それは風水、そして家相。▼風水や家相の類は、どんなに理路整然とその非合理性を説得されても、そうやすやすと捨て去ることはできませ