小説 最高の休日 6
次は服を見たいな。
無印良品の前にあるモダンなインテリアショップ、側のプロヴァンス風雑貨屋の店内をまわったあと、真帆はエスカレーターで1回に降りた。
黒い小花柄のワンピースを着たマネキンに魅せられ、フェミニンなショップに入る。まだ結婚する前、デートや飲み会に来ていく服がないと、よくここで探した。今はカジュアル一辺倒だが、元々はこういうフワッとした服が好きだったことを思い出す。
そういえば来月、小学校の保護者会がある。来ていく服がなかったと真帆は思いだし、それ目当ての服を探す