見出し画像

愛着障害について学べる入門書

2024年1月

愛着障害という言葉が目に留まり
無性に追究したくなりました。

岡田尊司さんの書籍を複数購入し
最初に読んだのがこちらの本です。

愛着障害とは
元々は子どもの心理に対して使われていたそうですが、現在は大人に対しても使われるようになっています。

それは愛着障害を抱えたまま成長した大人が
多く存在することを示すわけですが

21世紀に始まったことではなく

日本を代表する文豪
世界的に有名な起業家や政治家

歴史上に名を残す偉人たちの中にも多く存在し
後世に華々しく語り継がれている功績の裏に

不安定な愛着スタイルを形成するに至った人生
また、その影響による弊害に悩まされ
苦しむ姿があったことが紹介されています。

それを通して

・愛着障害とはどういうものなのか
・どのように形成されていくのか
・大人になった時に、どのような弊害が起こるのか

などが、分かりやすく書かれています。

偉人達の人生とその心理状態を垣間見ることで、『私だけじゃなかったんだ』という気持ちになり
安心感を与えられる感覚でした。

それは
私も愛着障害を抱えて大人になった1人だからだと思います。

【障害】という言葉に対する先入観からか
愛着障害は特定の人に当てはまる症状だという印象でしたが

老若男女、富裕貧困関係なく
誰もが少ながらず抱えているものだと理解しています。

愛着そのものや、愛着障害について知りたい人に
オススメです。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?