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表層で見えることと、その裏にある知識・情報の深度・濃度のグラデーション

「1byteはなぜ10bitでなく8bitなのか」そんな質問が流れてきて、瞬時に思ったのは「0/1の2の3乗から来た話なんだろうけど、具体的にはしらないや」ということを思った。僕もIT素人らしい。

その話を受けて、実は奥深い背景や歴史などが、つぎつぎと知識人から投げられて「そうか、奥深いなあ」と感心していた。そして、その話を受けて深い歴史を語るに至る。

もう、ここまでくると立派な読み物で、ここまで来ると質問者の意図すら超えてきている。ここで思うのは、表層で見えることと、その裏にある知識・情報の深度・濃度は、その人ごとに異なり、大きな母数で見たときにそれがグラデーションになっている事実である。

この手の話で似た話でいうと、元JAXAの人の件も大枠は同じだ。

根本的に表層情報の裏にある「プロが語る事実」にもレベル差があり、それに対して「正しい、正しくない」ということを語っている。しかし、面白いのは、この深く難しい話をそのままコンテンツにして出すと、誰も見向きもしてくれない。そう、難しすぎることも「人を選ぶ」わけだ。だから、重要なのは入り口は極力わかりやすく入りやすい形を作る。

だから宮崎アニメとかだと、マニアックな深度が深い情報は、あえて見えないようにして、わかりやすい部分だけ見えるように作る。そして何度見ても、飽きない。年をとってからみると見方が変わるというのは、そういう深度・濃度が深く・濃い情報を氷山のように作り上げているからである。以下の記事にも似た話かいてますね。

そういう意味で、表層しか見ない僕らは、正直Twitterのように条件反射的に「いいねー、わるいねー」ということ自体、かなりのリスクを持っているんだなということだ。このネット社会、「俺はプロだぜ」と思っていてももっとすげーやつはいっぱいいるわけで、条件反射で返すのではなく「一拍おいて」返すことが必要かもしれませんね。

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