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若手育成プロジェクト|24歳で次世代育成を始めた理由

こんにちは。有馬和歌子です。

今年は新しい企画立ち上げがとても多い1年です。
そのうちの1つがこの「若手育成プロジェクト」

若手育成プロジェクトとは

子供舞踊塾から派生した、日本舞踊を通して職業体験や社会貢献ができる企画。
「踊ること」「教えること」を基本として、より実践的に社会との接点で学びを深める。

子供舞踊塾 代表をつとめて5年目、たくさんの仲間が増え
規模が大きくなっていくことを評価していただけることも多くなりました。
新しい仲間が増えてくださる一方で、何年も続けてくださっているご家庭も多いです。

熱意溢れる子供たちの「第2章」

2年、3年、4年、5年…私たちと一緒に歩んでくださる子供たちは、
舞台を重ねるたびに成長していきます。
家族のような子供たちとの時間を共にしている中で
「私が次にできることは何だろう」と考えるようになりました。

第1章は「与えられる側」 第2章は「与える側」

子供舞踊塾 舞台プログラムは、
私たちが子供たちへ、本格的な舞台や日本の文化体験の場を提供するものです。これが第1章とします。

若手育成プロジェクトは、第2章。
子供たち自身が、観客の皆さまへ舞台をお届けするものです。
日本舞踊を好きになってくれた子供たちへの、次の選択肢です。

これまで「与えられる側」に立っていた子供たちが
今度は「自分から届ける側」になります。
これが、更なる成長の後押しになるのではないかと考えました。

「踊ること」の目的も
「習い事の成果を発表する」から「相手に喜んでもらうために踊る」へと変化します。

このような経験を通して、子供たちに自信を持って
今できることを考え、精一杯取り組む力を養ってもらえるようにしてまいります。

子供たちと一緒に成長させてもらえる喜び

私自身が、少し歳下の世代とともに
人のためになる日本舞踊のあり方を研究できる喜びを噛み締めながら
この活動を始めました。

いつもの稽古が、よりクリエイティブに
お客様を意識することによって、もっと前のめりになりました。

子供たちには感謝しかありません。

舞台直前には父 坂東寛二郎も指導にあたりました。


24歳で次世代育成を始めた理由

早くからこの活動を始めることによって、見えてくるものがあると感じているからです。

仮に40代から始めたとしたら、今に比べて約20年の差があります。
この20年間はとても大切にしたいのです。

今の子供たちがちょうど大人になるころ、
どのような景色が広がっているのかを想像しながら、
この活動を始めることを決めました。

子供たちはさまざまな業種へと飛び立っていくと思います。
それでも、この日本舞踊を通した職業体験や社会貢献活動が、
いつか何かの形で役に立ってもらえる時がくると信じています。

これからも、さまざまな形で子供たちと一緒に歩んでまいります。

有馬和歌子

記事をご覧いただき、誠にありがとうございます。 いただいたサポートは勉強や研究代に充てて、これからより良い仕事ができるように頑張ります! 引き続き、よろしくお願いいたします。