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無機質なシステムに温かさをデザインする

これからの時代


お客さんとはいろんなこれからの時代の飲み屋の形を議論する。

「注文はやはりタッチパネルになっていくのか?」
こんな話がよく出てくる。
ファミレスや居酒屋チェーンではすっかり主流になったタッチパネルでの注文方法。

withコロナの時代にはぴったりのデバイスだけど、街の飲み屋であれが導入されることはないだろう。飲み屋の”味”がなくなる。
と、以前は僕もかなり否定的に捉えていたけど、今は新しい価値観が出てきた。

時代と飲み屋の融合


チェーン店ばかりではなくローカルな飲食店が残って欲しいと思っているのは僕だけじゃないはず

ちゃんとコミュニケーションを取れる店を守りたいと思っているIT関係の仕事をしている人飲み屋にあったデバイスを開発したり、どこかに絶対いるだろう飲み屋を守りたいデザイナーさんがそれに見合ったアプリのデザインしたり、渋い木枠のiPadケースとかを作ればいいと思う。

合理性ばかり追わないで、自分たちらしく自分たちの好きなフィールド付加価値をつけたシステムなら僕は高くても導入したいと思う。


心を持ったIT関係のお仕事をしている方、デザイナーさんに届いて欲しい。


世の中を面白く変えていきたい古き良き時代のスタイルを守りながらも今の時代に沿った飲み屋を作る事にはまだまだ可能性があると思ってる。

街の飲み屋であるおばこがUberEatsを始めた時、多くのお客さんが驚いていた。
みんな「まさかこの程度の飲み屋がUberEatsなんてやれるはずがない。あれはおしゃれなハンバーガー屋さんとかタピオカ屋さんがやるものだろ!」と思ったからだろうね。
実際に注文が入り配達員さんが来ると驚いて「若は色々やってて、すごいね。」と言ってくれるお客さんはいまだにたくさんいる。
僕に課せられている大きな仕事の一つは、システムを知って自分のビジネスにどう利用できるか考える事です。
こんな古い飲み屋でも今の時代に乗る事はできる。それを古き良き良店たちが諦めたら無機質な流行りの店ばかりの街になってしまう。それはつまらない

この記事がどこかのIT関係の会社の誰かや、どこかのデザイナーさんの何かの刺激になる事を願う。

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