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【詩】永遠目がけて

窓をあける 大きくあけ放つ
すると目の前には宇宙が
見渡しきれないところまで
ひろがっていて、

吹き込んでくる
カーテンがなびいて
染まっていく、銀河のいろ

飛び込んでくる
流れた星が勢いつけて
心臓がぱんと弾けて、火花が飛び交う

雨が降っても
朝がきても
ここは宇宙のなかで、永遠と云おう

泳げなくても大丈夫だよ
飛べなくても大丈夫だよ

溶け込んでゆく
冷たい宇宙の兆しの中に
あなたになる、たった今
わたしになってね、たった今

宇宙目がけて 永遠目がけて
時空目がけて 永遠目がけて

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