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久保研二
2021年4月24日 12:38
同窓会……私は落ちこぼれですから、比較的大人しくしていました。 それでも高等部の時の芝川せんせが、わざわざ私のテーブルに来てくださり、「お〜クボ〜」「あっせんせ、お久しぶりです、お元気ですか?」 すると、「いつも《たけぞう》が、お世話になってるそうで……いやぁ……ありがとうな……ホンマにありがとう……」「お世話なんかなんもしてませんよ、たまに山口に遊びに来たり、米を送った
2021年4月23日 10:44
同窓会が終わったあと、幹事でもある、ウチの会社の役員の「肺がん太田」と、関学では知らん者が居ないという有名人、もと銀行マンで現在優良企業に天下りをしている「元木」と、3人でお茶を飲み、同窓会のプチ反省会をしました。 私が……「あれっ? えべっさん、来てへんかったなあ…」元木が、「エベ なぁ……急に来られへんようになったんや」「そうか……ところでな、元木…アイツ、どないしてん
2021年4月21日 16:43
2018年4月下旬、関学高等部の同窓会に参加するために帰阪しました。 この年齢にまでなるとなかなか経験できない、♪ 懐かしい〜 痛みだわ〜 座って食事をしている私の後ろから、後頭部を、かなりの力で"バシッ"とシバイた奴が居ります。「なにすんねん?」と、振り返ったら、それは中学からサッカー部でずっと一緒だった、お猿によく似た落合の晋ちゃんでした。叩いたことなどなんも悪びれず、
2021年4月17日 07:04
遮二無二なって自分の「個性」を探り、いじくりまわしていい気になっていた10代の後半。今は亡き恩師から強烈な啓示を受けました。「久保君、個性とはね、一人一人の内面のさらに奥にある、究極の独自性を意味するんだよ。それはね、自分自身の自己となることなんだ。均質化されたものじゃぁなく、自分自身を志向したまえ」 「人間はね、自己を表現している時、内在している力を発揮している時、最も幸福で、自分
2021年4月12日 09:45
2018年4月12日。 お仕事用のパソコンが、明日吉田スタジオの北居間に搬入されるので、膨大な書籍と資料と治司の遺品をかなり大雑把に断捨離せなあきません。格闘中……。 そんな中、なぜか父の遺品にまぎれて発掘された太古の記録、カセットテープ。 これは私が通った関西学院高等部3年F組 の、卒業間際である1979年から3年間、3回に渡る同窓会の貴重な記録音源なのです。 場所は神戸の王子公
2021年4月11日 16:56
2016年4月11日。 昨夜、高校の1年先輩の訃報を知りました。やっぱり早すぎるでしょ? サッカー部のゴールキーパーでした。 1年上の学年の最後の試合は、PK戦にまでもつれ、1点ビハインドで相手が5人目、最後のキッカーで、そいつが外せばサドンデスで6人目に勝負が持ち越されます。 審判のホイッスルが鳴りました。 敵のキッカーはガチガチに緊張していて、案の定ミスキックで、ボールはボテボ
2021年4月8日 13:04
夢の中にイエスさまが現れて私に言いました。「けんちゃん、思い出をじゅうぶん、満足できるまでこさえたら、いつでもワシに言いや、すみやかにこっちにええ部屋を用意したるさかいにな」と、 問題はその伝え方です。 手紙なのか葉書なのか電話なのかメールなのか? それを問うとイエスさまは、「またここへ来たらええやん、受付で女の子に、ワシが来いというたゆうたら、ちゃんと社長室につないでくれる
2021年4月6日 14:44
疾風(はやち)たちまち波を吹き 赤裳(あかも)の裾ぞ濡れひじし 病みし我はすべて癒えて 浜の真砂、愛子(まなご)今は 省略されがちな【浜辺の歌】の3番です。この詩を書いたのは、林古渓。 強い風が突然吹いて海水を飛ばし、 女性の赤い着物の裾がびしょ濡れになった。 自分の病気は完治し…… さあここからが難しい。「浜のまさご、まなご今は」「まさご」と「まなご」が、♪ラップ