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世界がもう少し平和になる為に想うこと。

おじさん、世界は争っている場合ではないと思っているのです。

もう、地球が悲鳴を上げているのです。

温暖化、海面上昇、超巨大ハリケーン、豪雨に洪水、生態系の変化…

人類が作るどんな兵器も地球規模の変化の前にはなんの力も持たないのです。

特に、生態系の変化は深刻です。
これまで栽培できていた作物が育たなくなってしまうからです。
急激な環境変化は植物に環境対応する時間を与えてはくれないと思うのです。
食料を完全自給できてた国が輸入に頼るようになる可能性もあるのです。
地球規模の食料難になりかねません。
そして生態系が変われば、見慣れぬ生物を媒介した微生物や細菌が出てきて悪さもするでしょう。

そんな不透明な共通未来を抱える全世界の国々が、自国の国益を優先し互いに争っている現状が、おじさんには不思議でしょうがないのです。

人口減少で国力が落ちるよりも、気温上昇によるエネルギー不足や食料不足、新種の流行り病などが原因で衰退する方が早いんではないかい?

そう思うのです。


【民主主義の弱点】

ところで、なぜこうも国は自国の国益に執着し続けるのでしょう。
おじさんは、民主主義、つまり

選挙が原因だと思うのです。

自国民を満足させなければ選挙で落ちる。
だから国民の不満が高まれば国益最優先にせざるを得ない。

先進国は国家の成長期が終わり、国民の間に不満が満ちているのに、
「環境が〜」「地球が〜」
と言っても袋叩きに遭うだけ。
それを覚悟で国民を説得しようとする政治家が今の時代いったいどれほどいるというのか。

民度の高いヨーロッパ諸国ではその弱点は緩和されてたと思う。
ですが、その民度もこれからの国力衰退時代にどう転ぶかは未知数。
というか、ニュースを見ているとすでに民意の衰退が始まっている気もする。

ちなみに共産党独裁の中国も民意操作に躍起になっていますが、あの国は特殊です。
全人口を食わせていくだけでも大変なのに、常に成長拡大して貧困層に夢を与え続けないと国家が瓦解してしまうからです。
人口は武器ではありますがリスクでもあります。
だから習近平氏は強権を発動して世界中で無茶してでも拡大路線を止められない。
日本からも歴史問題や領土問題で譲歩を引き出したら、大々的に喧伝するでしょう。
日本は中国に屈したと。
そして国民は日常の不満の溜飲を下げ、瓦解までのタイムリミットは大幅に伸びる。
そりゃ、躍起にもなります。

まあ、その国独自の問題があるということですね。

【不満解消方法】
というわけで、「国民の不満」は世界が一致できない原因にもなっている。

じゃあその不満を解消させる方法はないのか。

あります。

●国民に夢を見させる。
●不満の矛先を変える。
●見せしめを作る。
●正義を掲げる。
●民度を上げる教育。
などなど。

●国民に夢を見させる。
情報統制によって国の将来が明るいと思わせることです。
戦中の日本はこれをやりましたね。
今の中国もこれに近いとおじさん思ってます。

●不満の矛先を変える。
これは、韓国の反日扇動がわかりやすいですね。
韓国は恨(はん)の文化なので、特にこの方法はハマります。
韓国政府による民意操作の常套手段です。

●見せしめを作る。
自分より不幸な存在が身近にいれば、自分の不幸感は緩和されます。
悲しいですが、人間の性です。
人の醜い差別意識を政治利用するこの方法はおじさんが1番嫌いなやり方です。
だけど昔にはよく使われた手法で、日本でも江戸幕府がやってました。
現在でも世界のどこかの…。

●正義を掲げる。
人間、自分が正義だと信じる時に脳から変な物質が出ているとおじさんは思ってます。
最近のSNSやネットコメなんか見ると、自分がさも正義の代表だと信じて疑わないような人たちが結構な数いるのに驚くのです。
コメントしている時、彼らの頭の中では脳汁がドバドバ出ているのだろう。

そしてそれを高潔な精神と結びつけて団結を促す国がアメリカ合衆国。
多種多様な民族の集まりをまとめるには強力な高揚作用がある脳汁が必要なんだと思う。
アメリカ大統領はだいたい正義を掲げるのが定番。
そして正義を振るう相手国を選定する。
日本も高度経済成長の終盤には敵国かのような扱いを受けましたね。
そして、正義を掲げるゆえ、戦争には積極的に関わる国でもあります。
で、その逆もまた…。

●民度を上げる教育。
時間はかかるが、成功すれば最も安定した効果が見込まれる方法。
それが教育改革。
だた教育分野の改革は難しいです。
いろんな立場の大人の事情が絡んでくるのです。
民意を上げる為の教育改革が、低い民度の大人達によって妨げられる。
いや、どうしたらいいねん。
世界中を見ても(見てないが)成功していそうな国はごくわずかに思える。

【手を取り合う方法】

その国その国で国民の不満を解消する方法に特色がある。

でも、その方法が敵国を作る前提であったり、国民に実情を隠したり、一部の国民の人権を犯す、というのは長い目で見れば明らかに間違っていると思う。

「もう、小手先の方法で国民感情に向き合うのはやめませんか?」

おじさんはそう言いたいのです。



おじさん流世界協力体制作り

一つ、世界各国は自国の強みと弱みを盛り込んだ正確な自国プロフィールを作成する。


一つ、自国プロフィールには、世界に貢献できる事と、要求することを含める。


一つ、世界各国のプロフィールは世界各国のマスメディアによって評価される。


一つ、世界各国は年に一度集合し、喫緊の要求から順に貢献調整を行う。


まあ、簡単に言うと、もうお互いに国の実情を正直に晒して、貢献できるところは貢献し、その代わり要求することは要求する。
その調整を、人命に関わる喫緊の要求から解決していこうぜ。ってことです。
まあ、揉めること間違いなしの提案です。

でもさ、国連があっても結局大国には忖度し、言いやすい国にだけ権力を振りかざすだけの組織に成り下がっているのだから、おじさんはこれくらいやったらいいと思うのです。

それに各国国民が自国が国際社会の中でどんな立ち位置なのか正確に把握することは必要だと思うのです。

そして、教育水準にも寄りますが、国民が国の行く末を決めたらいいと思うのです。

だって、最終的には国民が責任を取る訳ですから。

だったら全てを知らされて、その上で自分のできることを熱心にやっていくしかないじゃないですか。

全てを知らされなかったら、自分が何をしたら良いか正しく判断できないですよ。

だから腹の探り合いは止めて、腹を割って話し合い、人類が抱えている問題を全人類で効率的に処理していくべきなんです。

時間は思っているほど残されてないのですから。

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