【ダイエット】 炊き立てごはん vs 冷やごはん
ダイエット中の鉄則は、「ごはんを抜かないこと」。ごはんなどの主食(炭水化物系)を食べつつ、血糖値をコントロールすることが大切です。今回は、そんなダイエット中の豆知識についてお伝えしていきます。
ごはんって、あったかいのがいいの?冷たいのがいいの?
先日お客様から、「ごはんってあったかいのがいいの?冷たいのがいいの?」と質問をいただいたので、みなさんに回答をシェアしたいと思い、この記事を書くことにしました^^
実はごはんや芋類などの炭水化物が多い食品は、温かい状態よりも、冷やした方が血糖値の上昇が抑えられます。
つまり、温かいごはんよりも冷たいごはん。ホクホクの焼き芋よりも、そのあと冷やした、ねっとりした食感の冷やし焼き芋の方が、ダイエット中はおすすめなのです。そこで今回は、炊き立てごはんよりも冷やごはんの方がダイエットに良いことの詳しい理由や、食べ方についてご紹介します。(わたしは温かいごはんが好きなので、実践されるかはお任せします(笑)冷やし焼き芋は美味しいですよね ♪)
冷やごはんがダイエットに良い理由
ご飯を冷やすことで、でんぷん質がレジスタントスターチに変化し、血糖値の上昇を抑える効果があります。これは、冷やすことで澱粉質の結晶構造が変化し、唾液に含まれるアミラーゼなどの消化酵素による分解が遅れるためです。また、冷やごはんは糖質の吸収を緩やかにすることで、満腹感を持続させる効果もあります。
さらに、冷やごはんは糖質の代謝を促進するインスリンの分泌を抑制することが報告されています。特に糖尿病患者さんにおいて、冷やごはんを食べることで血糖値の上昇を抑えることができるという研究結果もあります。
加えて、冷やごはんにはレジスタントスターチという成分が豊富に含まれており、これは腸内環境を整える働きがあります。レジスタントスターチは消化されにくく、小腸を通過したあと大腸で発酵されるため、腸内環境を整える働きがあると言われています。
ただし、ご飯を冷やすことで味が落ちたり、食感が悪くなったりする場合があるため、冷やごはんが苦手な場合は、温かいごはんを選ぶことも大切です。(私は温かいごはんの方が好きです笑)
ダイエット中には、単にご飯の温度だけでなく、食べる量や質、運動なども大切な要素です。バランスの取れた食事と適度な運動を継続的に行うことで、健康的なダイエットが可能となります。
以上をまとめますと、
・糖質は冷やすことで澱粉の構造が変わり、血糖値の上昇を抑えることができる
・腹持ちが良くなる
・インスリン分泌が抑制され、体脂肪の合成が起きにくい
・レジスタントスターチが豊富に含まれており、腸内環境を整える働きがある
このような理由から、冷やごはんや冷やし焼き芋などは、健康的なダイエットにも役立つ食品と言えます。
おいしい(?)冷やごはんの食べ方
冷やごはんをそのまま食べるのはちょっと悲しくなるかもしれませんので、本当にちょっとしたアレンジをご紹介します。
・冷やごはんをお茶碗に盛り、きざみ海苔や青じそ、鰹節をトッピングする。
・冷やごはんに、刻んだキムチや納豆、温泉卵を加えて、ボウルで混ぜ合わせる。
・冷やごはんをステンレス製のボウルに盛り、ポン酢や醤油などのタレをかけて食べる。
・冷やごはんに薬味を乗せて、冷たいお出汁をかけて冷やし茶漬けにする。
どれもシンプルな味付けですが、冷たいごはんがちょっとだけ楽しくなるかもしれません。
まとめ
冷やごはんや冷やし焼き芋は、ダイエットに効果的な食事として注目されています。血糖値の上昇を抑えることで、健康的に痩せることができます。
また、おいしい食べ方もたくさんあるため、アレンジ次第で毎日の食事を楽しむことができます。是非、冷やごはんを上手に取り入れてみましょう。
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