渡辺杜太朗の憂鬱

夕立が止むと　夏の残香が鼻の奥をつく
宿題をほっぽり出して　校外活動に精を出した

夏の終幕にふさわしい
花火の押し付けがましい笑顔に、私はほどほどのウンザリの塊をくしゃくしゃにして蹴どばしてやった。

目が覚めると
ジリジリと暑さがぶり返す

まだもう少し
宿題に背を向ける時間が私には余っていた

夕立が止むと　夏の残香が鼻の奥をつく
宿題をほっぽり出して　校外活動に精を出した

夏の終幕にふさわしい
花火の押し付けがましい笑顔に、私はほどほどのウンザリの塊をくしゃくしゃにして蹴どばしてやった。

目が覚めると
ジリジリと暑さがぶり返す

まだもう少し
宿題に背を向ける時間が私には余っていた

夕立が止むと　夏の残香が鼻の奥をつく
宿題をほっぽり出して　校外活動に精を出した

夏の終幕にふさわしい
花火の押し付けがましい笑顔に、私はほどほどのウンザリの塊をグイグイと固めては蹴どばしてやった。

目が覚めると
ジリジリと暑さがぶり返す

まだもう少し
宿題に背を向ける時間が私には余っていた

夕立が止むと　夏の残香が鼻の奥をつく
宿題をほっぽり出して　校外活動に精を出した

夏の終幕にふさわしい
花火の押し付けがましい笑顔に、私はほどほどのウンザリの塊をくしゃくしゃにして蹴どばしてやった。

目が覚めると
ジリジリと暑さがぶり返す

まだもう少し
宿題に背を向ける時間が私には余っていた

夕立が止むと　夏の残香が鼻の奥をつく
宿題をほっぽり出して　校外活動に精を出した

夏の終幕にふさわしい
花火の押し付けがましい笑顔に、私はほどほどのウンザリの塊をくしゃくしゃにして蹴どばしてやった。

目が覚めると
ジワジワと暑さがぶり返す

まだもう少し
宿題に背を向ける時間が私には余っていた

夕立が止むと　夏の残香が鼻の奥をつく
宿題をほっぽり出して　校外活動に精を出した

夏の終幕にふさわしい
花火の押し付けがましい笑顔に、私はほどほどのウンザリの塊をくしゃくしゃにして蹴どばしてやった。

目が覚めると
ジリジリと暑さがぶり返す

まだもう少し
宿題に背を向ける時間が私には余っていた

夕立が止むと　夏の残香が鼻の奥をつく
宿題をほっぽり出して　校外活動に精を出した

夏の終幕にふさわしい
花火の押し付けがましい笑顔に、私はほどほどのウンザリの塊をくしゃくしゃにして蹴どばしてやった。

目が覚めると
ジリジリと暑さがぶり返す

まだもう少し
宿題に背を向ける時間が私には余っていた

夕立が止むと　夏の残香が鼻の奥をつく
宿題を早々に片付けて　校外活動に精を出した

夏の終幕にふさわしい
花火の押し付けがましい笑顔に、私はほどほどのウンザリの塊をそっと畳んでは胸の奥に閉まいこんだ

目が覚めると
空は高く　風の色が違う

まだもう少し
学校に行くまでの時間はある
ゆっくりと朝食でも食べてから登校しようじゃないか

終わることのない時間なんか
風化したのと
同じ価値なのさ