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採用Meetupイベントとは?

こんにちは、「WaCCa(ワッカ)の人」です。

現在の採用活動は、多岐に渡る採用手法を用い、自社にマッチする人材へリーチする必要があります。
昨今では転職潜在層の候補者と気軽に出会える機会として、また、採用ブランディングとしての情報発信としても「Meetup」イベントを積極的に実施する企業が増えています。
今回は、「Meetup」イベントについて、メリット・デメリット・開催までの流れなどまとめていきたいと思います。


『Meetup』とは?

「Meetup」とは、共通の目的を持った人たちが、交流会形式で集まるイベントで、主催者がイベントのテーマや概要をSNS等を通じて告知し、興味を持った人たちが集まって交流します。

近年では、企業の採用手法のひとつとして、「Meetup」が取り入れられ、自社の魅力や雰囲気などを交流を通じて直接伝えることができるため、採用ブランディングとしても有効であり、注目されています。

主な開催方法は以下の通りです。

・参加者同士が交流する【交流会型】
・エンジニア職など専門的なセミナーなどを実施する【勉強会型】
・企業の魅力を伝える【説明会型】

上記の方法をハイブリッドで実施する「Meetup」も考えられます。


採用Meetupイベントのメリット

自社のファン作り → 母集団形成

採用Meetupイベントでは、社員と候補者が対面またはオンラインで直接対話することで相互理解が深まりやすく、また参加した候補者がポジティブに感じてくれた場合、SNSや口コミで企業の魅力を広げてくれることでファン層を拡大していき、母集団形成に繋がっていきます。
よって、興味を持ってもらえるイベントテーマの設定は大事といえます。
参加するメリットを感じてもらわないと当然にイベントに参加したいとは思ってもらえません。

カルチャーを知ってもらう → マッチング精度の向上

採用Meetupイベントには、現場社員や管理職、さらには経営層も参加することもあり、人事担当者以外とも直接交流することで写真や文章などではわかりづらいカルチャーや雰囲気など企業の実態の解像度が上がり、候補者の不安の解消にもつながります。
そうすることでマッチング精度が高い候補者の応募が見込めるでしょう。

低コスト(比較的)

採用Meetupイベントは、オンラインで実施したり、オフラインでの開催も自社のスペースを利用することが多く、ローコストで開催することが可能です。
他方で、自社にイベントを実施するスペースがない場合は、会場を借りたり、飲食の提供をしたりする場合はその限りではありません…
オンライン形式を有効に活用することをオススメします!


採用Meetupイベントのデメリット

業務負荷が高い

これに限るかもしれません。
自社で企画するため、興味を惹くテーマの選定や企画の枠組みを考えるのはかなり大変です。
さらには、イベントへ参加する人事担当者以外の現場社員などのスケジュール調整や企画がどれだけよくても集客とセットで考えられないと参加者の少ない寂しいイベントになってしまいます。
軌道に乗るまでは企画を考え続け、継続した開催をする必要がありますが、一定回数開催していけば、参加者の反応の良かった企画をローテーションしていくことで業務負荷を軽減することも考えられます。


採用Meetupイベントの開催までの流れ

開催までの手順を紹介します。

1.目的・テーマの設定

採用のターゲットは誰なのか、ターゲットにイベントを通じて何を感じてもらいたいかを考え、ターゲットの興味を惹くテーマを決めます。

2.告知・集客

イベントの日程を含めた概要を決め、採用ホームページやメディア媒体、SNSやスカウトメールなどを通じて集客活動をします。
参加表明をしてくれた方に向けて、レスポンスよく返信できるようにメールのテンプレなども準備しておくと吉です。
また、並行して、自社からの参加者のスケジュールを確保しておきましょう。

3.当日までの準備

上記2と並行して、コンテンツを具体化し、当日の投影資料の作成や、進行の準備を進めます。
司会が慣れている方であれば、必要ないケースもありますが、過去の経験からも当日のタイムスケジュール表も作成し、タイムキーパー役を決めておくと当日はスムーズな進行が可能です。

4.開催

参加者のみが知ることができる情報をコンテンツに盛り込んだり、参加者のみが得られる特典を用意すると、満足度が高くなります。
また、当日の盛り上がりや参加者の反応に合わせて、後段のコンテンツをカットしたり柔軟な対応を心掛けましょう。
イベントは参加しやすさからカジュアルに設計することが多く、そんな場に会社の管理職や経営層が当たり前にいると参加者には好印象です。

5.振返り~継続開催

イベント後は、必ず参加者へアンケートを取り、次回開催への振返りをしましょう。
また、アンケートを取るだけではなく、参加者へのアフターフォローも丁寧に行いましょう。
初回の開催で既に疲労感は高いかもしれませんが、1回きりの開催では結果を見込むことは難しく、定期的に開催していくことがなにより成功の秘訣です。
中長期的な視点を持って、採用ブランディングを構築していきましょう。

オンラインイベントであれば、地域に関わらず全国から集客が可能で、参加者の参加ハードルも下がり、集客にも有効です。
また、会場設営なども省略でき、より手軽にMeetupイベントを開催することが可能です。


最後に

低コストで手軽にできることが注目されがちな採用Meetupイベントですが、継続して開催することで採用ブランディングにおいて非常に高い効果が期待できます。
社員と候補者の距離を縮める採用Meetupイベントは、採用ホームページなどの写真や文章の情報だけでは伝え切れない会社の魅力を交流を通じて伝えることができ、カルチャーフィットが応募前に形成できている状態であると、内定承諾率向上にも直結していきます。
優秀な人材確保がなかなかうまくいかない、採用ブランディングで認知~興味を拡大させたい企業は、導入を検討してみてはいかがでしょうか。


弊社では、採用業務を全方位からサポートするRPOコンサルティングサービスを展開しておりますので、自社の採用活動に課題を感じられている人事担当者様、その他採用に関することでお困りごとがあれば気軽にお声掛け頂けますと幸いです。

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