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内省エッセイフォト

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息を吐くように内省す。 日々しているこれが「内省」というものだと知ったのは2020年夏。 そして同時に、誰もがしていると思った内省が、人それぞれ違うと言うことも。 内省してい…
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#内省

雪の日の20140222

雪の日の20140222

帰路。
寄せ集められた商店街の雪も、残っているのはわずか。
そこから出てきたのであろう、雪のかたまり。
それを蹴りながら歩くシルエットが、ずっと前に見えた。
わたしも真似してけってみた。

スカートに、風。
見上げれば、月。
家には、酢豚。

wacana*
#2014年 #雪の日の思い出 #内省セッセイ #内省

今や、動体視力強化もできない。

今や、動体視力強化もできない。

前方より。
電車から降りて歩いてきた、先頭集団10名中、なんと6名がマスク!! 少し遅れての第2集団は、前方にマスクの姿は見えず。後方に白いものがチラホラ。来ました来ましたと、数を確認しようと思ったその瞬間に背後から更なるマスクが前に躍り出たぁ。あーあーあーもうわかりません。。。とまぁ、必然的に動体視力強化月間ちうなのであります。

というのも、4年前。
もはや、マスク100%で動体視力も強化でき

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銀座ですれ違うドラマ

銀座ですれ違うドラマ

銀座で行き交う人を喫茶店からのガラス越しに眺める。見られているなどと思う訳もなく、ガラスを一枚挟んだわたしの前をただただ通りすぎて行く人達。この後どこに行くんだろう。三越で何を買ったのかな。取引先の人とランチだったのかな。急用な電話っぽいけど大丈夫かな。通り過ぎた一瞬一瞬で、その人への想像が働く。それぞれに今日という日があって、それぞれにドラマがある。そして、それを想像して楽しんでいる今日、という

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旅に持っていくピアス選びは、旅の楽しみ!

旅に持っていくピアス選びは、旅の楽しみ!

男性陣にはわからんであろう、、、旅に行くときに、どのピアスを持って行こうかという、この楽しみ。たくさん持って行かぬのは、現地での出会いを期待しているから。

旅から戻れば、出会ったピアスは、いつでもその旅のことを思い出させてくれる。無意識にわたしは、そういうきっかけを探しているのかもしれない。

今回のお供は、中田さんのガラスのピアス。
太陽のようなキラキラが好みだけど、月のような無機質な感じが、

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すれ違った男子大学生の物語

すれ違った男子大学生の物語

あー俺も運命のひとと出会いたいなー。

と話をしている大学生と、日中すれ違った。#
えー極論を言うとですね、出会った人のほぼ全員が運命の人なんすっよねー。という広い視野をもっての大人な意見を言ってしまっては、面白くないか。

wacana*

〜 destiny × wacana* 〜
#内省 #内省エッセイフォト #すれ違った人の物語シリーズ #エッセイ

2020年のわたしの一文字と、2021年

2020年のわたしの一文字と、2021年

毎年年末に恒例で開催しているこの行事。
2020年は何になるだろうかと考えていたら、すぐに思いつきました。

どんな一年だったかといえば、自粛という息苦しい(実際にマスクして呼吸するのも)日々の中でも、自分自信の新しい発見があったり、仲間が増えたり、天然石に興味が湧いたり、ひとりパン部を開催したり、人に会えることの歓喜とその反面にある嫌悪を感じたり、なにげない日常がかけがえのないその日になったり、

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ハワイでのステキなオモイデ

ハワイでのステキなオモイデ

ずっと誰かと一緒にいて、ワイワイしていた旅の合間に、思いがけず独りになれる時間があった。

ハワイ旅、6日目。金曜の夕方。ホテルのバーで地元の方々が集い、ハワイアンミュージックを奏でる。40年も続いているというこの”ハワイアンミュージックの夕べ(わたしが命名)”。「楽しいからやるだけさ。」そんな声が聞こえてきた。歌詞がわからずとも、一緒に歌いたくなった。
暫くすると、太陽がわたし達の目線に近づいて

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羨ましい2016年1月の思い出

羨ましい2016年1月の思い出

ありがたいことに、忙しい。
こんなこと考えるだけならいいけど、言っちゃいけないなぁと思いながら言っちゃうのは「もう1人わたしがいたらいいいのに」ということだった。もう1人自分がいたら、この仕事分担できるのに!帰りにあそこに寄ってもらうのに!とちょっと辛すぎて、楽したい気持ちが出てきてしまう。
でもよく考えてみるとだ、わたしが二人いたとて、強欲が前に出て、色々やってみちゃったりなんかして、結局のとこ

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日没の後が、また楽しい。

日没の後が、また楽しい。

マーシャルでの30日間は、まるでサンセット。

キラキラする太陽が、空を赤く染めて、あっという間に沈んでしまう。日中、太陽の動きを感じることもさほどしないのに、この時ばかりは眩しくとも太陽にしっかりと向き合う。そして、太陽の早さを感じて、沈む頃には「ああぁ」というが声もれる。奇麗なものが消えてしまった瞬間、寂しい想いがしてしまう。だけれども、太陽が奇麗に見えたとき程、沈んだ後の空が壮大で美しい。

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斜め向かいに座った女子大生の物語。

斜め向かいに座った女子大生の物語。

やりたいことがあるならしようよ。今しかできないよ。

斜め向かいに座っていた女子大生。見かけよりしっかりとした口調でそう言った。
まぁそうよね、そう思うよね。でもね、やりたいことはいつになってもできるんだよ。年を重ねると現実が見えたり、諦めたり、気力がなくなったり、世間体がきになったり、そういうことが「やりたいこと」の優先順位を下げていく。
やりたいことはいつでもできるんだよ!
斜め向かいに座って

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よく見えないメガネと、よく見えるコンタクト

よく見えないメガネと、よく見えるコンタクト

わたしが持っているのは、よく見えないメガネとよく見えるコンタクト。

コンタクトは、スポーツは勿論のこと、芸術観賞や写真を撮る時、人と改めて会うときにすることが多い。メガネは、普通に仕事して普通に生活する時にしている。
今日は、メガネ。
電車に乗った時に思った。情報が溢れているけど、果たしてこれらがよく見える必要があるのだろうか、と。勿論、見えないことで見落としてしまうこともあるかもしれない。しか

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