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流行りのNotion AIは嫌いですか?

RayArc(レイアーク)、ならびにRayArc Astrolabe(アストロラーベ)の皆さま、おつかれさまです。新規事業ユニットです!

今回は、ゼッタイこんな流行りの時期には書かないだろうと、何も根拠なくうっすら思っていたAIネタです。

株式会社RayArcのオープン社内報として、取り組み・思いを社内外に発信!

脳とAIって、なにが違うんだろうな

正直、右も左もAIで…。食べる前からおなかいっぱいです。子どもの頃はとくに車に酔う性質でしたが、まさに酔いそうです。空気が薄い!(比喩)

心象風景に近いナニカを
探してみたら、このチョイス

不思議な気持ちで見てたけど

(親譲りとかではなくただ単に)天邪鬼あまのじゃくで、子どもの頃から(損ばかりしているかどうかは知らないが)人と同じことをしたがらない私は、

🤡「純粋に知的好奇心として
 どんな技術なのか試してみたいけど、
 『AIで〇〇しました』なんて記事は
 私はきっと今の時期には
 書かない
んだろうなぁ」
 (そして、なんだか妙な時期に
 ようやく書いてそう……)

くらいの感覚でおりました。

そんな私にとっても…

さすがにこの実際的、地に足の着いた深津氏の解説は、率直におもしろかった! ……のですが、今になって掘り下げてみますに、

🤡「AIそのものより
 それについて意見をぶつけ合ったり
 試行錯誤する人間って
 やっぱりオモシロイ
よなぁ…」

と、だいぶこじらせた感想を持っていた私。

いいないいな、AIっていいな

でも、フックには引っかかっていたのでしょう。

なぜか唐突に好奇心がムクムク動いて。さらになぜか、ChatGPTではなくNotionAIさんと対話を始めていました。

👋😆…何か所ツッコミどころあるんじゃ!

いや、こういうときに(傍から見て)不条理な発想が出てくるからこそ人間だと思うんですけどね。もっと言うと、私の脳内ではナニカがつながってるんですよ、自分でも顕在化、言語化しきれていないかもですが…。

あれ…人間とAIって、なにが違うのですかねぇ…(バグりました)。。。

もし私がAIではなく人間なら、もっと妥当な回答を返すはずですか?
…なるほど、私の人間理解が不足していました。

「54字の物語」
「近づいたつもりが、私としたことが」

Notion AI無料枠を秒で沈めた😆

Notion AIの話題に戻りましょう。もともと、われらがものづくりプロジェクトW2ワクワクナニカソンでは、立ち上げ当初からNotionを使おう…としていたのです。が…。

使いこなせないNotionは猫の小判

現在、まだチームのタスク管理にはNotionをさほど活用できていません。普遍的な情報を貯める場所として使っています。が…それもメンバー全員には浸透してないかな…? やや消化不良感が。

春回が終わるころのふりかえりで、こんなことを書いていました。そう、これでは有用なリンク集の域を出ない「別にNotionじゃなくてもいいよね」レベルの使い方です。猫に小判です。

ただ、ツールを使うことがプロジェクトの目的ではないので、この点はあえて目をつぶって、とくにテコ入れなどはしていませんでした。

Notion AI試せるじゃないか!

気づいてしまいました。「あ、Notionで即、AI試せるじゃん!」と。そうか、もしかしたら、まさにこの日のために私たちはNotionを使うフリ準備していたのかニャー!😺 ……違うけど!

気づいてから、Slackでこのやり取りが流れるまでがとにかく早かった。

パンプさん、笑い飛ばしてくれてますが…

🤡「使ってみたんだけど…」

という報告じゃなくて、

🤡「使い切ったんだけど!」

の報告からのスタート…。。。そして、あとから気づきまたけど。私、メンバーになっているDKDKドキドキパンプさんやにゃんこさんの頭数分も加味して提供されてた枠を、瞬殺バルスしちゃったっぽいです。

Notion AIはどなたでも無料でお試しいただけるため、アドオンのサブスクリプションを購入する前に機能を検証できます。無料のAI応答はワークスペースのメンバー数に応じて提供され、ワークスペース全体で共有されます。

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よくあるご質問(2023/03/01時点)

🤡「これだから…私ってヤツは…。。。」

まあそんなわけで。瞬殺バルスするほど夢中…と。
『対話のようなもの』を楽しませていただきました。

AIはおもしろいけど『優等生』、ただ…

AIが返してくれた一連の答えは、たしかにおもしろかったです。

実際、チーム内に展開したところ、

別の話題で問い合わせされていたのに
AIの話をまくし立てる私は大丈夫か…

文章をヌルヌル吐き出すスピードをリアルタイムで見ていなくても、出力された文章だけでこんな感想が飛び出したわけですから。

ただ、AIの回答にフォーカスすると、このテーマで私にとって一番大切なことからそれてしまうので、ここには載せません。AIの回答以上に私が「オヤ?」と思ったのは、私が「つい」のめり込んだことです。

いわばただの『優等生』なのに?

AIの回答はたしかに試した範囲ではそれなりに優秀ですが、その性質上(というべきか、どうなのか)はっとするほど突飛だったり、斜め上から降ってきたような新規性のある回答はしません。

最初こそ「へぇ…」と感じるものの、それは「この答えをどう構築、出力してるのかな…」のような技術的関心からくるもの。回答自体は基本的に平凡。「そりゃそうだろうな」すぎて、だんだん退屈になってきます。

設問の仕方を工夫すれば、多少の遊び心を意図的に混ぜ込むことはできます。が、それすらもなんというか『優等生』です。ただ、こちらの遊び心の期待にできる範囲で真面目に応えているだけ。

一方その頃、ある有機生命体が、
期待に真面目にお答えした結果とは…

また、AIが有用であるとか、具体的にこの分野に役立つとか、人間のこんな仕事が奪われるかもしれないだとか、そういうことも(それはそれで大事なことですが)私の関心事ではありません。

人間が生み出したものですので、望ましくない使われ方、副作用の危険性だけは多少気にしてますが、それは必要なことだから気にしているだけですし、AIに限った話でもありません。

そんな少し冷めた私ですら、不思議なことにこのAIとのやりとりに没頭しました。それはなぜなのか…? そう、私が関心あるのは、AIと対峙した人間に起きるココロ(=脳)の動きの方です。

総合的にナニカがくすぐられている

今のところの気づき(あるいは、私のバカみたいな感想)を、とりつくろわずに書きます。

  • AIさん、めっちゃ早口だなぁ…でもこんな人いるいる

  • AIさん、話がたまに一周しちゃうなぁ…でもそんな人もいるいる

  • AIさん、ポジティブが時々痛いなぁ…でもそんな人も(略)

  • AIさん、ドヤりながら完全にずれてるなぁ…でもそんな人は、私かも(略)

AIが意図せずにやったことが、まさに一周して『滑稽味』を感じる瞬間があります。それはもはや哀愁が、おかしみ、笑いに転化する感覚に近い。

すると、不思議なもので、

😡「オイオイ、AI!
 しっかりせい!」

とか、

😏「ふふん、AIまだまだだな」

と嘲笑するよりは(…同じ笑いでも、こういう心理はイマイチよくわからないが、もしかしてAIに脅威を感じている裏返しとかなのか…な…?)、むしろ、

🤡「なんだろう…
 過去に出会ったダレカに
 こんな人がいた気がする
 いや、いなかった気もする??
 (知らんけど!)

と、謎の無責任ノスタルジックな気持ちになるのです。まれに、

🤡「なんか、傍から見たら
 私、結構こんなかんじかもしれないね?
 (いや、逆にここまで優秀でもないが)」

と、謎の人類、みな親近感だぜの領域に到達したり。

そうか、AI相手でも、ナニカがかみ合わなかったりずれたり、予定調和がぶっ壊れた時に、生き物らしさみたいなものを感じるものなのかもしれない。

🤡「AIって、そもそも
 人間がつくったものでしょ
 自明の理で、いいかんじに
 ぶっ壊れてるに決まってらぁ!
 人間が元々どこかぶっ壊れてて
 そこがおもしろいんだからよぉ!

最後は、そんな言葉さえココロの淵から叫びだしたり。

まとめ

自分が、使う人一人ひとりが、そもそも人間を、生き物をどう見つめているのか。AIとは、それを教えてくれる鏡なのかもしれません。

「人と同じこと」が基本好きではないはずなのに、たまにバグって流行にのってしまうのも、また人間の証。「それも一興!」は、こんな時にこそふさわしい言葉か。よきかな、よきかな。

(新規事業ユニット・ワクワク魔人S)


さあ、ワクワクしようぜ!

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