「で『私』は、なにをするの?」からの「ゆうドリ」(5)行動3「交渉」
RayArc(レイアーク)、ならびにRayArc Astrolabe(アストロラーベ)の皆さま、おつかれさまです。新規事業ユニットです!
ボードゲーム🃏制作プロジェクトからお伝えします。
「で、結局『私』は、なにをするの?」
ゲームマーケット2023秋の新作(のひとつ)、「勇者駆動開発案件~すべての現場に祝福を~」は、理想のチームをつくる協力★競争の競り式チームメイキングゲームです。
ゲーム全体の俯瞰した流れや進め方は、すでにnoteでもゲムマサイトのゲームページでも公開中です。
今回は、細かい部分(例えば手札が増えるケースとか、行動回数が増えるケースとか)はあえて割愛して、基本動作としてひとりのプレイヤーの視点から、だいたいどんなことをするかをお伝えします。
(5)行動選択3「交渉」
前回は交換するケース(で、引きがコレジャナイパターン)を説明しました。
さて、3つの行動の3つ目。「交渉」のお話です。
と様子見がてら、つい交換を何手か繰り返しがちですが…。交換は良くも悪くも、運の側面が強い入替えです。悪手が重なることも結構あって。
そこでようやく危機感が煽られ、ココロがざわつき始めます。
なにせターンは6回。多いような少ないような…です。
めちゃめちゃ引きがいいと、まれに開幕で瞬殺してしまうパターンもなくはないですが、駄目なときはトコトン駄目だったりします。
うっかりナニカの古傷が疼いたりするかもしれません。(考えすぎか?)
そう、開発現場は大冒険ですから。防戦一方で攻略できるとは限りません。
交渉は、プレゼンだ!
交渉は、ようするに仲間のトレードであり、相手あってのアクションです。
と、そのプレゼンにピンと来ないかぎり、他プレイヤーが応じてくれるとは限りません。
仮に、目の前の開発案件というひとつのゴールだけを見て、
そんな『悪魔のささやき』が、いちどだけチラと頭をよぎったとしても。
別の角度から見たら、なにか見えてこないかな?
あるいは、他の現場だったら…?
魅力をとらえなおして、言語化する必要があるのです!
価値を、削りだせ! ただし…
但し、交渉にはルールがあります。
仲間カードの数値と名称(「新米剣士」「金の弾丸・α」など)は直接話してはいけません。
開発案件の数値と名称(「イデアル」など)も同様にNGです。
正直な交渉をしましょう。ウソをつくのは禁止です。
どう話し始めてよいかで迷ったら、この一言ではじめると比較的始めやすいでしょうか? 自分としては手放したいけど、価値があると思ってほしいわけですからね。(とはいえ、ルールの範囲ならどう切り出すのも自由です!)
仲間カードはすべて対象!
交渉では仲間カードの一部である「イベントカード」を提示することもできます。「イベントカード」はアピールの言語化がよりむずかしいかもしれません。工夫して、イロイロ、オモシロな言語化に挑戦しましょう!
応じてくれる人はいるかな?
交渉に応じる人が一人もいなければ空振りで終了です。逆に一人でも応じた場合、交渉をやめることはできません。もし応じた人のトレード候補の中にドンピシャほしいものがなくても、どれかを選びましょう!
さて、この交渉の結果はどうなる!?
つづく
ちなみにこのゲームのエンジニア、じつは女性にも男性にも、それ以外にも見ようと思えば見えるビジュアルに、意図的にデザインしています。ドット絵…ピクセルアートの『よき、あいまいさ』も生かしつつ…。
交渉でどんな仲間か伝えるとき、あなたは『彼』と言ってもいいし、『彼女』と言ってもいいし、『この人』『この方』と言ってもいい!
ぶっちゃけ、手放す仲間にもリスペクトがあればそこはなんでもOKです!
ゲムマブログにも公開しました。
(新規事業ユニット・ワクワク魔人S)
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