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「おもしろい」と「伝えたい」を形に(W2ナニカソン2022春夏・第4回イベントレポ)

RayArc(レイアーク)の皆さま、おつかれさまです。新規事業ユニットです!

今回は、RayArcの社内プロジェクトW2ワクワクナニカソン SPRING SUMMER 22』第4回イベントのレポートです。

株式会社RayArcのオープン社内報として、取り組み・思いを社内外に発信!

春季ふりかえり、そして夏に向かう

W2ワクワクナニカソン SPRING SUMMER 22』は春季と夏季に分かれています。

初期の計画では、春季にプロトタイプ、夏季に製品をつくろうという立て付けでした。…そういえばそうだったな。なにもかも懐かしい!(←早い)

その後、勇気ある朝令暮改の結果、春季もプロトタイプではなく、外部に向けてなにかをリリースすることに。

しかし、春季と夏季で区切りを設ける点は変わりません。つまり、

「今ふりかえらずして、いつふりかえるのだ!」

第4回にふりかえり会をすることは、自明の理であります。

そもそも春季になにをやったのか

以下は、先日社内行事で春季の成果発表に使ったスライドの抜粋です。

大きくはこの2つですね!
  1. SUZURIアイテムショップ

  2. YouTubeチャンネル

それぞれの取り組みの経緯は、以下記事も参照ください。

いざ、ふりかえり!

7月30日にGatherの小島に集まりました。

先日の社内行事での募集でSlack参加メンバーは1名増えてますが、このふりかえり会はメインメンバーだけで実施です。

DKDKドキドキパンプさんご多忙につき、ガッツリ2~3時間開催は厳しくて短縮開催です。それでも1時間ほど貴重なお時間をイタダキマシタ! お忙しい中ありがとうございます!

この2人です!

なるべくギュっと効果的にふりかえりをしたい。どうしよっかな…と企画するワクワク魔人Sにも意外と時間がありません。そもそも、普段は現場でゴリゴリに開発業務してますので。さて、どうする?

タイムライン(Without感情レーダー)

🤡「よーし、タイムラインだ! ただし
  要素はそぎ落としてやってみるぞ!」

タイムラインとは、ふりかえりの技法のひとつ。

私がタイムラインを最初に知ったのはこの本。あれこれ乱読しすぎて、本当に最初か少し自信ないけど、たぶんこれです。

ただし、やり方は変えてます。この本ではメンバーの感情レーダーを描く段取りになってますが、今回は内容に含めていません。どちらかというとアジャイルふりかえりガイドブックで紹介されてるタイムラインに近いかも。

タイムラインふりかえりの流れ

やり方が色々あるにせよ、タイムラインの骨組みは一緒です。

  1. 時系列で出来事を並べる

  2. それぞれの出来事で「気づき」「気持ちが動いたこと」を思い出す

  3. 時系列にそって言語化・見える化する

1からじっくり進めると、より段階的に「気づき」「気持ちが動いたこと」を想起しやすくなるメリットがあります。参加者の状態によっては多少無理にでも丁寧にやったほうがよいことも。

が、今回は、

  • ふりかえりたい出来事から、まだ時間が経ちすぎていない

  • 参加者の『自分ごと』度がすでに高い

と、2から始めても効果が大きく損なわれない条件がそろっています。そして、限られた時間は「気づき」「気持ちが動いたこと」の部分に注力したい! そこで、あえて今回は2からスタートすることに。

Miroとnoteが可視化にプラス!

Miroのふりかえりエリアをつくり、1まで事前準備しておきました。

まだナイショのところもあるので画質粗め
加工版の見出し画像では、少し読めるかも

「iFrameコードの貼り付け」で、関連note記事をMiroにペタペタして…。

「≫」を選んで「iFrameコードの貼り付け」

それぞれの記事の日付を付箋で補って、時系列に並べます。

W2ワクワクナニカソン関連の記事だけをペタペタ

この方式は比較的手間がかからず、しかもわかりやすくてとてもよかったです。付箋に出来事を書くだけでも代用できます。

そして、見えたもの

4月~6月で春季とくくっていますが、並べてみると実際に第1回が開催できたのは5月中旬になってから。

ほぼ1.5か月の間にギュウギュウ…

🤡「ふりかえりの中で、
 大事なことが出てくるとしたら
 やはり5月15日以降かな……?」

などと考えましたが。いざやってみると、そんなことはなかった。

🤡「5月15日以前は、
 ツールのアカウント作成みたいな
 準備が多かったですよね…」
🎃「使ったことないツール
 ばかりで純粋におもしろい
 
と思うことが多かったなぁ」
🤡「……! そうか!
🎃「バーチャルオフィス
 私は初めてだったし…」
🤡「(そういえば…)」

第1回でも、DKDKドキドキパンプさんはGatherそのものにはしゃいでました。

Values Cardでも、第1回開催のほぼ翌日に提案に走るDKDKドキドキパンプさん。

内から湧きあがるものが、原動力に

第1回のブレストで「YouTubeチャンネル」が出てきた背景には、この、

W2ワクワクナニカソンで初めて触るツール
→🎃「おもしろい」「伝えたい」
→🎃動画の方が、より伝わるのではないか?

という、内側から自然に湧きあがる「思い」が深く関わっていたのです。

内側から起こる意思が原動力に

思えば、ふりかえりの冒頭でMiroのふりかえりエリアをざっと眺めたとき、春季ラストスパートの怒涛の追い上げが目について、

🎃「その時の状況考えると
  これ、よくやれましたよね…
🤡「Values Cardの取り組み記事にしても
  今見ると、よく書けたな、こんなに…
🎃「ですよね…むしろどうやって
 できたんでしょうね、これ」
🤡「クリエイティブスイッチ入ってたな」

などと、雑談してたのですが…。

ふりかえりをしてみて、あらためて気づきました。期日が迫って、単純な使命感でラストスパートかけたからできたのではない。むしろ5月15日以前の助走こそが、走り切れた原因だったのです。

W2ワクワクナニカソンで初めて触るツール
→🎃「おもしろい」「伝えたい」
→🎃動画の方が、より伝わるのではないか?
→🤡
🎃だから、やりとげたい!

助走期間の一つひとつの出来事が、春季の目標を、

  • 『借り物ではない、自分たちがココロからやりたいこと』

に育ててくれました。内側から自然に湧きあがる動機はとてつもないパワーを秘めています。新規事業は基本的にいばらの道。だからこそ、この内側から湧きあがるものが不可欠なのです。

「おもしろい」と「伝えたい」を形に(まとめ)

もちろん、春季の取り組みの今時点の成果については、細かいレベルでふりかえりカイゼンしたいことも、たくさんあります。夏季の達成目標も具体的に照準を定めなくてはなりません。

けれど一番大切なことは、その目標を『借り物』で間に合わせないこと。一見正しそうな一般論の模倣にとらわれて、本質を見誤らないこと。

なぜ、それをやるのか?

WHYを何度も問い直すことです。

内側から湧きあがる「おもしろい」と「伝えたい」を、もっともっとたくさん形にしたいですね。

おまけ

タイムラインに関心がある方向けに、記事をピックアップします。

事前に参考にしたわけではなく、この記事のために後付けで探しました。それもあり、今回W2ワクワクナニカソンで行ったタイムラインとは、少しずつ違うと思います。

(新規事業ユニット・ワクワク魔人S)


さあ、ワクワクしようぜ!

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