インターンシップは宇宙ステーションで(2)「メタバース体験」開催レポ
RayArc(レイアーク)の皆さま、そしてすべての皆さま。おつかれさまです。新規事業ユニットです!
今回は、RayArcインターンシップの新メニュー「メタバース体験」イベントのレポートです。今回は開催の様子をご紹介します。
RayArcインターンシップとは
今年も始まりました!
RayArcインターンシップ!
ごく基本的な紹介記事がこちらです。
「まったくの初心者」はさておき、そもそもプログラミングって別に理系の分野じゃないと個人的に思っているので、文系でという言及はかえってバイアスを育てないか…とか、ちょっと心配になったりもします。
ただ、一般的にはまだ文系であることに不安を覚える方も多いようなので、現時点では間口を広げるため、あえてこういうメッセージが必要なのかもしれませんね、まだ。
文理の脳内連携こそ、プログラミングの真骨頂では?
文系と理系という区分けが仮にあるなら、むしろその両方が脳内で連携することこそ、プログラミングの真骨頂なのではないかとさえ思います。
そういう意味では、文系がプログラミングに苦労するというなら、理系でも苦労しますよねぇ。逆も真なりで、理系がプログラミングに向いているなら、文系もめっちゃ向いてますとも。
でも! そもそも、このメッセージの本質はそこではなく。
の部分であろうと思います。今回の開催レポートを通じて、そんな講師の皆さまの奮闘ぶりが、少しでもお伝えできたらうれしいですね。
「メタバース体験」の最終防衛ライン
脱線したので本題に戻ります。
RayArcインターンシップの新メニュー「メタバース体験」は…実りはあったが、学びもたくさんでした。つまり全体的にはよいところもあったけど、カイゼンもおおいに必要な開催となりました。
ただ、それでも。正直不測の事態も起きた中で、この企画の本質をその場で見極め、取れる手段の創意工夫で、及第点(最終防衛ライン)まで立て直せた点は、今後につながる成果だと思います。
1.企画のおさらい
この「メタバース体験」は一種のオンラインワークショップでもあります。企画のコンセプトは以下のように定義しました。
MetaLife(2Dレトロゲーム風メタバース)とGartic Phone(ブラウザで遊べる、絵と文章がクロスする伝言ゲーム)をツールとして採用します。開催が決まるまで(提案)の経緯と、企画〜準備の流れについては前回お伝えしたとおり。
2.当日の布陣と会場誘導用の資料
当日のインターン生のMetaLife会場への誘導は、インターン講師の皆さまにお願いしました。…といっても当日の関係者の「布陣」が分からないと、どういうことかさっぱりわからないと思いますので、そこから説明します。
RayArc本社研修室からの参加者
インターン生12名(いわゆる主賓!)😀
インターン講師3名👩🏫👨🏫👨🏫
インターン講師の支援スタッフ1名🧙♀️
テレワーク環境からの参加者
W2ナニカソンメンバー
(ワクワク魔人S🤡+DKDKパンプ🎃さん)
ワクワク魔人SとDKDKパンプさんはそれぞれ別の場所から参加です。ただし、W2ナニカソンのSlackで最低限の状況を連携していました。
残念ながらリハーサルの時間は取れず。
せめて会場誘導用の資料は事前送付しておきました。
とはいえ、ぶっつけ本番の部分が残るのは当然リスクです。
これに対し、ある程度は余白を加味したり、対策はしていたのです…が。
3.始まらないゲーム、つながらない研修室
開始早々、怪しい雲行きになりました。
少しずつ参加者が画面に増えるが、一定人数より増えない
中には、増えたと思った瞬間に消えてしまう人がいる
参加者の音声があまり聞こえてこない
(ミュート解除呼びかけ、一部は解除状態になっていても)順路を外れ探索しまくる楽しそうなインターン生🤩🤗🤩🤗🤩
(これは全然OK!)
4つ目はさておき、これではゲームが始まらない!
ただ、よーく観察するとこれらはRayArc本社研修室からの参加者だけに起きているようです。テレワーク環境からの参加者はまったく問題なくやり取りできています。つまりMetaLifeではなく、別のところに問題がありそう。
はたして予想通り、リアル会場(RayArc)側起因の接続トラブルのようでした。誰かがMetaLifeに接続するとかわりに誰かがはじき出されるような状況だとか。さらにPC端末側の問題も複合的に起きてそう。
なお、参加者の音声があまり聞こえてこない問題に関しては、この時点では私から見て原因がはっきりとは分かりませんでした。
接続トラブルでそれどころではなく、そもそも声を出してないケース
PC端末側のデバイスの認識に問題があり、声だけ拾えてないケース
など、こちらも複合的かな? と予測しましたが…。原因究明の優先度を相対的に下げたので、今回はこの点は深く追求しておりません。次回以降は、準備段階でよりしっかり機器の疎通確認ができるとよさそうです。
4.プランB、発動せよ!
リアル会場(RayArc)側では、インターン講師と支援スタッフの皆さまで緊急対応してくれているようです。しかし予定開催時間は刻一刻と減ってゆきます。残り時間と状況を俯瞰して、猛スピードでプランBを組み立てます。
接続トラブルは、リアル会場(RayArc)側が最低限遂行可能な状態まで復旧させてくれるといったん信頼し「残り30分までは待つ」とデッドラインをココロの中で決めました。元の計画の3分の1以下、かなりギリギリの線です。
当然元の計画では尺に収まりません。要点を見極めて削ることにします。尺に一見直結しなさそうな前提条件も、捨ててよいものは捨ててゆきます。
講師含めた関係者の全員参加を予定
インターン生全員が参加できればOK
画面共有用の資料による、細かいルール説明を予定
チャットベースの進行に切り替える(リアクションも積極活用)
ゲームが成立する最低限の要点だけ伝わればOK
Gartic Phoneのゲーム時間
速いモードに変更する
Gartic Phoneの結果を共有時に「お題」の背景を伝え合う、聴き合う予定
Gartic Phoneの結果の共有までの体験が共有できればOK
2で画面共有用の資料を使わない方向に舵を切ったのは、接続が不安定な状況にさらなる打撃を与えないためです。(MetaLifeで厳密に検証したことはありませんが、画面共有は基本的に負荷がかかります)
プランBの輪郭ができたら、リアル会場(RayArc)側の復旧作業と並行で、チャット欄にGartic Phoneの解説と招待URLを流し、メガホンでも誘導します。これで、残り30分までにリアル会場(RayArc)側が関門突破しGartic Phoneに全員集合できれば、あとは走り切るだけです!
5.そして、感謝が残る
インターン講師と支援スタッフの皆さまの尽力により、実際にも残り時間30分強の時点でGartic Phoneに全員集合できました。その後の結果は…及第点(最終防衛ライン)まで立て直せたと考えています。
満点ではないですし、カイゼンもおおいに必要なものの、
このコンセプトに直結する部分は、ギリギリ守れたということです。
インターン講師と支援スタッフの皆さま、DKDKパンプさん、不屈の粘りで臨機応変な対応、ありがとうございました。
そして、インターン生の皆さま。
「どうやら、予定通り進行してないのかも?」
「…それでも、この機会を存分に楽しもう!」
と、前向きに場を楽しむ姿勢に助けられました!
ポジティブなご参加、本当にありがとうございました。
MetaLifeの遊び心のある世界観にも救われました。全方位大感謝です!
次回は、省察レポート!
この「メタバース体験」レポートは以下の構成でお届けしております。
企画レポート
開催レポート
省察レポート
今回は開催の様子をお伝えしました! あとは省察をしっかりやれれば!
(新規事業ユニット・ワクワク魔人S)