コツコツやろう!|【複利で伸びる1つの習慣】
どーも!
わーさんです!
日曜日ですので、「2022年に読んだ本の紹介」をしていきます。
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『ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣』
ジェームズ・クリアー
著者
ジェームズ・クリアー(James Clear)
・「習慣」「意思決定」「継続的改善」を専門とし、書籍の執筆だけでなく、講演も多数おこなっている。
・その著作はニューヨーク・タイムズ紙、タイム誌、アントレプレナー誌に掲載され、テレビ番組『CBS ディスモーニング』でも紹介された。公式ウェブサイトの閲覧数は毎月数百万回にのぼり、メルマガも数十万人に購読されている。
・定期的に「フォーチュン500」に名を連ねる大企業で講演をおこなう著者が提唱する方法は、NFL(米ナショナル・フットボールリーグ)、NBA(米国プロバスケットボール協会)、MLB(メジャーリーグ・ベースボール)でも利用されている。さらに、「ハビッツ・アカデミー」というオンライン講座の受講者は、指導者、管理職、コーチ、教師をはじめ1万人以上。生活や仕事上でよりよい習慣を身につけたいと考えている個人や組織のための最高の養成講座となっている。
・ウエートリフティングや写真が趣味という著者は、現在、妻とともにオハイオ州コロンバスに在住している。
引用元:Amazon
本書の概要
・良い習慣を手に入れ、悪い習慣をやめる方法
・小さくやることによって、より大きな効果を得る
今回は、私が読んでタメになった点を3点紹介します。
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■最少習慣の驚くべき力
もし毎日一パーセントよくなったら、一年後には三十七倍よくなるだろう。逆に、毎日一パーセント悪くなったら、一年後にはゼロ近くになってしまう。(p.27)
毎日、1%悪くなる。0.99の365乗= 0.03
毎日、1%良くなる。1.01の365乗= 37.78
一番わかりやすい例は、筋トレやダイエットなどの体づくりに関することだと思います。筋トレは1日やったとしても体の変化はほとんどないです。次の日に筋肉痛を感じるくらいだと思います。
それも含めて、自分の体が刺激を受けていて、日々変わっていると思いながら続けることができれば、1年後には昨年とは違うあなたに変化することができる。
そのため、毎日1%で良いので、自分自身が成長をしたと思えることを積み重ねることがとても大切になってくるのです。
反対に、悪い習慣は何も生み出しません。むしろ、より自分自身を悪化させていくだけになります。例えば、暴飲暴食などです。その悪い習慣を続けていればもちろん体は悪くなっていくことは想像することができるでしょう。
そのため、良いようにしたいと思う習慣はその成長を感じるようにして、悪い習慣はそれをしないために難しくする必要があるのです。
■習慣がアイデンティティーを形成する
何かを始めた時に、一番追い求めたいものは「結果」だと思います。そのことができる気持ちになれば、それだけで満足感を得ることができるからです。
ただ、結果だとその結果に満足することができなくなったり、物足りなくなってくると、そこから続かなくなっていく要因になってくると考えています。
そのため、結果から意識するのではなく、「アイデンティティー」を意識することが大切になってくるのです。
欲しい結果ではなく、なりたい人を意識することによって、そのようなプロセスを描き、結果に繋がる。それが習慣になっていくということです。
なりたい人は、自分が理想としている姿をイメージします。
・音楽家になる
・作家になる
・プログラマになる
そのイメージによって、自分自身を作り出すことによって、習慣につながっていくのだと読んでいて思いました。
■シンプルな四つのステップでいい習慣を身につける
習慣形成のプロセスは、シンプルな四つのスイッチに分けることができる-きっかけ、欲求、反応、報酬である。(p.62)
スマホにきた着信を一例にすると、スマホがなり、新しいメッセージが届く(きっかけ)。その着信を見たいという気持ちになる(欲求)。スマホを手に取り、メッセージを読む(反応)。メッセージを見ることができた満足感を得ることができ、着信音が幸福感を得ることを覚える(報酬)。という流れである。
良い習慣を形成するときも、まずは「気になる」ことがきっかけになり、それを「やってみたい」という気持ちになる。そして、「始める」という反応を示し、「楽しかった」という報酬を得ることができる。
これが習慣の流れである。
しかし、人間は一気にそれをやってしまうと、飽きる原因にもなる。そのため、複利の効果を得るために少しずつやることによって大きな成果を手に入れることができるのです。
まとめ
今回は『複利で伸びる1つの習慣』を紹介しました。
何か新しいことを始めて、続けようと思っても状況が悪かったり環境が悪かったり、自身の成長を感じることができなければ、続けることができずにいつの間にかやめてしまっていることもあると思います。
私自身もうまく習慣にすることができずにやめてしまったことが数多くあります。その一番の原因になっていたのが「楽しく継続」するやり方が足りていないと感じました。
毎日、少しで良いので成長を感じることがものがあればそれでいいという気持ちを大切にしないで「もっと、もっと」という焦りが募ってしまったせいで、そのことに対して報酬を手に入れることができなくなってしまい、いつの間にかやめてしまうことに繋がるのだと感じました。
毎日、1%の喜びと成長を感じることができれば、それ以上は求めない。「これでいい」という気持ちを持つことによって、自分の成長につながることを大切にしながら、新しいことを始める時は、この意識を持ってやりたいと本書を読んで感じました。
あなたも、もし続けたいことがあってもなかなか習慣にすることができていないと感じているのであれば、本書を手に取って参考にしてみてください。
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