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今までにない、「やりたいことの見つけ方」の本|【伝説のプログラマーが発見した「やりたいことの見つけ方」】

どーも!
わーさんです!

日曜日ですので、「2022年に読んだ本の紹介」をしていきます。

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Microsoft Wordを開発した伝説のプログラマーが発見した「やりたいことの見つけ方」がすごい!

リチャード・ブロディ


著者

リチャード・ブロディ(Richard Brodie)
・1981年にハーバード大学を中退してマイクロソフト社に入社。Microsoft Wordの初代開発責任者、ビル・ゲイツ直属の技術アシスタント。
・同社からの独立後は、米国の人気トーク番組「オプラ・ウィンフリー・ショー」を含む様々なテレビ番組やラジオに出演。
・その他、プロのポーカープレイヤーとして世界最高峰のトーナメント「ワールドシリーズ・オブ・ポーカー」をはじめとした数々の大会にも出場するなど、自分の「人生の目的」に沿って、活躍の場を自由自在に広げている。

本書の概要
・やりたいことを見つける方法を教えてくれる
・自分が本当に得たい人生の再定義をしてくれる

今回は、私が読んでタメになった点を3つ紹介します。

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■人生

人生の教訓を探し出すのは肝心なことじゃない。状況に応じて適切な教訓は違ってくる。「自分の人生にとって何よりも大切なこと」は何なのかをはっきりさせること、自分の人生の充実にとって「何よりも大切なこと」に照らして行動すること。そのことが何よりも肝心。

本書では「視座」という言葉を使っています。これは、人によって「世界の見方」が異なっていることを指し、それについて自分自身で深めていくと言ったことです。

つまり、自分自身が考え、感じていることは人それぞれ違いがあるため、自分の人生では何を大切にして生きるのかという部分がとても重要になってくるのです。

他人に言われたことによって、人生が変化することもありますし、変化しないことをもある。

時には、自分の考えを疑って、新しい視点で捉えることによって新しい発見をすることもある。その時の直感も大切になってくる要因だったりする。

最後は自分自身で選択することができる。

常にアップデートをしながら、自分の人生にとって何よりも大切なことを見つけることが必要になってくるのです。


■幸福の追求

他人から認められるよりも、自分で自分のことを認めてあげられることを優先するようにすれば、すなわち、周囲からの期待に応えることよりも、「自分の人生にとって何よりも大切なこと」をかなえることを優先するようにすれば、生活の質も高まる。

「他人から認められる」ということは、時によってはその他人の世界観の中で生きていかなければならないということがあります。

それは、あなた自身が望んでいることでなくても、社会や人間関係を継続するためにはそのことをしなければならない。他人軸で生きていかなければならないと感じているかもしれません。

しかし、本当にそれが個人の幸福になるのでしょうか?
それで、自分を認めてあげることができるのでしょうか?

他人に認められる軸を他人が持つのではなく、自分自身が持っている軸を他人が認めてくれるようにならなければ、楽しく生きることができないと思っています。

そのため、自分で自分のことを認めてあげることによって、自分がどのような人生を築いていきたいのかがわかってくるのです。


■人生の目的

「人生の目的」の中に書き出された様々な「経験」や「感情」を味わうべく切磋琢磨している時にこそ(すなわちその「過程」でこそ)君は、またあの輝かしい「充実した日々」「喜びの日々」へと、何度でも、時計の針を戻すことができるようになる。

人生の目的とは、つまり、経験したことや感情を大切にするということです。

お金持ちになりたい、モテたいというものは目的ではなく、目標でしかない。その先にある経験や感情をより深掘りしなければならないのです。

例えば、お金持ちになりたい感情の先にあるのは、「自由になりたい」「好きなものを買いたい」「時間に余裕が欲しい」「ゆっくりしたい」などと言ったことが考えられます。

つまり、心理的な安心感が欲しいということになってきます。それは、お金持ちじゃなければいけないのでしょうか?

きっと、お金があれば、それだけ心理的な安全性を手にできると思ってお金持ちになりたいと思うのかもしれないですが、必要最低限の安全性があれば、それだけでも満足する生活を送ることも可能になります。

そのため、自分の心が何をどのように求めているのかをしっかりと深掘りすることが大切になってくるのです。


まとめ

今回は『Microsoft Wordを開発した伝説のプログラマーが発見した「やりたいことの見つけ方」がすごい!』を紹介しました。

私も、自分の人生を再定義したり、自分がどのような人生を過ごしていきたいと思った時に、何を大切にしたらいいのかわからなくなった時に、本を読んできましたが、本書の内容が一番刺さりました。

特に、”目標”ではなく”目的”に重視するアプローチって、なかなかイメージが湧かないものが多かったです。

「自分の人生における目的ってなんだ?」と何度も考えることが私にはありました。その度に自分の人生がわからなくなっている感じがしていました。

ただ、本書を読み、自分の人生の目的を考えて進むことができれば、充実した人生を送ることができると感じました。

本書は1回だけではなく、自分が息詰まった時に何度も本書の質問に答える形で、方向性を修正してくれる本だと感じました。

ぜひ、手に取って読んで欲しい一冊です。


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