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威圧してマウントを取る人に価値はない

あなたの人間関係は良好なモノだと言えますか?

なぜ、このような質問をするのかと言いますと、
人間関係はお互いの気持ちが通じ合って成り立っているものと自信を持って言えるのかということです。

怖い言い方かもしれませんが、
とても大切なことです。


なぜなら、お互いの気持ちが
通じ合っていないのに、
勝手に人間関係が構築されていることがあるからです。

それが支配やマウントを取るといったことになります。



簡単に言えば、脅しです。
相手のことを威圧してマウントを取り、ねじ伏せる。

それによって、反抗できないようにして、
人間関係を形成しようとすることを指します。


私はこのような威圧や支配によって、人の感情を否定してマウントを取る人に対して「価値のない人間」だと考えています。

今回は「人がなぜ、威圧によって人間関係を構築するのか?」

そして、それに対する対処法について触れていきます。

・・・

■はじめに

✔︎プライドが傷つくのが嫌

今回の記事の結論は「そんな人間は面倒です。できるなら関係を避け、あなたの心を守って下さい」ということです。

深掘りしていきます。

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まず、人に対して威圧をしてマウントを取る人の共通点として「プライドが高い」ことが考えられます。

自分の価値観や感情を否定されたくない。
または否定された時に威圧によって振り切ろうとする。

自分を正当化しようとしている人の特徴です。


しかし、威圧や怒りによってでしか
自分のことを正当化できない人はとても弱い人間です。

「怒りでしか人を動かすことができない」と
言っているようなものです。

つまり、中身のない人間だと表現しているものです。


私は、この部分だと思った時に、怒鳴り散らす人間が怖くなくなりました。

「あぁ、また弱い自分をさらけ出して、自分だけを守ろうとしているよ」という感じに考えるようにしました。

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著書『嫌われる勇気』の中にも「怒りという感情の捏造」という言葉が出てきます。

一般的に「人は怒ったから、大声を出す」という流れがあると考えますが、アドラー心理学の目的論で語るのなら「大声を出す目的を叶えるために、怒った」と捉えるのが正しい考え方です。

つまり、大声を出すことによって自分を正当化するところに繋がってくるのです。


仮に怒りの感情が込み上げてきたとしても、
大声を出さないで解決することは可能です。


人間には言葉を使うことができるので、わざわざ大声を出して解決しようとしなくても、言葉によって冷静に解決することができるのです。

・・・

少し話がそれますが、
もし、怒りの感情が込み上げてきたら、
「6秒くらい」待ってみて下さい。

怒りの感情は瞬間的なことが多いです。

冷静さを取り戻すことができれば、
大声を出す必要がないのです。


・・・

話を戻して、
つまり、言いたいことは、

感情によって、マウントを取ろうとする人は
「自分は中身のない人間です」と言っているようなものなので、プライドが邪魔をしているんだと思えばいいのです。

無理にその感情に付き合うことはないのです。

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■人間は誰しもが自分が一番かわいいと思っている

✔︎一種の自己防衛本能

では、人は大声を出してまで、
自分のことを守ろうとするのか?

というと、それは一種の防衛本能であると考えます。

威圧によってマウントを取る人の問題点は「プライドが高い」ことです。それを守るために大声を出し、相手を威圧してマウントを取ることによって関係性を維持しようとします。

それでしか「自分を守ることができる術がない」と思っているか、その「手段が効果的」だと感じているため、そのまま続けているかのどちらかです。


ただ、私たちはいつまでも赤ちゃんではありません。

赤ちゃんは言葉を発することができないので、「泣くこと」や「表情」によって親にアピールしますが、物心がつく頃にはある程度の言葉がわかってくると思います。

大人であるなら尚更ですよね?

いつまで、赤ん坊と同じようなことを
しているのですかと疑いたくなるような行動なのです。

言葉という便利なものがあるものにも関わらずに、感情によって支配しようとする人はどこかで自身の成長が止まっているとしか思えないです。

その部分と向き合うことが大事になってきます。

・・・

■関わらないことが一番

✔︎あなた自身がやられてはいけない

ここまで、威圧によってマウントを取る人は、プライドが高く、弱い人であると述べてきました。

それでも社会的な構造はそのままのことが多いです。

それは年功序列と縦社会の影響によって、
今でもその感覚が残り続けているからです。

会社の構造上、年下の人間が抵抗することができない状況が続いている。

仮に抵抗などしてみると、
威圧によってマウントを取ってくる。

そのことによって、
抵抗を見せる若い人のメンタルがやられてしまうことがある。

実際にメンタルをやられる経験している人も
中にはいるのではないでしょうか?


実際、私は大卒で就職した企業を1年弱で退職しました。

原因は今回の記事で取り上げている、
マウントを取る上司の影響です。


この期間、毎日メンタルがやられるような日々でした。
私に仕事をする力がなかったこともありますが、
それでも苦しい日々でした。

そんな私が思ったことは、
「自分の心だけは壊してはいけない」ということです。

そのため、最後は逃げるようにやめました。

しかし、私はそれでよかったと思っています。
自分の心を守ることができたからです。


少し、キレイごとを並べているように感じるかもしれないですが、自分の心を守る上では関係のないこと。

むしろ大切なことだと思っています。


実際、私はその後の生活の方が
楽に暮らすことができています。

これをどう捉えるかは、あなた次第ですが、
自分の救うためには使える対処法の一つであります。

最後は逃げてもいいのです。

心だけは壊さないようにして下さい。

・・・

■まとめ

✔︎自分のことを一番に考える

今回は「威圧してマウントを取る人に価値はない」という視点から考えてみました。

今現在でも、威圧によってマウントを取る人はいます。
もし、その環境で苦しんでいるのなら、
無理することはないです。

積極的に離れましょう。

人生は長いです。
その場所がすべてではありません。

私も最善の場所を見つけたわけではないですが、
日々、過ごす中で見つけたいと思っています。

あなたも理想の場所を見つけて下さい。


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■参考書籍



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