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考え方を紐解いて、やる気を上げる|【やる気が上がる8つのスイッチ】

どーも!
わーさんです!

日曜日ですので、#2021年に読んだ本の紹介 をしていきます。

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やる気が上がる8つのスイッチ

ハイディ・グラント・ハルバーソン

著者

ハイディ・グラント・ハルバーソン(Heidi Grant Halvorson)
・社会心理学者。コロンビア大学モチベーション・サイエンス・センター副所長。
・モチベーションと目標達成の分野の第一人者。

本書の概要
・やる気になるスイッチが身に付く
・モチベーションをうまく利用して、生産性を上げる

今回は私が読んでタメになったポイントを3つ紹介します。

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■2つのマインドセット

マインドセットとは、考え方の癖、あるいは思考傾向です。(p.17)

生活をする上で自分がどのような考えを持っているのかということであり、大きく「2つのマインドセット」があります

●証明マインドセット
証明マインドセットを持っている人は、人に自分の能力を認めて欲しいと思っている人です。

つまり、「自分にはこんな能力がある」ということを他人に対してアピールし、常に他人と比較をしています。

また、ミスをすることを恐れていて、自分にはできないと思ったことが人にも自分にもわかってしまうことが怖いと感じているタイプです。

そのため、どこかで挑戦を避けてしまう傾向にあるのです。

●成長マインドセット
成長マインドセットを持つ人は、自分が向上することに焦点を当てています。そのため、他人の目をあまり気にしません。他人が自分を認めてくれなくても、やると思ったことをやります。

そして、成長マインドセットを持つ人は、困難に直面した場面でも粘り強く頑張り続けるという特徴もあります。

・・・

そのため、何かを得たいと思う気持ちがあるのなら、成長マインドセットを身につけるような意識を持つことが大切になってきます。


■やる気のフォーカス

何かを目標にし、それを達成するための意識にも人によって個人差があります。

例えば、ある人たちにとっては、高いレベルでの仕事とは達成であり獲得です。このような心の焦点を「獲得フォーカス」と呼びます。

また、ある人たちにとっては、高いレベルの仕事とは安定感であり信頼性であると定義づけられるでしょう。このような心の焦点を「回避フォーカス」と呼びます。このような人たちは、危機を回避し、責任を全うすること、義務感を感じて、やり遂げることに重点をおきます。

そのため、獲得フォーカスの人は賞賛を得ること。回避フォーカスの人は批判を避けることに動機づけられます。

例えば、仕事の内容において、”スピード””正確性”を求められたとき、獲得フォーカスは”スピード重視”で、回避フォーカスは”正確性重視”のイメージです。

これは、どちらがいいということではなく、どちらも必要なことです。やる気のフォーカスにおいても、どちらともバランスよく持つことが大切になってきます。


■自信は必須の要素

自信は目標を達成するために必要な要素です。

ただ、目標は待っていても達成することはないです。目標を達成するためには、乗り越えるべき障害を考え、自分にはそれを乗り越える力があると信じて対策を検討する人のほうが、成功する確率は高くなります。

そのため、上記でも述べた、マインドセットとフォーカスを意識して、自信を持ち、目的達成のために挑戦することが大切になってくるのです。


まとめ

今回は『やる気が上がる8つのスイッチ』を紹介しました。

人は何かを得たいと思った時に、自分の気持ちが一番に表れる時だと感じています。しかし、その人の気持ちによっては、一番いい状態の気持ちがどんどんと低下していってしまう人。もしくは、最初の段階から気持ちが向上してこない人がいると思います。

それは、過去の経験から「私は何をやっても成長しない」「うまくいかない」「才能がない」などと思い込みが強い影響もあるのかもしれません。

そのようなマインドセットにならないためにも、自分がどのような気持ちでモノゴトを捉え、考えているのかを本書を使って考えて欲しいです。

客観的に自分を見ることによって、今までの自分とは一線を引くことができ、そこから自分の弱さや強さを理解することができます。

是非とも、自分がどのような気持ちと環境を手にすることができれば、気持ちが上がるのかを本書を使って考えてみてください。




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