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選手入場を見ていた私は突然クイズを始めた

開会式のプロジェクションマッピングや、地球の演出、あとはピクトグラムかどれも良かったなーと思いつつ、私は選手入場がなんだかんだで楽しみだった。どんな表情で選手たちが歩いているのか、選手たちからはどんな景色が見えているんだろうって考えるだけでなんかワクワクした。

選手入場を見ていくうちに、五十音順で国が紹介されていくこともわかってきたので、次紹介される国はなんでしょうクイズを勝手に開催していた。うっすら映る国旗と五十音をヒントに予想を立て、答え合わせをする。それを初めから終わりまでしていた。イギリスが英国で紹介されてたりして、「そうくる??、ってことは韓国は大韓民国?」みたいに呼び方、紹介のされ方まで予想して終始盛り上がっていた。私の中で。

国旗を見て、国名を当てるみたいなクイズできるのって、小さい頃に国の本を読んでたからやなーとふと思ったのです。あれは小学校4年生だった。

国名を覚えようとして見ていたわけではないと思う。ただただ見ていた。小学校4年生の時は自主学習ノートなるものがあった。そのノートは自分で勉強した結果を残したり、調べたことについて書いたりしていた。個々人に委ねられていたため、まさしく自主学習ノートだった。私は、そのノートをたくさん書いていた。宿題にプラスして自主学習していた。していた理由は先生から褒められたかった。すごいねって言ってもらいたかった。良いシールが欲しかった。それぐらいだった、それで十分だった。

そんなノートとは別で、私は方眼紙に世界地図を書き、国名と首都と国旗を書いた。授業の課題が終わったら自習をしていいというルールがあったため、世界地図書いてたのかな。昼休みとかにも書いてたんだと思う。今ではいつ書いてたかすらわからないけど、そんなことをしていた私。

あん時に国の本を読んで、世界地図を自分で書くっていう行動を起こしたから10年以上たった今でもある程度は覚えれているんだろうなーって。学生時代のテストで時間が余った時には、時間潰しとして国名をひたすら書いて自分の記憶力と勝負してたりしてたっけ。「あー今日は170カ国しか書けなかったー」的な。

昨日の選手入場はあの時の私がいたから楽しめたのかな。最後の方は眠気との戦いでしたけど。

ありがとうございますあの時の私さん


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