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『ri_000ってどんな女性・・・?』



今回は簡単ながら自己紹介。
あくまで読みたい人だけ読んでください笑


でも、私自身が他の方のnoteを拝見させて頂き、
心打たれる、または似たような状況をお持ちの方に出会ったとき

「こういう考え方をする人って、どういうバックボーンを持っているのだろう?」と思うことがあり。

私も形にしてみることとしました。

転職活動でする自己紹介とも、マッチングアプリでする自己紹介とも違う、
私自身のマインドに関わる部分をピックアップしており、
若干支離滅裂かもしれませんが、ご容赦ください。。笑


◆プロフィール

性別:女性
年齢:1994年生まれ
出身:北海道
1社目:商業施設運営(総合職)(5年)
2社目:ITサービスのメガベンチャー(事業企画)(1年4ヶ月)
3社目:人材系ベンチャー(事業企画etc…)
住居:札幌→水戸→青森→東京


◆幼少期〜学生時代

とにかく人見知りで、お母さんの後ろにずっと隠れている子でした。。
半年ぶりに帰省しておじいちゃんやおばあちゃんにも漏れなく人見知りを発揮して、数日経つと一緒に遊ぼ!って言えるようになるけど、その頃には帰らなきゃいけなくて。

幼稚園行くのなんて大っ嫌いで、なんで毎日動物のお世話したり、絵を描いたり、たくさんのお友達と仲良くしなきゃいけないんだろう、って思ってました。笑 お行儀がいい子だった(はず)なので、団体行動の列は一切乱さないけど超嫌い。


そんな私が何やかんやあって、大学生になりアルバイト何しようかな、と思ったとき、真っ先に思いついたのがアパレルでした。

当時、逆に深く考えず「やってみたい」だけで飛び込んだのですが、
今思えば、私にとっては1つの転機でした。

一番最初にぶつかった壁は言うまでもない、接客です。
最初はマニュアルか何かがあって、接客の仕方とかお洋服のことについて学んでからからスタートするのかなぁ、なんて思っていたのですが、アルバイト初日、勤務開始30分後には店頭に立たされて。。

人見知りの私が、あの甲高い独特のイントネーションで「いらっしゃいませ」を言わなきゃいけないし、私が服を畳んでもちっとも綺麗になんてならないし、何よりなんの知識もない私が、私より明らかに年齢上でお洒落なお客さんに接客をしなくちゃならない。

ハードルが高すぎて、初日で嫌になりました。笑


それでも私がアパレルを辞めなかった理由。

今だから分かるのですが、変わりたかったのだと思います。

アパレルで働いている人って、ファッションやメイク、髪型、ネイルとか外見を磨いていて、笑顔で楽しそうに接客をしていて、私にとってはキラキラした女性の典型だったんです。私は高校生を卒業するまで、これといった結果を残してきた経験なんてないし、突出した特技や趣味もなく、友達も多くない。自分に自信がなかった。そんな私にとっては、アパレルで働いている方々が羨ましくて。。

だから私がアパレルに挑戦しようと思ったのは、お客さんにお洋服を販売したい、とか立派な理由からなんかじゃなくて、アパレルに入れば、私もそうなれるんじゃないか、とどこかで期待していたから、挑戦したのだと思います。

その後、少しずつ「いらっしゃいませ」のイントネーションが分かり、畳みにくいテロッテロのブラウスも畳めるようになり、お客さんに接客をして買ってもらえることの喜びを知り。気づけば2年、人の入れ替わりもあって、当時ブランドではNGとされていた学生での時間帯責任者を自ら志願して務めたりと、メキメキ成長していました。それは社会人としても、1人の女性としても。

しかし大学生活あと2年。
店舗に貢献できていることに喜びを感じていたのですが、すでに社員レベルまでいろいろ任せてもらっている以上、あと2年ここにいて、あと何を学べて、どういう風に成長していけるだろう・・・?と考えると、何にでも挑戦できる今のうちにキャリアチェンジした方がいいと思い、退職を決意。

そのあとは、次のバイトが決まるまで繋ぎでやるつもりだったプロ野球のイベントスタッフにのめり込んでしまい、2年目にはチーフになって、12時間くらい勤務してても休憩30分なんて当たり前、1日に20〜130人のスタッフを取りまとめ、休憩を回し、トランシーバーは常に2つ耳につけた状態でスタッフ教育からお客さんの接客までこなし、どこかでクレームが出れば飛んで謝りにいく。でも、辛いなんて思ったことなんて1度もなくて、めちゃくちゃ楽しかったです。


高校生までひっそりとした学生生活を送り、何の取り柄もないと思っていた私が、100人規模の人を取りまとめるようになるまで変われた。

私はこの大学での4年間は、今でも貴重な4年間だったと思っています。


◆就活〜社会人

大学3年生くらいから、この先待っている就活に憂鬱になり始めます。

だって、特にやりたいこと無いんだもん。

小さい頃よく聞かれるじゃないですか「将来の夢はなぁに?」って。
この質問が苦手で、特にないからその場その場で適当に答えていました。ディズニーランド行った後ならそのキャストに、盲導犬を取り上げた番組を見た後なら訓練士に。


働く、っていうことがどういうことなのか、いまいちわからず、
大学・アルバイトに没頭しているうち、気づけば就活はスタートしていて。

それまでこれといった準備もせず、3/1からとりあえず話を聞いてみてもいいかな、という会社をネットで探しては、合同説明会や企業説明会に参加していくが、「ふーん」で終わってしまう。明確にやりたいことがない私は、大手の安定した仕事に就くことが正解なのだという世間の風潮を真に受け、まぁやってみてもいいかな、くらいの気持ちになれた会社を手当たり次第受けました。

比較的地頭はよく臨機応変に応対し、アパレルで初対面の人とのコミュニケーション能力は会得していた私は、内々定を頂ける会社も出てきます。

しかし、私はこう思っていました。

「働くことって楽しくないんだな」と。


こう、社会のコマになる感覚。

社会人ってこういうものなんだよね、
社会人になる以上、仕方ないんだよね、と自分に言い聞かせて。
大学生の時が一番楽しい、って言っていた人の気持ちが分かった気がしました。




結果的には、当初唯一やってみたい、と思っていた商業施設を運営する業界最大手の会社で、奇跡的に内定をもらうことができ、入社を決めました。
本当に唯一入りたい会社、だけど狭き門すぎて無理かも、と思っていたので、内内定が出た時の嬉しさは今でも覚えています。





私は晴れて社会人になり、
初配属から希望していた部署に配属されることになります。

入社1ヶ月目から任せてもらえる仕事が出てきたり、お会いする取引先の方はマネジメントサイドの方が多かったりと、多少大変ではあったものの、吸収できる知識・スキルも多かったので、やりがいを感じていました。

しかし私がぶつかった壁1つ目、人間関係。

パートの方も数名一緒に働いているのですが、そのうちの1人、THEお局さま。やりたい仕事はやるけど、やりたくない仕事は誰かに押し付ける。自分のことは棚に上げ、他人の批判ばかり。そしていざとなると泣きやがる。そして私は所属半年も立たずにこの方から完全シカトされるようになります。

そしてぶつかった壁2つ目、評価されない。。

私は入社2年目になる頃には、入社時やりたかった仕事を任されるようになるも、色々な事情が重なり業務量は同期の3倍・業界平均の6倍。そして部署の二番手。今考えても入社2年目の子ができる業務量では到底ありませんでしたが、そんなことに気づきもしないで、ただ目の前の仕事をこなす自転車操業的を繰り返しながらも、取引先の方から少しずつ評価いただくようになり、結果が出てきます。

「〇〇さんだからこそ、意見を聞いてみたいんですけど・・・」とか
「10年ほどこの業界にいるけど〇〇さんほど優秀な方はこれまで見たことがない」
などと言って頂いた時は、心の底から嬉しかったのを今でも鮮明に覚えています。


でも。
会社はこれを求めていなかった。
取引先に支持されるかどうかは関係なくて、自部署の営業利益優先。

加えて、私は取引先から〇〇さん!〇〇さん!と常に声を掛けていただくようになり、ありがたいお話なのですが、それにお応えしていると、自分の業務時間が圧迫される。他にやらねばならない資料作成や報告関連業務も多く、そっちもやろうと思うと残業に。休憩もろくに取らず日付が超えるギリギリまで働いて、時にはこっそりと家に仕事を持ち帰り、休日にやる始末。


やりたい仕事をやれていて、取引先には感謝されることが増える一方、
自部署からの風当たりは強く、人事評価は芳しくない結果に。

ここのGAPを強く感じていて、苦しかったです。
仕事に行きたくなさすぎて、思いっきり泣いてからじゃないと出勤できない日々を送っていました。


その後、人事異動があり、まさかの青森県の他部署へ異動。
当時はかなりショックでしたが、離れてみて初めて、私のいた部署・こなしていた業務量が普通ではなかったこと、精神的にキツかったんだ、ということに気づきました。

そして青森の部署では人に恵まれ、良くも悪くも安定した日々を過ごします。


◆転職のきっかけ

とある日、ある用事から自部署に役員が来ることになります。
そして、なぜか分かりませんが私と面談したい、と言い出しました。

意味わからん、、と思いながらも、なんとなく今の会社について聞かれるような気がして、準備していたのですがこれが的中。私が思う会社の課題、思いっきりぶつけました。取引先とのリレーション見直しや、人事評価基準のばらつき見直し、中堅層の教育強化、社内のコミュニケーション見直し等々。

入社4年目の私が役員に言っていいようなことではなかったかもしれません。が、役員の方はメモを取りながらうんうん、と聞いて頂き、同調してくださり、時にはその役員なりの答えを頂き、30分の予定が1時間半お時間いただきました。
最後には「ありがとう、ありがとう!面談してよかった!これからも期待していますね!」と残し、帰っていかれました。


これが私の転職のきっかけです。

・・・え、どこが転職のきっかけなの?と思うかもしれません。

でも、私はこの面談とその事前の準備を通して思ったのです。

①入社前に「やりたい!」と思っていた仕事は、
ある程度結果を残し、どこか満足してしまっていること。

②業界が飽和しかけているのにもかかわらず、
この会社は守りの体制であること。

③私と会社の目指したい方向性に乖離を感じたこと。


今の仕事に未練がないのであれば、今後会社が変わっていくのを期待するよりも、自分自身が変わっていく方が、圧倒的に早くスキルアップができると思ったので、「よし!転職しよう!」と決断しました。


◆転職活動

人生初の転職活動。

何かが嫌で辞めたい、とか負の理由での転職ではないので、
急ぐことなく、本当に入社しようと思える会社との出会いを求めようとするも、
そもそも進め方がよくわからず、1年ほど苦戦しました。

会員登録すると押し寄せる大量のスカウトメール、
フォーマット化された興味のないスカウトの数々、
キャリアアドバイザーと面談して理解してくれたと思っていても、
送られてくる全く興味のないスカウト、
HPに乗っている情報程度しか伝わってこない企業との面談、
面接で上手くいった!ここで働こう!と思っても落とされる日々。

いい転職活動の方法を検索しても
まずは登録してほしいサイト、と題し、一般の大手サイトばかり、
或いはビジネス方面に持っていかれるサイトしかなく、
誰か転職のいいやり方教えてー!!!と心の中で叫んでいました。


そして思いました。

「人材業界ってこんなもんなんだ、、、」 と。

こちらは転職する、と人生の一大イベントだというのに、キャリアアドバイザーは結果転職社側のことは全然見てくれていなくて、お金を出してくれる企業側に贔屓する、自身の成果を出すことに必死。転職する私たちのことなんて考えてくれていないんだ、ということに悲しくなりました。



結果的には、私は合うキャリアアドバイザーは見つけられず、
この人に私の転職任せたくないと思う人ばかりだったので、
wantedlyとgreenをメインに、企業と直接やりとりをして、
頂いたスカウトは積極的に面談の時間を頂くことで、
たくさんの優秀な方々とお話させていただく機会を得ました。

興味ないかも?と思った業種・職種でもお話を聞いてみると、
意外とありかも!ってなる時もあるし、逆にやっぱ無いわ!ってなる時もあって、
そうやって自分自身の軸を狭めていきました。

また、普段働いているだけでは絶対にお話しする機会のない業界・役職の方と
お話しする機会をGETできて、私自身の知見が確実に深まるし、
私がスタートアップを多く受けてたこともあって、
その人の熱意に触れられることが、私には非常に楽しくて。。


だから、転職活動をしていると、落ちたりして嫌になる時もありますが、
色々な方やサービスとの出会いがあって、新しい自分が見えたりして、
「転職活動って楽しい・・・!」
って思っていました。



◆転職1回目

私は自身での転職活動の結果、フードデリバリーサービスを提供する会社の
事業企画職に転職しました。

本当は転職活動を通して人材業界に行きたい、かつこんなクソなような業界を変えられる人になりたい、と思っていましたが、初回転職&未経験業界・業種は難しい、ということを転職活動を通して知りました。

じゃあその人材業界で事業を作れる側になるところをGOALに置いた場合、どうしたら良いか考えた時に、業界or業種を先に合わせて転職、そこで数年経験を積んだらGOALに辿り着けそうだ、と思いました。

私は人材業界に行きたいとはいえ、どこぞの人事やRA・CAはやりたくなかった、やって活躍できるイメージがまるで湧かなかったので、、先に業種を合わせる方法を選択し、ベンチャー企業×事業企画、という道を選択しました。


そこで、入って見てから分かったのですが、
兎にも角にも数字分析ばっかり!!!笑
”企画”という言葉に踊らされた感じがして、当初はGAPを感じていました。

しかし、分析するスキルはメキメキついていって、
1年経つ頃には月数十億円を動かすくらいの企画を任せてもらえるまでに。


でもどこかで思います。

なんか違う。

周りから見たら成功している、成果出している、
だけどどこか楽しくない、、


◆副業start

ちょっともやもやしながら本業を進めながら、
持て余した時間を有効活用したくて副業、という選択肢を思いつきます。

なんかバックオフィス系なら、作業ベースだし片手間でできるかも、ぐらいの軽い気持ちでwantedlyを覗いて、一番上に出てきたのが人材系の会社でした。

しかも、転職時最もやりたかった軸を持ち合わせた企業、、!!

転職活動で落とされまくった経験がフラッシュバックして、
いやいや流石に無理だよな、と思いつつ、話を聞いてみたい、をしたところ、
数日後にはオファーが出ました。まじかよ!!!って心では叫んでました。笑

もしここで働いてみて、感じ良さそうなら少し事業に携われるかな、
なんて淡い期待を持ちながら、経理部門で請求書の処理する予定だったのですが、
蓋を開けてみたらなぜか新規事業立ち上げの事業企画になっていて。笑
(オファー受ける前に言えよ!ってなりました)


副業をしようかな、と思ったきっかけが、余った時間の有効活用だったはずが、
やりたかった仕事をゴリゴリに携われて、しかも私が転職先で取得した数字を扱うスキルがめちゃくちゃ役立って、みんなからとにかく感謝されまくる。

「仕事って楽しい」を強く感じた瞬間でした。


やりたい仕事に携われる・自分が機能する・褒められる、これらが重なると
こんなに仕事って楽しくて、やりたいから勝手に体が動いて、時間があっという間にすぎていってしまう、めちゃくちゃ幸せなことだな、と思いました。

その後、私は本業+副業で両立させて稼ぎまくってたのですが、
本業がやりたい仕事ではなかった、に直面してしまったこと、
副業先からぜひフルコミットしてほしい、とオファーを受けたことが重なり、
本業を辞めて、副業先にフルコミットする決断をしました。


◆転職2回目

転職1回目であんなに苦戦した私ですが、
今回は転職活動なしで転職することに成功。

また、当時事業企画だけでしたが、カスタマーサクセスを立ち上げ、フルコミットすると同時にリーダーをも務めることに。

今思えば1年4ヶ月前、まだ1社目にいて自分に何ができるかなんて分からなくて、
やりたいこともよく分からない、そんな状態であったことが信じられないほど、
今、目の前の現実が大きく変容しています。

今となれば1社目の選択も、2社目の選択も、転職活動で苦戦したことも、
副業を始めたことも、全てが今に繋がっている。

最高のメンバーと最高の仕事ができている今、めちゃくちゃ最高です!!!

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