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愛される女は地図を読まない

「恋愛の師匠」と仰ぐ友だちがいる。

5年間も同じ人と付き合い続けている女の子。
最初の3年間は、東京と沖縄の遠距離からのスタート。
しかも彼氏さんは結構モテる。
実際、学生の頃は遊び人だったらしい。
そんな彼氏さんも今では、彼女に一途で、周りから見ても羨ましいほど尽くすタイプになった。
「どうしてうまく長続きするの?」
と聞いた時にその子から教えて貰ったことを書き残していこうと思う。

①上手く頼る

師匠は、自分の弱みを見せて彼に頼るようにしているらしい。
例えば、彼女は方向音痴なので、地図を読むのが得意な彼にいつも道案内を頼っているそう。
向田邦子さんのエッセイの「男は地図を読むのは得意だが、女は地図が読めない。」という一節を思い出す。
男性が得意なこと、女性が得意なこと、それぞれあると思うので、お互いに頼ればいいのだ。

私たちの場合だと……
〇私の彼の長所は、
・誠実。言われたことに対して一生懸命応えてくれる。
・自分の気持ちを言語化して整理するのが得意
・筋道立てて説明できる
・学習能力が高い
・優しく、空気が読める

〇私の弱みとして、
自分だけが正しいような口ぶりでまくし立てる悪癖がある。感情的に言い過ぎて、後悔することもしばしば。
また、認識能力が弱く、状況を把握したり正確に情報を記憶したりすることが苦手。
そのため、空気の読めないことをしてしまったり悪気は無いがテキトーなことを言ったりしてしまう。

◎彼に頼るとしたら、
・私が感情的になった時、まず話を聞いて欲しい。そして、気持ちを言語化したり筋道立てて説明したりするのが上手だから、私の気持ちを整理するのを手伝ってほしい。
空気を読んで行動するのが得意だから、私が適当なこと言ったり空気が読めないことをしたりしている時は教えて欲しい。優しく伝えるのが上手だからこそお願いしたい。

彼の長所に応じて役割をお願いする!
そして、太字のように褒めつつ頼る
早速やってみよう。

②システム作り

師匠は、「喧嘩をしないシステム」を話し合いながら彼と作っているらしい。

師匠の場合、遠距離恋愛から始まったので最初はコミュニケーション不足で喧嘩になることが多かったそう。

そこで、
・LINEの返信が遅い
▶︎週に一回は電話する。
・彼氏になぜ怒っているか伝わらない
▶︎出来事+その時の感情をアイメッセージで伝える。
・彼氏が同じことを繰り返す
▶︎喧嘩の最後は、次はどう行動するか彼氏に決めてもらう。
・感情的になると別れ話になる
▶︎電話で別れ話をしない。別れ話をしたいなら会いに来るようにする。という約束を決める。

太字で示したようなシステムを彼と話し合いながら作っていったそうだ。
アイメッセージが特に大切だな、と思った。
いいことも悪いことも、その時の感情を添えて伝えていきたい。

③ラベリングして褒める

師匠はよく、𓏸𓏸って~な人だよね!素敵!」と褒めてくれる。
彼氏にもそのように褒めるようにしているらしい。
確かに、自分のことを分かってくれている!しかも褒めてくれる!
というので喜びも2倍。
これは、学校の子どもたちにも使える褒め方だなと思った。

流石、愛される女は違う。
愛されるために、ちゃんと考えている。
結果、彼氏にとっても心地よい関係になっているのだから素晴らしい。
そんな彼女は最高に尊敬できる女性だ。
恋愛って戦略が必要
なんだな、と目から鱗が落ちるような気持ち。

一人だけでは目的地に辿り着けない。
対話を大切にしながら、私も彼氏とぼちぼち進んで行きたいものだ。

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