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夢の先はもっと過酷で 私たちの胸を貫くけど

Netflixオリジナル
「light house」視聴。
星野源×若林正恭のタッグで悩みを解決していくというテーマの番組。
2人が互いの人生にとことん向き合う姿に、
大変感銘を受けた。
できることならレギュラー化して欲しい。ずっと観ていたかった…。

阿佐ヶ谷で苦しみ抜いた20代。
世間からの評価と自らの理想とのギャップに悩む40代。
「僕らは表現しか世界と繋がる術が無いですよね。」
という若林さんの言葉通り、
漫才と音楽という方法は違えど、ルーツの似ているお二人。

若林さん「20代、いくら漕いでもたどり着けない自転車に乗ってる感覚だった。結局は人とのご縁や運のお陰でここまで漂って来れた。でも漕がなければ辿り着けなかったとも思う。」

星野さん「悩み藻掻いてきたことも、未来から見ると宝の地図なんですよね。その中に必ず何かがあるから。」

頑張り続けたら成功するなんて、ちゃちな言葉じゃない。悩みに寄り添い、確実に前を向かせてくれる言葉だ。
苦しみを知っている人たちだからこそ心に響く。
この番組のお陰で、これまでの自分とこれからなりたい自分を肯定できた。
ありがとう、星野源さん。若林正恭さん。
これからもラジオ聴きます。



「教師になりたい。」
という小さい頃からの夢を叶えた。
でも、
夢の先は思ったよりも上手くいかない事の連続で。
「私なんて教師に向かない。」
なんて、俯いている日の方が多いし、
「このまま続けてもいいのかな?」
ってずっと迷っている。

そんな私にも、なりたい自分がある。
「一隅を照らせる人」だ。
他の先生のようなリーダーシップは無い。
でも、子どもたちの隣に立ち、ほんの小さな明かりを差し伸べられるような先生になれたらいいなと思う。自分って捨てたもんじゃないな、頑張ってみようかなって思えるぐらいの光でいい。
ルーティンワークになったら教師を辞める時だと思っている。
常に目の前の子どもたちに誠実に向き合い、彼らのために自分ができることを模索していきたい。

私生活でも、自分がまず明るく生きて、その光の届く範囲の人たちと幸せになれたらいいなと思う。
星野源さんの「灯台」という歌の『誰も救おうと思うな。ただ光ってろ。』という歌詞のように。



これからもライフステージによって、違う悩みにぶつかるのだろう。
それでもなりたい自分を諦めず、生きていきたい。
夢が無くても毎日は過ぎるけど、常に夢を追いかけている方が「生きている」感じがするから。
もがき続けている今も、それなりに幸せな未来の礎になると信じて。

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