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国内外のDiscord鯖でcEDHを嗜んでおります。EDH神決定戦の予選、複数回突破経…

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国内外のDiscord鯖でcEDHを嗜んでおります。EDH神決定戦の予選、複数回突破経験あり。 デッキリスト: https://www.moxfield.com/users/vryn63

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  • 【cEDH】新弾カードレビュー

  • 【cEDH】デッキリスト紹介

  • 【cEDH】虎の影、百合子考察

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【cEDH】Blue Farmのデッキ解説

はしがき本記事でBlue Farmについて紹介する。短期戦から長期戦まで全てのレンジで戦える最上位のデッキということは周知の事実だが、"なぜ?"の部分が余り語られていない。私自身、いつかの神決でBlue Farmを使って予選を突破し、LED芸人の地位を獲得したものの、解説記事は書いていなかった。そんなある日、話の流れで同神決でBlue Farmを握って神になったタカハシさんからリプライが届いた。 いつか気が向いたら書こうとは考えており、執筆許可も下りたため(?)これを機会に

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    • 【cEDH】サンダー・ジャンクションの無法者

      無法者 暗殺者、海賊、邪術師、ならず者、傭兵のこと。 悪事を働く 対戦相手、対戦相手がコントロールしている呪文/能力/パーマネント、対戦相手の墓地にあるカードを対象にすること。 放題 ほぼキッカー。1つ以上のモードを必ず選ばなければならない。MVは元のマナ・コスト通りで選んだモードによって変動しない。 騎乗 ほぼ搭乗。騎乗することによってクリーチャーに追加能力が付く。ソーサリータイミングのみ。 計画 コストを払って追放し、後のターンにマナ・コストを支払うことなくソーサ

      • 【cEDH】カルロフ邸殺人事件

        変装 護法2を持った変異(詳細はリリースノート参照)。過去に変異が使われているデッキはアニマーしか観測したことがない。 偽装 護法2を持った予示(詳細はリリースノート参照)。 容疑 容疑をかけられると威迫を持つ代わりにブロックができなくなる。 証拠収集x MVx以上になるように自分の墓地からカードを追放すると満たされる。 事件 ETBで何かしら誘発、条件を満たしたら最後の能力が解禁されるエンチャント。 白《門衛のスラル/Doorkeeper Thrull》 《倦怠

        • 【cEDH】イクサラン 失われし洞窟

          作製 マナ支払った上で他の戦場か墓地にある他カードと共に追放することによって反転する。条件が厳しいため統率者の能力で条件を満たしたい。 落魄(らくはく。斬"魄"刀でお馴染みの漢字) 手札でもライブラリーでもパーマネントが墓地に落ちればよく、条件は緩い。 落魄x、底なしの落魄 上記の落魄と似て非なるキーワード。墓地のパーマネント枚数を参照する。墓地枚数のみならまだしもパーマネント枚数限定で安定して条件を満たすことは難しい。満たしたらゲームに勝利するような能力でなければ採用さ

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        【cEDH】Blue Farmのデッキ解説

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          【cEDH】エルドレインの森 レビュー

          数々の伝説を生み出したエルドレインの新作レビュー。全文無料公開。 新メカニズム、特に役割・トークンはテキスト欄に記載がなければ初見ではなにもわからないため、参考用に公式のリンクを貼っておく。 白《人狐のボディガード》 属性を盛りに盛った瞬速クリーチャー。白らしく追放するため、肉を持った一時的な除去として優秀。自壊能力のおかげで自軍の除去対策枠として考えることもできる。狐は対象に取れないため注意。 《月揺らしの騎兵隊》 白い《孔蹄のビヒモス》っぽいクリーチャー。速攻が

          【cEDH】エルドレインの森 レビュー

          【cEDH】指輪物語:中つ国の伝承 レビュー

          モダンホライゾン枠の新作。モダンから下の環境を意識しているだけあって普段よりカードパワーは高め。統率者セットのものもまとめて紹介する。全文無料。 公式サイト(いずれも海外サイト)。 白《塔の長官、ボロミア》 ラヴィニア能力+除去対策能力を内蔵した警戒持ち3/3。先日公開したトラティムの記事にある通り、ラヴィニア能力はそこそこ強い。ただMV3は重いため、ピッチコストにも充てられるラヴィニアに軍配が上がる印象。ティムナと共に運用したいことを考えるとログティムあたりで採用候補

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          【cEDH】指輪物語:中つ国の伝承 レビュー

          【cEDH】トラティム記事投稿の後に

          「ティムクラ以外でエスパーカラーを有するデッキを試してみたい」との考えに至り、トラシオス&ティムナを再調整していた。 本記事では約2年前に投稿した下記を引用、加筆することによって調整内容を記す。 トラティムとは?アド源としてティムナの性能は間違いないが、トラシオスについては懐疑的。《フェアリーの黒幕》(以下Yuta)が登場してから青三種の神器(レモラ、リス研、Yuta)をサーチしてまで場に出す動きが増えている。すると談合プレイヤー同士の手札枚数が10枚以上でターンが回り、

          【cEDH】トラティム記事投稿の後に

          【cEDH】機会兵団の進軍 レビュー

          いつもの新作レビュー。統率者セットのものもまとめて紹介する。 白(なし)該当カードなし。 青《お告げの行商人》 《現実からの遊離》系と組み合わせると起動型能力専用の青無限マナ。ただし、《現実からの遊離》系コンボの弱点である召喚酔いと除去が効く点を克服できていない。それに加えて本コンボよる無限マナからはけ口を唱えることができないため、定着することはないだろう。 《フェアリーの黒幕》 通称"Yuta"(NOT Takahashi)。強いカード構文である「Whenever

          【cEDH】機会兵団の進軍 レビュー

          【大会】第4回統率者神決定戦

          第4回EDH神決定戦に参戦。予選は前回と同じく4-2-0 (2/96)で予選を抜け、ようやく決勝も勝利して神への挑戦権を獲得。その後、残念ながら神決定戦にて敗北。 使用デッキこれまでの神決定戦は毎回Blue Farm(《織り手のティムナ》&《ルーデヴィックの名作、クラム》)を選択していたが、今回は以下の理由から独自調整の猫トラテヴェを選択。 《むかつき》や《タッサの神託者》によるT2勝利の上振れを期待できる 数ラウンドに及ぶ大会では通常のプレイによる勝利に加え、上振れラッ

          【大会】第4回統率者神決定戦

          【cEDH】ファイレクシア:完全なる統一 レビュー

          いつもの新作レビュー。 白《機械の母、エリシュ・ノーン》 波止場やタッサ等の対策として挙げられていたが、MV5は重すぎる。幸い色が薄いため、ETB倍能力と相性のよいスタックスであれば活躍させられるかもしれない。 青《気まぐれな呪文踊り》 能動的に動けるインスタント/ソーサリーであれば何をコピーしても強い。コピーするために唱えた呪文も油カウンター誘発にカウントされるため、最初の2個さえ溜めてしまえば毎ターン能力を使い続けるのも難しくない。 戦闘ダメージを与えなければなら

          【cEDH】ファイレクシア:完全なる統一 レビュー

          【cEDH】兄弟戦争 レビュー

          いつもの新作レビュー。ウルザを筆頭に登場人物たちが豪華であり、いつにも増して高揚感のあるプレビュー期間だった。 白《厄災の痕跡》 墓地追放が付いた会話拒否呪文。MV2と攻撃的に使うには若干重く、自身の墓地も追放されてしまう。ロングゲームを見据えた墓地利用のないスタックスやコントロールでなら入るかも。 《第三の道のロラン》 白くておまけの付いた《再利用の賢者》。MV3で能力も限定的なため《再利用の賢者》と同様にほとんど見ることはなさそう。 《アルガイヴの盾、ミュレル》

          【cEDH】兄弟戦争 レビュー

          【大会】第3回EDH神決定戦

          第3回EDH神決定戦に参戦。結果は4-2-0 (5/105)の予選抜けからの決勝で敗退(神決定戦の前)。前回の参加者数が133で約30人減っており、平均レベルが上がっているように感じた。 使用デッキ使用したデッキは前回と同様のBlue Farm(《織り手のティムナ》&《ルーデヴィックの名作、クラム》)。これまでの大会ではなんだかんだ1,2枚確定しない枠があったのだが、今回は100枚満足のリストだった。 候補デッキはログテヴェ、ログサイ、Blue Farmの3択だったが、幅

          【大会】第3回EDH神決定戦

          【cEDH】Unfinity レビュー

          初めてのUnシリーズレビュー。というのもホログラムがどんぐりでなければUnシリーズだがエターナルリーガルらしいのだ。エターナルリーガルのカードはScryfallの検索機能を使ってどんぐりを除くと探しやすい。 今回はUnならではの新ギミック、StickersとAttractionsがあるため、レビュー前にそれらの仕組みを簡単に確認する。細かいルールは公式を参照。ちなみにこれらがEDHで使えるかは委員会次第。発表はUnfinityの発売日である10月7日(金)までにあるらしい。

          【cEDH】Unfinity レビュー

          【大会】第1回?最強人類決定戦

          最強人類決定戦に《虎の影、百合子》で参戦。結果は1-0-5で予選敗退。大会の詳細は下記を参照。 使用デッキ本大会のルール専用に調整した《虎の影、百合子》を使用。ルール上《タッサの神託者》が禁止カードに指定されているため、勝利手段はバーンのみ。これに合わせて素の捲りダメージも重要視してライブラリーの総MVは200超えとなった。 R1×◯1番手: 《精霊の魂、アニマー》(勝ち) 2番手: 《自然の怒りのタイタン、ウーロ》 3番手: 《原初の災厄、ザカマ》 4番手: 自分(勝ち

          【大会】第1回?最強人類決定戦

          【cEDH】団結のドミナリア レビュー

          いつもの新作レビュー。前回は作品名がやたら長くてタイトルに悩んだため、今回のように短いと収まりも良くて助かる。 白《セラの模範》 MV4とやや重いが、墓地から唱えられる範囲がMV3とそこそこ広く、土地もプレイできる。ただし、釣ったパーマネントが墓地に行く場合は追放されてしまう。ペタルやLEDが追放されてしまう点が残念。採用するのであれば"土地もプレイできる"点も活かしたい。 《一時的封鎖》 MV2以下の土地以外専用の全体除去。色が濃い上に除去がソーサリータイミングなの

          【cEDH】団結のドミナリア レビュー

          【cEDH】猫トラテヴェのデッキ解説

          猫トラテヴェとは?バルダーズ・ゲートの戦いで収録された《ディスプレイサーの仔猫》を軸とした《トリトンの英雄、トラシオス》と《愚者滅ぼし、テヴェシュ・ザット》の共闘統率者。仔猫からチェインを始動し、《タッサの神託者》コンボや有色無限マナからのトラシオス無限起動に繋ぐ。チェインの始点が打ち消されづらいクリーチャーであり、テキスト通り"回避能力"を持っているため、ある程度の妨害を貫通できる点が強い。 猫トラテヴェを組んだ経緯ある日、Sさんが《ディスプレイサーの仔猫》を採用したトラ

          【cEDH】猫トラテヴェのデッキ解説