【cEDH】兄弟戦争 レビュー
いつもの新作レビュー。ウルザを筆頭に登場人物たちが豪華であり、いつにも増して高揚感のあるプレビュー期間だった。
白
《厄災の痕跡》
墓地追放が付いた会話拒否呪文。MV2と攻撃的に使うには若干重く、自身の墓地も追放されてしまう。ロングゲームを見据えた墓地利用のないスタックスやコントロールでなら入るかも。
《第三の道のロラン》
白くておまけの付いた《再利用の賢者》。MV3で能力も限定的なため《再利用の賢者》と同様にほとんど見ることはなさそう。
《アルガイヴの盾、ミュレル》
色が薄くなった代わりに太った《堂々たる撤廃者》。自身の能力でマナ加速および回収ができる《意志を縛る者、ディハーダ》界隈で採用が検討されている。他ではMV4が重過ぎるだろう。
《魂の仕切り》
白のバウンスと話題の除去。色も薄く、青が含まれない(本家バウンスを採用できない)統率者では万能除去として広く採用されるかもしれない。青が含まれていても除去としての役割を強く持たせたいのであれば本カードが優先されることもあるだろう。というのも自身のパーマネント出し入れはし辛い一方で、REBや《夏の帳》等はケアできるためだ。
青
《機械力》
本家バウンス。ギラプールやセンチネルでも軽量化できるため、《錬金術師の挽回》等の枠と交代しても良いかもしれない。
黒
《肉体装置技師、アシュノッド》
いつもの(百合子の種としてワンチャンありそう)。接死というブロック耐性/性能を持っており、攻撃が通らなくなった百合子を自身の能力で統率者領域に戻すこともできる。パワーストーンも無色を含む忍術で活用できなくもないだろう。伝説であり、《モックス・アンバー》等とシナジーがある点も地味ながら良い。
赤
《兄弟仲の終焉》
全除去。MV3以下アーティファクト全破壊は魅力的だが、基本的に赤だと波止場からさっさと動いた方が強い。入れるとしたら変身ログトラシオス等の波止場が採用されないごく一部の統率者に限られるだろう。
《ロノムの発掘家、フェルドン》
ログティムで検討しても良いかもしれないため挙げた。速攻が付いており、途中から攻撃が通らなくなっても特攻でライブラリーを掘り続けられるポテンシャルを持っている。
緑
《機能不全ダニ》
公式で緑枠にいたのでここで紹介。召喚酔いなしでファクト/エンチャント追放は魅力的。LEDのポン置きがよりし辛くなった。軽さやアーティファクトである点を利用して複数回活用できると尚良し。
《根の道の浄化師》
土地の基本土地化。本体がMV4と重い点が気になるが、この固有能力は気になるところ。《虹色の眺望》と併用したい。
多色(なし)
無色(なし)
土地(なし)
最後に
試作という能力には期待していたのだが、残念ながら百合子用の試作1マナ激重種クリーチャーが刷られることはなかった。再録禁止を買う前に株を買った方がいいのかもしれない。
執筆中に飲んでいるコーヒー代に充てさせていただきます。どうぞよろしくお願いします。