大切にしていることば
座右の銘は?と問われると少し困ってしまうのだけれど,
せめて自分の思考回路の根底の一部くらいでは自分のことを好きでいられるように,こんな心持ちで生きていたいと折に触れて頭に思い浮かべていることばがある。
その元になったのはとある歌詞
意味のないことなど起こりはしない
おそらくこの一文だけでもピンとくる人もいるだろう。
平原綾香 Jupiterの歌詞より
愛を学ぶために孤独があるなら
意味のないことなど起こりはしない
愛を語れるほどの人間的な深みには全く自信がないのだけれど,
意味のないことなど起こりはしない
この一文にはいつも,
出来事に対しての意味付けや価値の見出だし方はすべて自分次第だよ,
選んだどの道でも幸せになれるんだよ,と諭されている気がする。
何事も糧にして,
いつか過去や未来の自分または誰かにそっと手渡すことができたのならば…
それだけでじゅうぶん幸せかもしれないな,とそう思えてくる。
いつか人生を振り返ったときに,
いたみを伴う経験さえも意味付けられる自分で在りたいからなのかな。
災害とか事件とか起こってほしくないことだって世の中にはいくらも溢れているけれど,それでも。
自分が置かれる状況や降りかかってくる事態をただ漫然とやり過ごすばかりではなく。
経験を糧にする意思を持つことで見出だせる,“希望”がきっとあって。
意思を持つことによって
両足に力が入るようになるのなら,
胸を張れるのなら,
意思あるところに道が開けるのならば…
意思を持つことは,
生き抜いて幸せを掴んでいくためのひとつの方策なのだと思う。
読んでくれたあなたが来年も幸せに過ごせますように
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