雰囲気が高級なら味も高級に感じるのか
こんばんは、ひまわりです🌻
更新期間が空いてしまいましたが、再スタートです。
先日、正月ということもあり
「芸能人格付けチェック」がテレビで放送されていました。
普段から高級食材を口にしている芸能人が、目をつぶって高級食材を当てることができるかという趣旨ですが、
結果は、、、
あまり、当てれていなかったですね。
そこで、今回は
雰囲気が高級であれば、味さえも高級に感じてしまうのか
というテーマで、記事を書いていきます。
私たち人間は、どのくらい先入観に影響されているのだろうか。
エリー・オフェクとマルコ・ペルティー二らが行った実験
実験内容
コーヒーについてアンケートを答えてくれる学生に、無料でコーヒーを1杯提供する店を開いた。
アンケートを答えてくれたコーヒー好きの学生たちに
コーヒーを渡し、
ミルク
クリーム
ミルクとクリームが半々のハーフ・アンド・ハーフ
白砂糖
赤砂糖
がまとめて置いてあるテーブルに案内した。
このテーブルには、他にも一般的ではない香味料
クローブ
ナツメグ
オレンジピール
アニス
パプリカ
カルダモン
も用意して、
好みのものをコーヒーに入れられるようになっている。
学生がコーヒーに好きなものを加えて、味わったあと、以下の質問の回答をアンケート用紙に記入してもらった。
①このコーヒーをどのくらい気に入ったか
②今後も学生食堂で出してもらいたいか
③このコーヒーに最大いくらまでなら払っていいか
それから、
数日間コーヒーを配り続け、変わった香味料を入れている容器をときどき入れ替えた。
美しいガラスと金属の容器に入れて、小さな銀スプーンと金属トレーにのせた。
一方では
白いスチールカップに入れて、ペンでどの香味料かを手書きした。
実験結果
オシャレな容器に入れても、変わった香味料を使ってみようかと思わせることはできなかった。
しかし、興味深いのは、変わった香味料をしゃれた容器に入れて出したときの、学生たちの回答である。
コーヒーをとても気に入った
結構な金額を払ってもいい
学生食堂でこの新しいブレンドコーヒーを売り始めるべきだ
という意見がはるかに多くなっていた。
つまり、
コーヒーの雰囲気が高級そうだと、コーヒーの味も高級に感じるということである。
実験結果を受けて、
前もっておいしそうだと信じたときには、やはり、おいしいということになり、まずそうだと思ったときは、やはりまずいということになる。
実験結果は、単に味の話にとどまらない。
あなたは、人のことを、前もって良い人だと聞いていれば、良い人に見えるし、悪い人だと聞いていれば、悪い人に見える。
相手がもつあなたの印象も同様である。
私たちには、
人が先入観に大きく左右されることに理解し(それを巧みに利用してもよい)、過ごすだけで、人生に大きな影響を与えられる可能性がある。
いかがでしたか?
この記事が、明日の話題になれば、幸いです。
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