声色、息の長さ、音程の全てを良くする方法
特殊発声コーチWILLYです
今日は、あの「テリーライリー」さんの
お弟子さんの「宮本沙羅」さんの依頼で
彼女が主催する”ラーガ勉強会”で指導
してきました。
※ラーガはインド古典音楽の音楽理論の
旋法(メロディー)のこと
テーマは
伝統的な民俗音楽の歌唱法に必要な身体
テリーライリーさんが、
インド人のお師匠から学び、
現在、宮本沙羅さんに伝えられている
ラーガのスタイルは、600年前の歴史が
あるそうです。
600年前の人間が編み出し、
現在も伝えられている伝統を、
現代の日本人である我々が習得するには、
600年前の人間と現代の我々の、
(あまにりにも大きな)違いを知り、
そのギャップをどう扱うか
そのことについて考え、試行錯誤しない
限り、一向に近づくことはありません。
◆
という事で、
まずは600年前と現代の
「環境の違い」について
考えていただきました。
・肉体労働の時間の長さ
・衣服
・裸足
・土に触れる時間
・健康、病気と寿命、乳幼児の死亡率
・食事と省エネな動き
etcetc、、、
私の方から特に強調したのが
最近の大きな気づきである、
「闇の長さと身体への集中の違い」
今のように医療の発達しておらず、
簡素な衣服で、土などの自然に触れる
ことが多かった人々は、
簡単には怪我をしないように
現代の私たち以上に、
身体に気を使っていたはずです。
その気の使い方は、目の効かない夜には
さらに強まったことでしょう。
世界の日照時間の年間平均は2500時間。
1年を8760時間とすると、
日が照っている時間は30%にも満たない
寝ている時間があるとしても、
現代に比べると、昔はいかに「闇が長い」か
よく理解できます。
視覚が頼りになりにくいとなると、
聴覚、嗅覚、触覚など、
他の感覚が研ぎ澄まされます。
その中で私が特に強調したいのが、
「身体の輪郭の感覚」です。
もちろん、目が効かない状態での、です。
◆
声は、”身体という楽器”から出る音です。
楽器演奏家で、その楽器の輪郭に敏感で
ない演奏家がいるでしょうか?
そして、その感覚は、現代の我々は、
上記の理由で、多くの場合、
かなり衰えている。
いや、衰えているどころか、
ほとんど気にしない人がほとんどでしょう。
しかし、目を瞑り、丁寧にその輪郭に集中し
その身体の輪郭への集中のまま、
お手本を聞き、真似することは、
まさしく「全身で聞き、全身で真似すること」
に直結します。
◆
当日は、もう一つ「4つ足」のワークを行い
ましたが、これを説明すると
とても長くなるので省略します。
「身体への輪郭への集中」と、
「4つ足のワーク」をやったことで、
参加者の感覚の鋭敏さと、
本来もっているポテンシャルが引き出され、
その結果、
・音程
・音色
・息の長さ
が劇的に改善されました。
それは、私の評価というよりかは、
参加者と、主催の宮本沙羅から、
会の終わりの感想の時間に、
評価として頂きました。
◆
伝統的な民俗芸能の教え方は、
基本的に
・譜面を使わない
・見よう見まね
です。
ただし、これで効果が出るには、
上記の「身体の輪郭への集中」が
大前提です。
そして、この大前提をクリアできれば、
実は「見よう見まね」が一番効率がよく
効果があると感じます。
だからこそ歴史の荒波を越え、
現代の我々にも伝わったきたのでしょう。
ぜひ、「身体の輪郭への集中」だけでも
試してみてください。
◆
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