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レアルや丸選手達に学ぶ長期休暇を有効に過ごす方法

いよいよ年末が近づいてきました。いよいよ年末年始の休みですね。来週から休みという人も多いと思います。

前回月曜日は年末も近いということで、アスリートから学ぶ来年の目標設定について触れましたが、来年が始まる前にこの長期休暇の過ごし方を真剣に考えてみるのはどうでしょうか?

働き方改革ならぬ休み方改革になるかもしれません。今回はアスリートたちの休息法などから~長期休暇の有効な過ごし方を考えてみましょう。

このnoteはVoicyの過去の放送を文字に起こしたものです。

レアルマドリードも採用 トップアスリートたちの驚きの「休息」の取り方とは?

年末年始の長期休暇を目の前にして、長期の休みを有意義に過ごす方法。先ずはお休みですので「休息」…しっかり休むという意味では「睡眠」でしょうか。

このチャプターではトップアスリート達の睡眠との付き合い方をみてみたいと思います。

今年はコロナで生活習慣が大きく変わり、睡眠のペースが乱れたという悩みにつながった人も多いようです。それ以前から社会人にとって睡眠の質がここまで注目された時期はないのではないかというほどに、実際に睡眠関係の書籍も多く見かけるようになりましたね。

2017年の著書『スタンフォード式 最高の睡眠』はベストセラーとなり、その年の流行語大賞トップテンには「睡眠負債」が選ばれました。

そんな中、アスリートという常に結果を求められる人たちの中には睡眠に強いこだわりを持つ人も多いようです。

アメリカンフットボール最高峰のNFLの中でも史上最高QBの呼び声も高いスーパースター!トム・ブレイディ選手は夜8時半までにベッドに入ってたっぷり寝ることを意識しています。

スケジュール的に難しい日があったとしても可能な限り8時半に寝るということです。

その他にも、
・バスケットボールのレブロン・ジェームズ選手
・テニスのロジャー・フェデラー選手
・サッカーのクリスチアーノロナウド選手
・ゴルフのタイガーウッズ選手
それぞれのスポーツ競技のなかでもトップ中のトップの名前が並びますが彼らは一日最低何時間くらい睡眠時間を取っているかご存じでしょうか。想像できますか?

彼らは皆10時間以上寝ているらしいのです。10時間ですか~寝てますねえ。かつての世界最高峰のF1レーサー、ミハエル・シューマッハ選手は12時間は睡眠を取っていたという噂も。

更にサッカー元チェルシーのマイケル・エッシェン選手、元ガーナ代表選手ですよね。彼はなんと1日に14時間程度眠っていたと言われているそうです。スタミナのある選手でしたが、まさかそのスタミナの元は充分な睡眠時間だったのかもしれませんね。

こうしたなか、彼らは何故睡眠時間の確保に努めていたのでしょうか。

それはいう間でもなく睡眠によるコンディションの確立がパフォーマンスの違いをもたらすことを理解していたからでしょう。様々な医学的研究で語られるまでもなく我々は睡眠不足がパフォーマンス低下につながることを知っていますよね。

実際の医学研究でもそれは明らかにされており、例えば平均的な日本人の睡眠時間約7時間に比べ、オリンピック選手の平均は8時間台だそうでおよそ1時間も差が見られます。

こうしたアスリートの睡眠を重視するという動きは近年更に加速しており、スペインサッカーの名門チーム・レアルマドリードには選手の睡眠専門コーチもいるそうです。

世界最高額を選手に投資するチームは選手の健康管理睡眠に至るまで徹底的に投資。また同じくサッカーチームのマンチェスター・ユナイテッドがホームの練習場に一流のホテルにも劣らない「最高の仮眠室」を設置することで選手の睡眠をサポートしているということも有名です。選手個人の体調管理という視点だけでなく、チーム全体でも選手の睡眠を管理するという考え方ですね。

そして、そのレアルマドリードでのクリスチアーノロナウド選手をはじめ選手の睡眠コーチを担当していた眠りの専門家Nick Littlehales(ニック・リトルヘールス)は、特に個人に合わせた睡眠のアドバイスができる人だったようで、特に夜型と朝型の人ではアプローチが異なったそうです。

その他にも、昼間に短時間の睡眠、寝る前には刺激を少なくし、寝る時間が近い時間帯にはナッツやミルク、フルール等の食物をとるようにするように指導していたそうです。最近は「睡眠法」で紹介されているような眠りのテクニックを選手に徹底指導していたそうです。

この睡眠コーチを採用しているほどのチームは、遠征などの移動のスケジュールも選手の体調管理を考慮したものになっています。無理に早朝深夜のフライトを避けるスケジュールにするほどです。

私はコロナ前よく海外出張していた時、韓国・中国・香港、いやシンガポールくらいまでならゼロ泊出張というのをやったことがあります。深夜便で朝現地入り日中打合せ等の仕事をこなして再び深夜便で帰国する~自分でもよくやってましたね。

なんとか仕事をこなしていましたし、時間を効率的に使えると思っていましたが、本当の意味で効果的な使い方ではなかったと言えます。

パフォーマンスを出す一流のアスリートたちの睡眠に対する姿勢から何が学べるのでしょうか。

それは一日の予定の中で、睡眠の優先順位を上げるということではないでしょうか。やることが多くて睡眠時間が取れない等分かりますが、トム・ブレイディがどうやって8時半までにベッドに入っているのかというと、それは「睡眠を重視している」「睡眠を優先させている」からっということでしょう。

年末結局仕事が忙しくバタバタして睡眠不足がちだったという方は特にまずはしっかり休んで睡眠負債を解消するということから休暇シーズンを始めてみるのも大事かもしれませんね。

コロナで生活が変わりどうも眠れないという人。
是非、睡眠の研究ということろから始められてみてはどうでしょうか。何かヒントが掴めるかもしれません。

巨人・丸選手、西武・山川選手、そして川崎宗則選手も意識している「気分転換」術

さてアスリートたちから学ぶアナタの休暇を充実させるためのヒントの2つ目は、いかにうまく気分転換をするか。

せっかくのお休みです。休みの日まで仕事を抱えがちなアナタ、仕事のことをしばし忘れ思い切り気分転換ができるかどうかは、休み明けのリフレッシュに関わってきているところではないでそうか。

ということは、仕事以外にアナタがお持ちの趣味の世界にどっぷりつかるということですかね。

ゴルフやランニング?もちろんいいですよね~実は普段の仕事から少し離れて趣味の世界に没頭することの効果はアスリートにもあるようです。


西武ライオンズの長距離ヒッター・山川穂高選手。彼はその豪快なスイングやしっかりした大柄の体系からは想像しがたいのですが、書道8段の腕前だそうです。実際に普段から頻繁に書には向かいあっているそうでして、ゆっくり時間が取れる休みの日などには、特にゆっくり時間をかけて書くようでして、3~4文字書くのに30分くらいかけるといこともあるようです。

正座をして姿勢を正し、一画一画『ふっ~~』と息を吐きながら気持ちを込めることで気持ちが落ち着くと言います。そしてご本人も、打席で集中できるのも、常に落ち着いていられるよう書道で鍛えているからかもしれないとのことでした。

このようにプロフェッショナルとして普段から取り組んでいる自身の競技以外の趣味を持つ選手は当然多いのですが、ちょっとかわったところの趣味を持つ選手が居ないか探してみました。

まずはそもそも多趣味でといわれるレアル・マドリードのスペイン代表DFセルヒオ・ラモスですが、現代作品の美術品を集めることも趣味の一つだそうです。そのコレクターぶりはすごいそうで、SNS等ではしばしば購入したアート作品を公表しているそうです。いわゆる目利きというやつですね。


またジャイアンツの丸選手が将棋好きだというのは有名な話だそうですが、ご存じでしたでしょうか。小学生のころから将棋のキャリアを持つ丸選手で以前何かの番組でそのことを語っていたのを記憶しています。

そういえば今度スポニチとニコニコ動画主催で「プロ野球最強将棋王決定戦」というイベントが開催されるようで、やはり丸選手手を挙げていらっしゃいましたね。ちなみに丸選手以外にも、中日・平田良介選手、ロッテ・安田選手、阪神・斎藤友貴哉投手らが出場して、解説には熱狂的ヤクルトファンの渡辺明王将だそうですよ。


その他にも沢山いそうですね。音楽を鑑賞するだけでなく演奏する人、釣りやキャンプなんていう今人気の趣味を持つ人。そして、趣味とは言えないかもしれないですが、投資業等の本格的なビジネスに注力する選手もいますね。

過去の放送回で取り上げた本田圭佑選手がビジネスにのめりこむ理由についてですが、その理由とは、サッカー以外の世界の一流の世界の人達と共にビジネスというプロジェクトに参画することによって、客観的に自分を見る機会を得て反対にサッカーに還元するという意味があるとのことでした。言ってしまえば、やはり気分転換の要素もあるということでしょう。


そして趣味の没頭等競技から一度離れることでフレッシュな気持ちで改めて協議に向き合えるということで、休日の時間の使い方を意識している人も居る中、同じような効果を求めて積極的にマインドフルネスという瞑想生活に取り入れているアスリートも多い印象です。

マインドフルネスといえば先日のミネさんの回でもアスリートの集中状態を示す言葉として取り上げられていましたし、タイガーウッズのゾーンに入る集中力での触れたことがあります。

最近では元メジャーリーガーの川崎宗則選手が積極的にマインドフルネス瞑想を行い、将来の不安と向き合っていることが記事なっていました。

皆様の中には長期休暇が楽しみで、趣味の世界に没頭する等やりたいことが決まっているという人もいるでしょう。気分転換になって思い切りリフレッシュして休み明け仕事と再度向き合うというのが良いのではと思います。

ただし、よく相談を受けるのが、反対に意外と最近多いのが趣味って言えるほどのものもない外出もできないし夢中になれるものがなくてついついだらだらYouTube等の動画を見続けて週末を過ごす。

それが明確な趣味であったり、しっかりとした気分転換になっているのであればそれでいい。どうもだらだらしたまま週末が終わったなんて人は、長期休暇を過ごすのはもったいないですね。どうしてもあれば今はマインドフルネスに取り組んでみるのがお薦めと言えるかもれません。

そしてその趣味の一環ともいえるかもしれませんがもう一つおススメします。


ダルビッシュ投手 千賀投手 則本投手を引きつける「学習」方法

今回の長期休暇の過ごし方に限りませんが、今コロナで外出ができないなか改めて自身の活動として検討してみてもいいのが「オンラインサロン」「オンラインコミュニティ」への参加ではないでしょうか。

今著名人が運営されているようなものもあって流行りだと言えますよね。

そんななか「ネオリベース」という野球専門のオンラインサロンご存じでしょうか?

私も最近しったのですが、野球界で大きな話題になっているオンラインサロンだそうです。ピッチングやバッティングといった野球の技術向上のためのコンテンツを会員限定で公開し、参加メンバー間での交流や情報交換ができるという場だそうですが、開設は2020年1月今年です。

つまり1年前にはなかったようです。にもかかわらず開設から半年で200名以上の会員を集め、もっとすごいのはその会員の顔ぶれ。なんと現役プロ野球選手が30人近くいるというのです。

しかも、メンバーも
・カブス・ダルビッシュ有投手
・ソフトバンク・千賀投手
・楽天・則本投手

等ということで、え~一流選手揃いじゃないですか!

彼らはメジャーやプロ野球のトップ球団で一流の設備やコーチ陣に囲まれて普段から練習しているはずですよね!そんな一流選手を引き付けるこのオンラインサロン興味が湧きました。

運営メンバーの方々は、まずアメリカ独立リーグでプレーした投手の内田 聖人(うちだきよひと)さん。ご自身を「ピッチング・ストラテジスト(投球戦略家)」し、ピッチング向上の情報を発信されています。

後は数多くのプロ野球選手のフォーム指導を手掛けるトレーナーの方や、データ・映像解析を中心にツイッター上で情報発信し、野球評論家・お股ニキさん等です。

無料のコンテンツには「これさえできればイップスにはならない」等興味深かったです。

このオンラインサロンに参加された当時ダルビッシュ投手はご自身のYouTubeでそのことを話しています。そして会の運営メンバーの皆様とそこで提供される情報について絶大な信頼を寄せているのが分かります。マーケティングではなく単に自分が本当にいいと思っているから参加したとハッキリおっしゃっていました。

ダルビッシュ投手のような一流選手が、自身のチームでのトレーニングとは別に学ぶために選んだ情報源として、そんなオンラインサロンの存在というのがまず興味深かったですね。

恐らく様々な分野においてそのように学べる機会があるのだろうと思いました。

そして、同時にすごいなと思ったのがこのオンラインサロンに参加されているダルビッシュ投手、則本投手、千賀投手です。

プロとして日々野球中心の生活、一流の球団のスタッフが容易してくれる設備やメニューといったものに普段から触れていながら、更に自分を高めるためにプライベートの時間でも別の角度から野球を学んでいるというこの事実にも感動しました。

長期休暇を休んだり、遊んだりする時間に当てるのももちろん有意義ですが、まとめて時間が取れる改めて学べる機会にしてみるのもいいかもしれませんね。

私の先輩で年に2回1週間休みを取っては海外の語学学校に超短期留学していた人が居ました。毎回違う場所で、韓国、ドイツ、メキシコなどで毎回それぞれの言語を短期集中で学ぶのです。

そんな短期間では何も身につかないでしょうと言いましたが、それでも基礎の基礎を抑えることが出来て、何より英語で学ぶので英語のセンスが磨かれるのだそうです。今思えば休暇の旅行と趣味と学びをしっかり得てくる素敵な休暇の過ごし方だと言えるかもしれませんね。

アナタがビジネスパーソンであれば、まとまった時間が取れる長期休暇には仕事に関連する分野についてしっかり学び直してみる時間にしてみるというのはどうでしょうか。

幸いにも今は家にいても、電子書籍で本は読めますし、オンライン講座やオンラインサロンも沢山選択肢がありそうですよね。


終わりに

いかがでしたでしょうか。アスリートたちの行動からヒントを得ての長期休暇の過ごし方。
1、とことん休息を取る
2.趣味に没頭するなど普段の仕事や生活から離れて徹底的に気分転換、3.むしろ休みの日に普段とは違ったアプローチで仕事と向き合う

だらだら過ごしても長期休暇、何かに集中的に取り組む充実した時間を過ごしても同じ長期休暇です。帰省や旅行もなかなかしにくいこの長期休暇をしっかり休むもしくはアクティブに何かに取り組む。

いずれにせよ、一流のアスリートたちの時間の使い方少しは参考になりましたでしょうか?

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