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ベトナムで役に立つ「人事」を考えるための勉強note

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私自身がベトナムで人事労務の支援業を行う立場として、人事や労務についての日々の学びや記事への感想などをここに記録して、成長に繋げたいな、という思いで作っているスペースです。
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#人事労務

【初期に採用したスタッフの給与、高すぎになっちゃった問題】

【初期に採用したスタッフの給与、高すぎになっちゃった問題】

【初期に採用したスタッフの給与、高すぎになっちゃった問題】

ベトナム人事労務コンサルティングのアジアゲートベトナム代表の豊田英司です

まぁ、ベトナムの人事労務におけるご相談のトップ3くらいに入る問題だと思いますが、「一番最初に採用したスタッフの給与だけが5年くらいして突出して高くなってしまっているのですが、どうにかできないでしょうか?」というご相談。

で、いきなり「人事評価制度を導入(変更)

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「ノーレイティング」って結局、どういうことなのか?について考える

まず「rating (レイティング)」という単語自体が持つ意味を確認すると、、、

A classification or ranking of someone or something based on a comparative assessment of their quality, standard, or performance.

(品質、標準、またはパフォーマンスの比較評価に基づく、

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「仕事できないのに給与が上がる中高年正社員」問題を「ジョブ型導入」という「美名」で隠してはいないか?

「仕事できないのに給与が上がる中高年正社員」問題を「ジョブ型導入」という「美名」で隠してはいないか?

 (記事より)

次の図を見てほしいんですが、「35を過ぎて仕事できない人は給与を750万を650万ぐらいまで下げますけど、仕事減らして早く帰っていいよ」という仕組みを作ったらいいんじゃないかというものです。

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非常に面白い対談で、特に惹かれたのはタイトルに書いて内容を繰り返し語られている部分です。

私もいつも思うのですが、現在の日本の人事問題は、一度、正社員で雇用してしまうと、ど

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最近の流行りの人事施策を手堅く押さえたカインズ「DIY HR」

最近の流行りの人事施策を手堅く押さえたカインズ「DIY HR」

・部門人事を作ることで部門別により最適な人事施策を実行できる

・従業員のキャリアや教育の選択肢や教育を増やし、「出世」街道だけでなく自ら「熟練」街道で輝く人材も後押ししていく

・「Kindness」というキーワードで従業員間のコミュニケーションを増やし相互信頼感を上げる事で働きやすい風土を作る

ということで、最近流行りの人事施策を一通り揃えた手堅い施策かと思います。

マーケティング戦略は「

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