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ベトナムで役に立つ「人事」を考えるための勉強note

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私自身がベトナムで人事労務の支援業を行う立場として、人事や労務についての日々の学びや記事への感想などをここに記録して、成長に繋げたいな、という思いで作っているスペースです。
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記事一覧

話題の「ワーケーション」について

話題の「ワーケーション」について

最近、日本で「ワーケーション」という言葉をよく聞くと思います。

国土交通省内の観光庁のウェブサイトに

というのが出ておりまして、「お、国も後押ししてるんだ」と思い、中身を読んでみました。

この観光庁のウェブサイトでの「ワーケーション」の定義として

と記載されています。これはご存知の通りと思います。

観光庁のウェブサイトですので、やはり「Vacation」がメイン、という感じですね。

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1on1では「傾聴」より「承認」、そして「形だけの承認」にならないことが大切

村田製作所さんが開発した、コミュニケーション中の各人の発話の頻度、長さ、量をデータとして取得して分析、上司の面談力アップをサポートすることを目的に作られたツール「NAONA 1on1」に関する記事が大変、学びが多く、自分自身の行動を変えるきっかけになりました。

上司が「傾聴」を心掛け、部下に発言させようと促すことが、裏目に出てしまう可能性を指摘する。

ふむふむ、、それがどんなケースかというと、

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ベトナムにおける「機密情報の漏洩問題」について

ベトナムにおける「機密情報の漏洩問題」について

本日の記事:みんなで考えるベトナム人事マネジメント

第76回:「機密情報の漏洩問題」について

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【解説】

アジアゲートベトナム代表の豊田です。

さて、今日の記事について。
下記は三井住友銀行ベトナム拠点のニュースレターで毎月連載させていただいております「みんなで考えるベトナム人事マネジメント」で「機密漏洩」について寄稿した内容に加筆、修正を加えた

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【人事note】「リモートワークへの積極的サポート」は従業員獲得、確保上、不可欠な施策に

【人事note】「リモートワークへの積極的サポート」は従業員獲得、確保上、不可欠な施策に

【この記事の人事的な切り口からのポイントを一言で言うと?】
・リモートワークする従業員へのサポートを「手当」で渡すことで生じる問題を「ポイント性によるレンタルサービス利用」で解決

・今だに「リモートワークはコロナが終わったら廃止」と考えている企業は多いが、このように積極的に取り入れている企業が出てきており、また選択肢としてリモートワークがあることは概ね歓迎されるであろうことを考えると、この流れに

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【人事note】「成果主義」を止め、ベア中心に切り替えて成長を目指す「獺祭」の旭酒造

【人事note】「成果主義」を止め、ベア中心に切り替えて成長を目指す「獺祭」の旭酒造

【この記事の人事的な切り口からのポイントを一言で言うと?】・「新卒初任給を21万円→30万円にする」ことで「考える力のある若者」を集めたい理由

・「成果主義」を止め、「ベア中心=年功的賃金運用」にしていこうと決めた理由

【人事のどんな分野の話か?】
・賃金設定理論

・人事評価制度

【読もうと思った理由は?】
・「高い初任給を支払うことで、本当に良い人材が集まるのか?」に興味があった

【読

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【人事note】「能力が高い人が、より高い給与を得る」社会は「暗い未来」なの?

「ジョブ型」について、いつも思うのが、

(1)「なぜ、多くの日本の大手企業が、今、これを導入しようとするのか?」

(2) 日本社会で従来、あり得なかった働き方なのか?

という視点で、(1)については、大手企業の人事部にインタビューすれば、色々な言い方はするであろうが本音で言えば

「バブル時代の大量採用により、明らかに多くなりすぎている45歳〜54歳の労務費抑制(さらに削減)対策である」

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(第638回)コロナ下でも業績絶好調のベトナム損保業界

(第638回)コロナ下でも業績絶好調のベトナム損保業界

本日の記事:Insurance companies see profits soar

(急増する保険会社の利益)
記事リンク:https://e.vnexpress.net/news/business/data-speaks/insurance-companies-see-profits-soar-4439917.html

(主な損保会社の2020年と2021年の利益額の比較)
【ポイント】

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(第637回)「コロナ休園」で厳しいベトナムの幼稚園経営

(第637回)「コロナ休園」で厳しいベトナムの幼稚園経営

本日の記事:
Hàng ngàn trường mầm non 'biến mất'!
(何千もの幼稚園が「消えた」! )

(売りに出されている、元、幼稚園の敷地跡:ホーチミン市)

(ポイント)
1)ベトナムでは2021年2月のコロナ感染拡大時期から約2年間、ほとんどの時期で幼稚園は対面授業の中止=実質、休園を命じられている

2)ハノイでは小中規模の幼稚園が資金難から閉園に追い込まれるケース

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【人事note】欧米と日越の有給休暇比較

【人事note】欧米と日越の有給休暇比較

諸外国の労働時間法制とホワイトカラ―労働者への適用に関する調査―アメリカ、ドイツ、フランス、イギリス―(労働政策研究・研修機構)

https://www.jil.go.jp/institute/siryo/2022/248.html?mm=1760

ふと、上記の資料を見ていたら、ヨーロッパの年次有給休暇付与日数、結構多いなーと思いました。

ドイツ:継続期間6ヶ月以上は1年につき24日以上

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(人事note)「MBO(目標管理制度)」は「職種」に応じて「ゆるさ」を調整するのが現実的

(人事note)「MBO(目標管理制度)」は「職種」に応じて「ゆるさ」を調整するのが現実的

定量的に目標が設定しやすい部署・職種であれば目標達成度の評価が行いやすいが、そうでない部署・職種であれば達成基準が曖昧になりやすいという課題について紹介してきました。そうであれば、目標設定による評価になじみにくい部署・職種に無理やり取り入れる必要は必ずしもないのではないでしょうか。人事評価にはさまざまな手法があり、目標設定型だけが全てではありません。それぞれの部署・職種に合ったやり方をバランスよく

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(人事note)ベトナムでの転職先、起業時の情報持ち出し問題

(人事note)ベトナムでの転職先、起業時の情報持ち出し問題

転職に伴う「おみやげ問題」といえば、やっぱり、最近では、これが有名になりましたよね。

いろんな意見があるでしょうが、これ系の問題は日本でもベトナムでも

「どこまでが”個人の知識・知恵”で、どこまでが”会社の機密情報”か」

これに尽きると思います。

ベトナムの場合、転職よりも、従業員が「起業」する際に前職での顧客に当然のようにアプローチする問題が一番、よく聞かれると思います。

特に多い業界

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(人事note)『ONE PIECE』を使った学習で賃金制度をボトムアップで決めている会社の実例が参考になりました

前半の有給休暇非常に多かったり、「出勤日も賃金も8割にする」という制度の話は、まぁ、聞いたことあるような感じで「ふむふむ」と。

とっても参考になったのは、こちらの会社様が賃金制度を決める時に、まずは多くの社員で『ONE PIECE』のキャラクターを使って、「能力」「成果」「役割」の切り口で、ランク付けや賃金設定を考える練習をした、という話は、

「あー、それは、賃金制度に詳しくない人の練習として

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【人事note】空前の「売り手市場」アメリカの求人市場

【人事note】空前の「売り手市場」アメリカの求人市場

The Great Resignation(大退職時代)なら、景気が悪いだけですが、経済は伸びているので、当然空きポジションには、誰かを採用して埋めないといけないので、より良い条件を求めて転職する The Great Reshuffleでもあるとか。

景気がいい話ですねー

で、それとは別に、コロナ化で「家族との時間を大事にする」価値観が強まり、仕事中心から家族中心の生活にシフトするための転職も

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日本で「転勤」が減少する理由からベトナムでの「転勤」が広がるかを考える

労働政策研究・研修機構が2017年に

転勤で困難を感じること

というアンケートを転勤経験者の正社員に聞いたそうです。

その結果は

 各項目の「そう思う・ややそう思う」の合計の割合は、「介護がしづらい」が最も多く、75.1%。「持ち家を所有しづらい」(68.1%)、「進学期の子供の教育が難しい」(65.8%)、「育児がしづらい」(53.2%)、「子供を持ちづらい」(32.4%)、「結婚しづら

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