松永暢史

乳幼児から高校生までの教育相談はこちらから▶https://matsunaganobu…

松永暢史

乳幼児から高校生までの教育相談はこちらから▶https://matsunaganobufumi.edorg.jp/onlinesalon  新刊 https://amzn.to/3V69CMx

マガジン

  • ぶんかい算まとめ

    • 1本

    2024年7月12日発売の『算数が苦手でもだいじょうぶ! 小学生のための魔法の暗算術「ぶんかい算」の本』(KADOKAWA)の本の使い方や裏話をまとめています。https://amzn.to/3V69CMx

  • 魚遍歴

    松永暢史の子ども時代の回想録。落ち着かない男子をどう育てるべきかが分かる子育てエッセイ。

  • 松永式の子育て・教育方法

    松永暢史がどのように子育て・教育をおこなうべきと考えているのか、理念と実践を語っているブログをまとめています。 子育て・教育相談はこちらから▶https://matsunaganobufumi.edorg.jp/onlinesalon/

  • 音読から会読

    音読から会読(リベラルアーツ)まで松永が実践していることをまとめています。音読がどのように実践されているのかを確認したい方はこちらのマガジンをご覧ください。

最近の記事

  • 固定された記事

『未来の学力は「親子の古典音読」で決まる! 増補改訂版』が今月発売です! https://amzn.to/45tIavS

    • 秋分神戸行き

      ついに「涼しい!」。 今日はこれから神戸で音読講演会。 例によって土日は国語授業でいっぱいだったが、土曜夜はリベラルアーツ初級で『論語』も読んだ。 机上では、「いのちの祭り」の次世代の未来についての考察を試みんとするが、しなければならない「頭脳労働」はそれだけではない。そして暇さえあれば読むべき文献に目を通す。 「状況情報過多」と言うより、その「処理」に追われて、個人ですることの「限界」というより、己の能力の不足を呪う。 「時間」が足りない。 しかし、これこそ期待すべき「状況

      • カタカムナ研究家芳賀俊一氏とのコラボについて

        机上に2冊の本がある。一つは芳賀俊一著『カタカムナの使い手になる』(ヒカルランド刊/2016)であり、もう一つは『潜象道略儀』(博進堂刊/1996)である。 「潜象道」は、新潟のカタカムナの肝入り研究家の関川二郎氏(1922〜2000)が創設した、目に見えぬ潜象を対象とする研究集団であり、芳賀俊一氏はその後継者で特殊な能力を獲得されている方である。 この秋、カタカムナ関係の方からのお誘いを受けて、いくつかコラボ公演をすることになっているが、その一が、10月21日の芳賀俊一氏と

        • いのちの祭りー13ーヒッピー的情景

          お昼過ぎ。通りがかりに顔見知りの一人の「元ヒッピー」さんに、「この中に入ると食堂があるの?」と訊くと、「あるよ、結構おいしいよ。案内しようか一緒に行こうか」と言われたので、センターハウス内へ入ると広い食堂があり、入り口で高校生くらいの女の子が食券の確認をしている。 「ありがとうチケットでいただけますか?」と訊くと、 「もちろんですが、差額はご提供になりますが・・・」と言うので、「あいよ」と千円券2枚を出してここを通過すると、ご飯は玄米か白米か自分で選んで皿に注ぐと、カウンター

        • 固定された記事

        『未来の学力は「親子の古典音読」で決まる! 増補改訂版』が今月発売です! https://amzn.to/45tIavS

        マガジン

        • ぶんかい算まとめ
          1本
        • 魚遍歴
          26本
        • 松永式の子育て・教育方法
          22本
        • 音読から会読
          36本

        記事

          いのちの祭りー12ー「範疇外」になることについて

          いのちの祭りについて書き綴っているが、実はまだ二日目の31日のままなのである。 昨日、西荻のナワプラサード書店で、「部族」の関係者の本や詩集を数冊買ってきたが、これを読むとますます書かねばならぬことが多くなってしまう。だが、このブログの読者にこれ以上このことの延長線をお知らせしてもいささか意味ないようにも思われる。 内部に風呂も食堂も宿泊施設もホールもあるというスキーリゾートセンター前の中央駐車場の整理係をしているのは、やや短髪で赤ら顔、サーフパンツに上半身裸でサンダルばきの

          いのちの祭りー12ー「範疇外」になることについて

          満月近地点前記述

          午後6時。東空にデカいほぼ満月。 「いのちの祭り」のことに触れて、書き切れぬ「溝」にハマってしまっている。 次々に新たな「資料」の存在が「判明」して、なかなか結論部分に至ることができない。 しかし私は、このカルチャームーブメントに何とも言えない親近性を感じてしまうのである。 だが、時はどんどん過ぎて行く。すでにあれから二週間。 「後ろ髪」を引かれながらも、「モード」が異なってくる。 過去は「過去」になる。 18日 11:34 ○ 満月         22:22 ☆ 近地点

          満月近地点前記述

          いのちの祭り−11ーヒッピズムと原発

          「ヒッピームーブメント」、それは学生運動崩壊後に一つの方向性を示した「カルチャー」である。 社会的なしがらみから逃れて、自己のやりたいことをやる。 これはソクラテスの、「みなさん全員にお伝えしたい。おおよそ不必要な財産の収得や意味のない社会的地位の獲得を目指して、その傍で自己の魂の永遠向上性を探究することを忘れることがあってはならない」(松永現代語訳編)という言葉と矛盾しないように思われる。 「奴隷」ではなく、「市民」に向けられたその言葉が意味するところは、「つまらない社会的

          いのちの祭り−11ーヒッピズムと原発

          いのちの祭りー10ー長沢哲夫『部族宣言』

          「部族」については、画家の山田塊也(2010没)のHP『ヒッピームーブメント史 in ヤポネシア』や、上野圭一/塩澤幸登『全記録 諏訪之瀬第四世界』(河出書房新社)や、槇田但人編の『NO NUKES ONE LOVE』(プラサード書店)に詳しいが、新宿出身の詩人長沢哲夫(1942〜)が、新宿や国分寺、中央線沿線のコミューンで知り合った、詩人のナナオサカキや画家で文筆家の山田塊也や作家の山尾三省や詩人で音楽家の内田ボブらと共に1967年に『部族新聞』創刊した。その創刊号に書いた

          いのちの祭りー10ー長沢哲夫『部族宣言』

          いのちの祭りー9ー時代的流れの背後にあるもの

          リバプール出身のビートルズが本格的に活動を開始したのは1962年。このカウンターカルチャー的、かつサイケデリックなロック音楽は、瞬く間にイギリス、アメリカそして全世界の若者を魅了し、その後の世界の音楽に大きな影響を与えたが、1970年に最後のアルバム「Let It Be」を発表して解散した。 つまり、日本で学生運動が盛んに行われている背後で、今となっては「伝説」のロックバンドが世界を席巻していることになる。 日本では64年に東京オリンピックが開かれたが、ビートルズ来日は66年

          いのちの祭りー9ー時代的流れの背後にあるもの

          いのちの祭りー8ーカウンターカルチャーの東西融合

          1896年のプッチーニ(1858〜1924)作曲の人気オペラ『La Boheme』は、パリの定職を持たない貧しい作家、音楽家、画家、哲学者などの、世間に背を向けて生きる者たち=ボヘミアンの世界を描いた作品である。 第二次大戦後、ジャック・ケルワック(1922〜69)、アレン・ギンズバーグ(1914〜97)、ウイリアム・バローズ(1926〜97)による「ビートニク」、ビートジェネレーションの文学が、アメリカンモダニズムの否定、自我の無制限的な解放、自己の魂の追求を訴えて、後のヒ

          いのちの祭りー8ーカウンターカルチャーの東西融合

          いのちの祭りー7ー全学連と全共闘

          「全学連」―全日本学生自治会総連合は、1948年に全国145の大学自治会が参加して結成され、当初共産党指導の下、後にこれに対する批判派―「新左翼」によって、60年代の安保反対闘争などに拡大するが、その後「革マル」、「中核派」、「革労協」などの各派に分裂し、これが対立抗争し、「内ゲバ」に至った。 これに対し、「全共闘」は、1968年の日大の巨額使途不明金に対する学生たちのデモが発端であり、一方東大では医学部インターン生を中心に待遇抗議運動が広がり、他の大学でも学費値上げ反対闘争

          いのちの祭りー7ー全学連と全共闘

          いのちの祭りー6

          とかく足元ぬかるみに気を取られるが、徐々にこの祭りのムードに馴染んできた。 台風過ぎた土曜日なので、いよいよ人が集まってくる。 道行く人は、男女とも良い顔をしている人が多い。「美しい」と言ってもよい。 祭りなんだから楽しそうなのは当たり前であるが、そこには普段都会でお目にかからない人たちの集団があった。 化学繊維ではない素材を使った衣装。 自然な染色。 ラスタ風の人もいる。縄文風の人もいる。 長い髭を蓄えた仙人風の人もいる。 赤ん坊を抱いた人もいる。 飲食店はほぼ夫婦家族で営

          いのちの祭りー6

          いのちの祭りー5ーカタカムナ音読会

          9時45分からのカタカムナ音読会は、縄文エリアのせいか意外とすぐ人が集まった。 例によって、母音発声から子音発声、そしてカタカムナ。 祭りでテンション高いのか皆大声でやってくれてやりやすい。 しかし持ち時間は45分。次出番の太鼓おばさんに時計を提示されて終了。 でも「手応え」はあった。 他にもいろいろな方法がありうるが、今のところ全ての人に効くのはこのカタカムナ音読法。 これが子どもたちの耳に届けば、その子どもたちは言語使用に遅れを取らないソフトを得ることができる。 日本語を

          いのちの祭りー5ーカタカムナ音読会

          いのちの祭りー4

          久しぶりでの車中泊。疲れてあっという間に眠りに落ちた。 31日午前5時30分。起き出して動き始める。薄曇りながら、朝の会場情景を掴みたい。 カバンと簡易チェアと短い竹棒。 昨日は暗くなってから着いたので、よく確認できなかったが、テント一面に広がり、あちらこちらのエリアにティピやゲルがそびえるのが見える。 朝からなのか、昨夜のままなのか、絶えず人が行き交う。 珈琲屋台を見つけてコーヒー購入。マイカップに入れてもらうが、手がいっぱいになる。 竹棒を左手に持つ。 相変わらずの泥んこ

          いのちの祭りー4

          いのちの祭りー3

          会場までにはいくつかの駐車スペースがあった。しかし、係の人に「出演者」と告げると、「中央駐車場」と書いた提示用の紙を渡され、人がごった返す中どんどん奥に進み、さまざまなやりとりはあったが、運良く会場に最も近い舗装のある駐車場に停めることができた。いずれにしても車の数が多過ぎてパニック状態。後で聞くと、先に通り過ぎた駐車場からはシャトルバスでやってくる形になっていたと言う。 昨日の夜は土砂降りだったそうで、足下は泥だらけのぬか道。ワークブーツに履き替えて「奥」を目指す。 明かり

          いのちの祭りー3

          いのちの祭りー2ー台風10号

          いや〜国内で今までにない交通困難を体験した。 30日朝、台風10号近づく中、中央道で山梨甲府側に抜ければほとんど雨は降らないはずと判断して、午前6時現地着10時を目指して出発した。 調布で中央道に乗り、八王子方面小雨の中順調に走っていると、やがて前が見えないほどの強い雨になった。しかし経験上「慣れたもの」、これを抜けて山梨県側に入ればあっという間に目的地と楽観。しかし、この時間珍しいことに、石川パーキングエリア「満車」の電光掲示がある。通り過ぎる時見ると、なぜかトラックがいっ

          いのちの祭りー2ー台風10号