松永暢史

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松永暢史

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マガジン

  • ぶんかい算まとめ

    • 1本

    2024年7月12日発売の『算数が苦手でもだいじょうぶ! 小学生のための魔法の暗算術「ぶんかい算」の本』(KADOKAWA)の本の使い方や裏話をまとめています。https://amzn.to/3V69CMx

  • 魚遍歴

    松永暢史の子ども時代の回想録。落ち着かない男子をどう育てるべきかが分かる子育てエッセイ。

  • 松永式の子育て・教育方法

    松永暢史がどのように子育て・教育をおこなうべきと考えているのか、理念と実践を語っているブログをまとめています。 子育て・教育相談はこちらから▶https://matsunaganobufumi.edorg.jp/onlinesalon/

  • 音読から会読

    音読から会読(リベラルアーツ)まで松永が実践していることをまとめています。音読がどのように実践されているのかを確認したい方はこちらのマガジンをご覧ください。

最近の記事

  • 固定された記事

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    • 満月過ぎ近地点記述

      午前5時。南天中空に、満月過ぎ近地点月。 生徒たちから学校成績の付け方や三者面談の教師の様子などの報告を受けると、いよいよ教員の質が時代にそぐわない状態であることが浮かび上がる。これは以前から、いやずっと以前から続いてきたことだが、ここ近年ついに「末期的」とも言える状態に近づきつつあると思う。職場環境や採用問題の実態からもそれは明らかなことだと推察されるが、能力が足りないのにそれ以上のことを要求されている教師たちに直面させられているのは子どもたちなのである。 子どもを相手にす

      • 満月近地前

        21日夕方、東空の満月は、ややオレンジ色を帯びて常よりも神々しかった。 この「タイミング」で、「コロナ」に罹った?バイデン氏は、「撤退」を表明した。 「暗殺の失敗」によって叩きのめされたバイデンは「敗退」させられた。 「ウクライナ」も終わった。「パレスチナ」も終わる。 とすると、次はどういうことになるのか? 次は、各民族各国家共存共栄、一般世界全体的に経済的に「楽」になるようにするにはどうしたら良いのかを考えるという方向性に動くのか。 それともあくまで「楽」を求めるには、「弱

        • 候補者名よりも国名を連呼することについて

          なぜか「メディア」は「強調」して見せないが、トランプ氏が打たれた時、一度かがみ込んだのちに、おそらく犯人が射殺されたのを確認すると、氏はシークレットサービスの中から立ち上がり、「Fight!」と拳を突き上げた。青空を背景に星条旗をバックにしたこれはすでに有名なシーンであるが、私がここで喚起したいのは、そこで聴衆からは一斉に、「USA!USA!」の連呼が起こっていることである。 なぜ、大統領選活動の最中に出す声は「USA!」なのか?そしてなぜ、「Trump!」ではないのか? そ

        • 固定された記事

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        記事

          月の遠近WAVEから見たトランプ氏暗殺未遂事件

          2024年7月13日午後6時(日本時間14日午前7時)頃、米国北東部ペンシルバニア州西部のピッバーグ北部近郊のバトラーで、米国大統領候補のトランプ氏が演説中に銃撃された。トランプ氏は無事だったが、犯人はピッツバーグから約20キロ南に住む20歳の青年で現場で警察に射殺された。 2022年7月8日午前11時31分、奈良県奈良市の大和西大寺駅で元首相の安倍晋三氏が銃撃暗殺された。容疑者は、奈良市在住の41歳の男だったが、警察に拘束されて収監中である。 月の遠近WAVEカレンダーによ

          月の遠近WAVEから見たトランプ氏暗殺未遂事件

          なんちゃって

          私はこれまで自分をやや「過激なところもある人間」だと思ってきたが、(残念ながら、)必ずしもそうではないことを自覚せざるを得ない時代に突入していると感じている。 個人個人の勝手な「直感判断」の集積が社会的「第一義」であり、しかもそれはいつでも常に「修正可能」な「ファジー」な状態にあると言うのも「前提」・「常識」である。 なんらかの「流れ」の中で、ナチュラルに今の自分に最適な方向性を選択する。 それはひょっとすると、これまで既成のアタマのハタラキとは異なる種類のものなのかもしれな

          なんちゃって

          国語学習正攻法について

          夏休みがやってくる。 学校授業や課題から解放されて、自ら思いっきり自分の力を高めることができる期間がやってくる。 その中で、国語力を伸ばしたいと思う者は、記述解答訓練を旨とすることを心がけるべきである。 成績を上げたい→試験で得点したい→試験問題ができるようになりたい。 と思うのが普通で、結果的に多くの生徒は、たとえば通常の公開模試のような出題形式の国語テストで高得点することを目指して勉強することになる。しかし、実はそれでは本当の力がついたことにはならないのである。しかも公開

          国語学習正攻法について

          国語選択肢、抜き出し、穴埋め問題の一般化の背景と影響について

          私は、「教育環境設定コンサルタント」、「能力開発インストラクター」としての仕事をしているが、その実は入試国語、特に記述解答の指導が専門である。ところが最近、入試国語問題が易化し、自分で考えて答えを書くという設問が減り、「答えに該当する部分を文章中から〜字で抜き出しなさい」とか、「次の文章の枠内に文章中の言葉を抜き出して埋めなさい」と言った「擬似記述問題」が多くなってきている。そうして入学試験問題の大半は選択肢問題になっているところがほとんどであるのが実情である。 中学入試では

          国語選択肢、抜き出し、穴埋め問題の一般化の背景と影響について

          選挙と「洗脳」について

          6月30日のフランス国民議会総選挙で、マクロン大統領を支える与党連合は、ル・ペン党首率いる国民連合に得票率で負けた。これはマクロンがフランス国民を「洗脳」できなかったことを意味する。7月7日に決選投票があるとのことであるが、移民排斥のナショナリズム政党の躍進は注目に値する。続いて本日イギリス下院選挙が行われ、野党労働党が圧勝とのこと。これも与党が国民を「洗脳」しきれなかったことを意味する。アメリカでは、バイデン氏の民主党が敗れ、共和党トランプ氏の政権ができることが確実視されて

          選挙と「洗脳」について

          出雲・安来・三朝・三徳山ツアー企画について

          ご存知の方は少ないとは思われるが、「JR伯備線」は、岡山から倉敷を経て、岡山県最北西部の新見駅から、広島方面「芸備線」を少し走り、備中神代から中国山地越えして米子に至る線である。「芸備線」は、神代から西南に向かい、三次、今話題の元石丸市長安芸高田市の甲立駅を通り、遙か西南の広島駅を結ぶ、新見からおよそ160キロの線である。興味のある方は地図でよく確認して欲しいが、芸備線の備中神代〜備後落合間は最も乗客数の少ない山岳地帯であり、新見からは約1時間20分かかる。ここには高速道路ト

          出雲・安来・三朝・三徳山ツアー企画について

          「誕生」という不思議なことについて

          17歳で理系から文系に転じ、二浪して私大哲学科に進み、そして21歳の時、アフガン西北部の砂漠で死にかけた時、それまでの自分のどうしようもない甘さを悔いたと同時に、①命が保障されている②次の行動の選択が自由である、の両者が与えられればそれだけで男は充分「ラッキー!」と確信するようになって生きてきた。 大卒後も就職せずに、家庭教師のバイトに海外旅行文学的生活を連続と思いきや、どういうわけか26歳で結婚してしまい、30代で長男長女が生まれ、42歳でローンを組んで家を建て、ただただ家

          「誕生」という不思議なことについて

          幸いの時

          土曜午後3時。道路はやや混んでいた。奥多摩まで約2時間。乗っていた生徒は3人。中3のアブラと、大学新入生のドラゴン暗渠マンと、アブラが勝手に声をかけた小5クセ者キックボクサー。アブラがふとアタマに思いついたことを質問してくるので、みんなその相手に「辟易」。私は無視。キックボクサーは「利口」、片言しか応じない。ドラゴンは、「それでそれはいったいどのような意味を伝えたいために我々に話しているのか?」などとやや親切に応じている。 アブラは、「〜っていうの・・・・・するのがあるんです

          「ウナギ」と「タナゴ」のハナシの展開

          なぜこのブログを書くのかーそれはおそらく制約なしに思いのままに書くことが楽しい、いやオモロいからであろう。 「オモロい」には、「旅」同様、どこかに予期せぬことが起こりうるという可能性が潜在していなければならない。 すると、オモロい文章を書くとは、予期せぬことが起こりうる可能性の追求をその要素に持つと言うことになるのか。 この一週間で予期せぬアクセスに二つ遭遇した。いずれもHP管理者から転送されてきたものである。 長らくお読みの方にはご記憶があるかもしれないが、昨年の夏に、「魚

          「ウナギ」と「タナゴ」のハナシの展開

          子どもに伝えるカタカムナ音

          人は、カタカムナの音を知るべきである。そして、カタカムナの音を子どもに聴かせるべきである。 そうすれば変わる。左脳知識偏重型から、右脳直感把捉型のアタマのハタラキに舵を切ることができる。 今まで悩んでいたことの多くがあまり意味のないことであったことが知れる。 私たちは標準語的意味規定に偏り過ぎた。その結果、それをなんとか扱い駆使することができる人たちにいいようにやられていることに自覚的でない。 しかし、「正邪」の意味合いは、時が経てばおのずから明らかになる。 その時に、「ああ

          子どもに伝えるカタカムナ音

          夏至過ぎ満月前記述

          今日は夏至であり、明日は満月である。外は雨であるがその波動下での記述を試みる。 若い頃、哲学科というところに進学してすぐ気づいた。それは言語が不完全なものである以上、それを用いて究極的な哲学的な真理を把捉、言語化することは不可能であるということである。 ではどうするか? そのダイアローグに対する答えは、「言語の可能性を追求するために言語で意識的にふざけること」というものだった。 というわけで、「冗談」で文学するのが正しいと考え、「冗談文学」の実践創作に勤しんだ。目指すは、ラ

          夏至過ぎ満月前記述

          未来の学力は、親子の古典音読で決まる!

          私は繰り返し申し上げている通り、自称「限りなく無神論に近い哲学系」の個人教授者であるが、どう言うわけか30年ほど前、偶然カタカムナというものに出遭って、それを生徒に音読させると国語力の伸びが大きいことを発見した。 それ以前から、国語力の伸長には日本語古典を音読することが肝要で近道ということはわかっていた。 子どもの学力を伸ばすには、まず言語理解能力を高める必要がある。話されたことや文字で書かれたものを正しく了解する能力が必要である。 それには、過去の日本人が最も多く音読したテ

          未来の学力は、親子の古典音読で決まる!