
イラストレーターとして埋もれないためにどうするか考える
どうも、ギャルが好きでいつも描いている。
黒ギャルイラストレーターこと木村コッコです。
今回はイラストレーターとして
埋もれないためにどうするかについてです。
下記の前回に近い内容ですがさらに掘り下げた部分の視点で書いていきます。
イラストレーター、漫画家といった作家業界は人口が多く元々レッドオーシャンです。
なんたって競合が今でも加速的に増えていますから、2010年代あたり同人界隈が盛り上がり絵を描く人が増え、近年ではYouTubeで情報も取りやすく、クオリティの高い絵を描く人が増えています。
しかし現実、絵が上手いだけで食べていけるかと言うと実はそうでもないというこの界隈。
結論から言うとイラストレーターも企業と同じように
ビジネス的な視点が大事だと最近は特に感じます。
自分は何が描きたいのかを理解する
ここはいわゆる一番「根っこ」の部分です。
大前提としてここがしっかりしていないと基本何やってもうまくいきません。
自分が心から何を一番描きたいのか。
決してブレてはいけないところです。
つまり変えてはいけない重要な部分です。
自分はかわいい女の子を可愛く描きたいと言うのが根っこになります。
ギャルを描くのは好きで根っこに近い部分でもありますけどね。
細かい部分はその時の時代などよって変化するので、ブレてはいけない部分は、自分のように「かわいい女の子を描きたい」みたいな大きな括りで大丈夫です。
やりたいことがブレないというのは描き続ければ、
「この人はこうゆう絵を描く人だよね」って認知されやすくなるので自分のブランドを確立していくことには良いです。
ただし、二次創作メインだとそのあたりがより難しいところですね。
自分は何が得意かを具体的にする
根っこの部分がわかれば、
次は得意な分野を見つけましょう。
得意と言っても難しいという方は、あっ自分はこれ好きだなって思えることでも良いです。
何にしてもこれまでの経験から
複数の要素を掛け合わせることで
新しい発見や表現が生まれることがあります。
それこそ絵以外の趣味や、興味のあるものから掛け合わせてみたり色々試してみるのが良いです。
例えば自分の場合、日本酒が好きなのでそれに可愛い女の子(一番描きたい要素)を掛けたりなどして膨らませていきます。(実際それだけだとまだ弱いので、あともうひとつくらい要素を掛け合わせますが)
同じものを創り続けても描く側も見る側もそのうち飽きが来ると思います。
常に新しい体験などから刺激を得ること、それが創作の醍醐味です。
どう収益につなげられるかを考える
何にしても結局、どうマネタイズ(収益)できるかが鍵です。
ただし、短期的ではなく中長期的な収益の戦略がないと
外的要因ですぐ潰されていくなどジリ貧になりやすいからです。
この辺はどの業種であっても、
個人も企業も変わりません。
Skebでの個人依頼などで収益は出せますが結局描いた分、更新した分の収益が入りますが長期的に考えると体力的に厳しくなると思います。
体調を崩して絵が描けなくなったりすると基本的に売上は下がります。
労働ができなくなるので、そこは会社員の欠勤と同じです。
ファンボックスなどはサブスクなので入ってる人がいるぶん収益が入ってきますので一概には言えませんが、やはり更新ができなくなってくるときつくなってくるかと。
また画力を上げて勝負しようと思う人には厳しいことを言うようですが、フォロワー人数万単位かつ圧倒的な神絵師レベルくらいでないと難しいですし、果てしなく時間がかかり現実的ではありませんのでおすすめしません。
お前何十年も修行して達人にでもなるのを待ってから戦場にでるつもりか?
気の長げェ話だな。
飛び抜けた高いスキルを持っていることは
確かに素晴らしいですが
収益が出ていなければキツイだけです。
本業があって趣味だったり傍でやる分には問題ないですが、フリーで食っていこうと思うならば相当キツイと思います。
どう収益に結びつけるかを考えたり、
自分の武器を増やしたりなどはありますが、
できることは人によって多種多様です。
自分に合ったやり方で戦っていくことが重要です。
今はクオリティの水準が上がり、
良いものであることが前提になっています。
良いものが必ず売れるという訳ではないので、
工夫は必要です。
例えば、どんなに美味いラーメンを作っても
選んでもらえなければ当然、利益は出ません。
美味いラーメン店はたくさんあります。
そこで他店と違う良さで差別化をしブランディングを確立させることがポイントなのです。
(まとめ)生き残るために
これまでのポイントを会社で例えてみると
何が描きたいのか(企業理念)
何が得意か(事業内容)
マネタイズできるか(マーケティング)
と言ったところでしょうか。
企業理念が軸となり、その上でどんな事業をするのか。
そしてどう収益を上げていくかを考える。
こうして考えると案外シンプルじゃありませんか?
こういった意識を実際どのくらい持っているかわかりませんが、10代などの若年層には少し難しいかもしれません。
自分は本業でデザイン業をしていますが、
上記のような意識で仕事をするようになってきました。
小さい会社なのでそういうことに触れる機会があるのは良かったです。
学生の頃より社会人になってからの方がすごく勉強するようになりました。
自分はそれが楽しいとも思えるのが嬉しいですけどね。
描くこと、画力向上だけに留まらず
様々な視点で考えることで
周りに埋もれず、自分らしい創作と表現ができるのではないかと思っています。
以上のことからイラストレーターとしてビジネス視点がより大切になっていくという内容でした。
ここまでご覧いただきありがとうございました。
それではまた。
かわいい・かっこいい女性のイラストをメインに、明るいポップなのイラストを得意としています。
広告代理店の業務経験もあり、デザインも手掛けます。
Instagramやってます。作品を見たい方はこちら。
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