なぜ「高配当株投資」をやるのか!?
この記事では、高配当株投資について記載したいと思います。
私が高配当株投資をやっている理由、それは「配当金が欲しいから」です。
株式投資は主にキャピタルゲイン(値上り益)とインカムゲイン(配当金)を狙う2つの投資方法があります。
どちらが優れているというのは無く、どちらを選ぶかは人ぞれぞれの投資目的によって決めるものです。
それでは下記で高配当株投資のメリット・デメリットなどについて記載したいと思います。
1 高配当株投資とは
高配当株投資は投資先からの配当金の支払いが比較的高い企業を選んで投資する戦略で、株価の値上がりだけでなく、定期的に配当金収入を得ることを目的としています。
この投資方法は、安定した収入源を求めたい方にオススメです。
配当利回りとしては、日本株であれば税引き前で4%以上、米国株で3%以上と言われてきましたが、日本株についても株価の上昇に伴い最近では3%以上あれば高配当であると言われています。
2 高配当株投資のメリット
1.安定した収入
高配当株は定期的な配当金を得られるため、安定した収入を得ることができます。
この収入については不労取得なので、気軽に使いやすく日々の生活を良くしてくれます.
また退職後は生活費として使えますし、株の売却を考える必要がないので、老後に難しいことを考える必要はありません。
2.低リスクの傾向
高配当株は通常、成熟した安定した企業が多いため、株価の変動が比較的少なく、リスクが低い傾向があります。
株式はいずれ暴落がありますが、その際に株価の上下が少ないのは心のゆとりにつながります。
また、株価が下がっても減配されにくい企業をあらかじめ選んでおけば、配当金は暴落時でも得ることができます。
3.精神的に楽
株式投資については、メンタルが大事になります。
値上がり益を狙って投資をする方は日々の株価を気にする必要がありますが、これが意外と精神的負担が大きいと思います。
株価は誰にも予想することは困難なので、自分の思い通りに動いてくれません。
もう少し高くなったら売却しようと考えていた時に、株価がいきなり暴落することや売却した銘柄が売却後に急騰することもあります。
その時に絶対に後悔をしないという方ならいいですが、大多数の人は後悔をして株辛いとなると思います。
その点、高配当株投資は株価を主軸とするのではなく配当金を目的とするので、日々の株価に翻弄されなくてすみます。
通常、配当金の額は年間に数回程度しか変わりません。
このメリットは意外と大きいと思います。
4.インフレ対策
配当金はインフレに対してある程度の防御策となります。
インフレが続けば企業の売上が上がるので、その分配当金が増える可能性があります。
企業が業績を上げて配当金を増やせば、その分収入が増えますのでインフレと相殺することができます。
5.市場平均に勝てる可能性がある
株をやるのであれば、高いリターンを得たいと思う方が多いのではないでしょうか。
高配当株投資については、市場平均に勝てる可能性はあります。
しかし、日本株であれば個別銘柄を自分で選定して買う必要があるので銘柄選定が大事になります。
ネットなどを見ていると財務状況が健全で、持続的な配当支払いが可能な企業を選定して長期で保有している結果、市場平均を超えるリターンを得ている方々は存在します。
手間はかかるかもしれませんが、配当金だけでは無く、値上がり益についても狙うことは可能です。
3 高配当株投資のデメリット
1.手間がかかる
高配当株投資を日本株でやる場合についてはまだまだ、魅力的な投資信託等はありません。
そのため、自分で銘柄選定をして投資対象を選ぶ必要があります。
最初は何に投資をすれば良いかわからないと思いますし、買った後についても企業の業績について確認する必要があります。
慣れるまでは、苦労すると思いますが、慣れてくると色々な企業について調べるのが楽しくなってきます。
しばらく挑戦してみて、この負担が嫌だけど、高配当株をやりたい人は投資信託を選ぶか米国の高配当ETF(上場投資信託)を選ぶことをオススメします。
2.値上がり益を狙いにくい
配当株は通常、成長が成熟している企業であり、成長株と比較して株価の上昇余地が少ないことがあります。
これにより、値上がり益の面でのリターンが低くなる可能性があります。
将来に向けて効率的にお金を増やしたいと考えている人には合わないかもです。
3.配当金の減配リスク
企業の業績が悪化した場合、配当金が減少したり、支払われなくなったりするリスクがあります。
特に景気の影響を受けやすい業種では注意が必要です。
このリスクについては、業種を分散させることや、過去の暴落の際に減配をしているか確認することによって低減させることができます。
過去に減配していなければ、次の暴落でも減配する可能性は低いと考えられます。
4.インフレリスク
配当金の増加がインフレ率に追いつかない場合、実質的な収入は減少します。
インフレが高い環境では、配当金の価値が目減りする可能性があります。
このリスクに対応するためには、過去の増配率や配当方針を確認していく必要があります。
5.集中投資のリスク
高配当株投資を始めようと考え、銘柄を調べると業種が偏っていることに気がつくと思います。
高配当株に過度に集中すると、特定の業種や企業に依存するリスクが高まります。
分散投資が不十分な場合、特定の企業や業界の問題がポートフォリオ全体に大きな影響を与える可能性があります。
高配当株投資は時間をかけてポートフォリオを作っていくものになります。
最初は偏ってしますかもしれませんが、いずれは配当利回りが低い銘柄が高くなる時がきますので、その時に購入することによってバランスの良いポートフォリオを作ることができます。
6.流動性リスク
高配当株というのは、何かしらの理由によって人気がないため、高配当になっているものが多いです。
そのような高配当株の中には、流動性が低い株式もあります。
これにより、売買をしたいと考えた時になかなか成立しないことがあります。
4.まとめ
高配当株投資は魅力的な投資方法でありますが、メリットデメリットがあります。
まだ、やろうか悩んでいる人は少額を投資して実際にやってみるのが良いと思います。
実際にやってみて合わないと感じるのであれば辞めれば良いと思いますし、自分に適していると思うのであれば続ければ良いと思います。
私は配当金を日々の生活で使いたいと思い投資を始めました。
しかし実際には、再投資をしています。
その理由としては、今の生活に満足しているので、無理にお金を使う必要がないからです。
ただ、今後配当金を使いたいと思う時は訪れると思いますので、その時に不労取得があるというのは心強いです。
配当金が入ってくるようになってからお金の心配をすることが減りましたし、仕事についてもお金のために働くという考えが減りました。
日々の生活を楽にしたい方やお金の不安を減らした方には高配当株投資はオススメの投資方法だと思います。
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