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IBSと摂食障害①
以前にも書いたのですが、小2できっかけがあり精神的に腹痛が起こるようになった。
長いお付き合いなので扱いも上手になったけど今もいつも一緒にいる。
小学生の頃あまりにも酷い日は早退する事もあり病院に連れて行ってもらったけど、精神的なものですね…と小児科の先生から言われてから腹痛では病院に行く事は無くなった。心の問題だから連れて行ってもらえなくなった。
どうにかしたいのに子どもには知識もなく頼る人もいない。
そこでまず、家庭の医学で病気を調べた。
次は祖母が定期購読していた きょうの健康 を引っ張り出し腹痛の記事を読み漁った。
過敏性腸症候群だ!と分かってからは診断された事は無いが私はきっと過敏性腸症候群。と、受け入れてどうしていくか考えた。
1番辛かったのは小学校高学年から中学。義務教育が関係しているのか分からないが教室から出てはいけない窮屈さ自由の無さが腹痛を一層酷くした。
高校になると一気に自由な風が入り、そこに留まらなくていいように緊張も解け心做しか腹痛は和らいだ。
案外腹痛仲間がいるもので、同じ様なお腹弱い仲間を何人か見つけると安心して、腹痛の事は話せるようになった。
小学生から続けた自己流の腹痛対処はどこからかバランスを崩してしまう。週末は下剤を飲みお腹を空っぽにしたかった。食べたら腹痛が起こりそうで怖くて、食べたら吐く。
これにが日常に馴染むとなるとエスカレートしていく。
下剤はお腹が痛くなるのでいつの間にか止めた。
簡単なのは吐く事。
お腹が痛くなりそうな物でも食べたら吐けばリセットされる。
腹痛回避が目的で始めた事も吐けば太らないという事に気が付いてから体型維持で吐くようになる。
ギリギリグレーの自制は効いたか。
体の負担への恐怖があった。
食べ過ぎた時だけ、お菓子を思いっきり食べた日だけ。毎日じゃない。
今日だけ、今日は1回しか吐いてない。
明日はやらない。
これが続いている事が本当に良くないのは自分でもわかっているのにやめたいのに、やめられない。
ナチュラルな体型維持だとしても10年以上吐けば立派な摂食障害だった。
ところが、ある大事な出来事のお陰でピタリとやめることが出来た。
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